「九尾狐(クミホ)伝~不滅の愛」は、運命の出会いを果たした九尾狐と人間の女性が織りなすファンタジーロマンスでイ・ドンウク主演の大好きな作品の一つです。人間の女性アウム(チョ・ボア)を愛してしまった九尾狐イ・ヨンの運命はどうなるのか?転生したアウムと巡り合うことはできるのか?そして悪神の蛟竜(こうりゅう)を倒すことはできるのかー。
「九尾狐(クミホ)伝~不滅の愛」は2020年の人気作品なので、最近ではほとんどの動画配信サービス(VOD)で視聴できます。
それでは「九尾狐伝~不滅の愛」キャストex.登場人物の詳細、あらすじや感想を最終回までみていきましょう。
予告動画▼
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- 韓国ドラマ「九尾狐(クミホ)伝~不滅の愛」作品情報
- キャスト&登場人物一覧
- 主なキャストex&登場人物の詳細
- イ・ヨン(キャスト:イ・ドンウク)
- ナム・ジア(キャスト:チョ・ボア)
- イ・ラン(キャスト:キム・ボム)
- キ・ユリ(キャスト:キム・ヨンジ)
- ク・シンジュ(キャスト:ファン・ヒ)
- 蛟竜(こうりゅう)(キャスト:イ・テリ)
- ポク・ヘジャ(キャスト:キム・スジン)
- 奪衣婆 だつえば(キャスト:キム・ジョンナン)
- 懸衣翁 けんえおう(キャスト:アン・ギルガン)
- ナム・ジョンス(キャスト:ソン・ヨンギュ)
- イ・ヨンソン(キャスト:キム・ヒジョン)
- クォン・ヘリョン(キャスト:オム・ヒョソプ)
- チェ・テソク(キャスト:チュ・ソクテ)
- モク・チャンスン(キャスト:ウ・ヒョン)
- (キャスト:イム・ギホン)
- 使道<サト>(キャスト:イ・ギュヒョン)
- あらすじ&感想1話から最終回まで
韓国ドラマ「九尾狐(クミホ)伝~不滅の愛」作品情報
作品名 | 「九尾狐(クミホ)伝~不滅の愛」 |
---|---|
原題 | 구미호뎐 |
英題 | Tale of the Nine Tailed |
制作 | スタジオドラゴン |
放送 | tvN 2020年10月7日~12月3日 |
話数 | 全16話 |
演出 | カン・シニョ、チョ・ナムヒョン |
脚本 | ハン・ウリ |
キャスト&登場人物一覧
キャスト | 登場人物 | |
---|---|---|
イ・ドンウク | イ・ヨン | 九尾狐 |
チョ・ボア | ナム・ジア | オカルト番組プロデューサー |
キム・ボム | イ・ラン | ヨンの腹違いの弟 |
イ・テリ | 蛟竜(こうりゅう) | 疫病患者を捨てる洞穴で生まれた悪神 |
ファン・ヒ | ク・シンジュ | ヨンの世話係、獣医、狐の妖怪 |
キム・ヨンジ | キ・ユリ | ランが助けた狐の妖怪 |
キム・スジン | ポク・ヘジャ | 韓国伝統料理店「ウロンガクシ」店主前世でチェ・テソクの妻 |
キム・ジョンナン | 奪衣婆(だつえば) | 三途の川の番人、エンマ大王の姉 |
アン・ギルガン | 懸衣翁(けんえおう) | 三途の川の門番、奪衣婆の夫 |
ソン・ヨンギュ | ナム・ジョンス | ジアの父、元教授 |
キム・ヒジョン | イ・ヨンソン | ジアの母、元医師 |
オム・ヒョソプ | クォン・ヘリョン | ジアの放送局の社長 |
チュ・ソクテ | チェ・テソク | ジアの放送局のチーム長 |
キム・カンミン | ピョ・ジェファン | ジアの放送局の助演出 |
チョン・イソ | キム・セロク | ジアの放送局の放送作家 |
イ・ジョンミン | ヨウヌイ(狐女) | 新婦(第1話) 養父母と兄の肝を奪った罪で事務局に手配されている妖怪 |
チュ・イェジン | チョン・スヨン | ジアがバス停で会った女子高生 |
ウ・ヒョン | モク・チャンスン | バス事故からジアを守った老人 |
キム・ヨンソン | オファ島の巫女 | |
イム・ギホン | 五道転輪王 | 民俗村の占い師、十王の1人 |
イ・ギュヒョン | 使道<サト> | ヨンの友人、頭領、狐峠が縄張り |
シム・ソヨン | オドゥクシニ | 謎の青汁販売員 |
キム・ヨンソン | ジアの母ヨンソンの友人 少女時代のジアを催眠治療した医師 |
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主なキャストex&登場人物の詳細
イ・ヨン(キャスト:イ・ドンウク)
かつては白頭大幹を治める神として君臨していた1000年以上生きる九尾狐。狐なので恩を受けると必ず返さないといけないという制約がある。
過去:かつて山の神だったヨンは、幼いアウムに話しかけられる。その後、毎日通ってくるアウムが少女から大人になる頃には心を通わすようになっていた。しかし、悪の神蛟竜(こうりゅう)がアウムの体を乗っ取ってしまいー。本来ならアウムの魂は転生できないものとなっていたが、ヨンは奪衣婆に頼み込んである契約をする。
”山の神 イ・ヨンは、アウムの転生を条件に、幽明の境を荒らすものを裁きその恩を返すこと”それから現世に至るまで、ヨンは悪霊を退治しながら転生したアウムを探し続けている。
現在:ある日、結婚式場でヨウヌイ(狐女)を退治するときにジアとすれ違い、さらに狐峠で事故を起こすバスに乗っているところを目撃されてしまう。ジアの策略にはまり正体がバレるヨン。しかし、二人はまるで運命が絡み合うかのようにお互いを認識し助け合う関係になっていく。しかし、ある出来事をきっかけにジアの体の中にいた蛟竜が目覚めてしまい・・・。
<イ・ドンウク>
生年月日:1981年11月6日
身長:184㎝
血液型:B型
インスタグラム:leedongwook_official
出演作品(一部)
- マイガール
- トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜
- ライフ
- 真心が届く〜僕とスターのオフィス・ラブ!?〜
- バッド・アンド・クレイジー
- 九尾狐伝1938
- 殺し屋たちの店
ナム・ジア(キャスト:チョ・ボア)
オカルト番組『都市伝説を探して』のプロデューサー。幼い頃、狐峠で起きた事故で両親が行方不明となり、2人の行方を今も捜している。当時、ヨンと会っていたことを覚えていて、再会をきっかけにヨンとランが人間ではないという映像を撮影し、ヨンを脅して両親の行方を探すのを手伝わせることにする。
両親を探すためにヨンを利用しているはずが、いつも自分を助けるために駆けつけ傷つく姿に心惹かれていく。さらに両親は自分のせいで人生を台無しにしてしまったことを知ってしまいー。
イ・ラン(キャスト:キム・ボム)
人間と九尾狐の間に生まれたイ・ヨンの腹違いの弟。昔は兄ヨンのことを慕っていたが、人間の女性に恋をして山を下りたことを恨み復讐心を燃やしている。アウムが転生したジアとヨンがオファ島に渡ると、ランは島の巫女と手を組んで井戸に封印された蛟竜を解放する。
昔:人間と九尾狐の間に生まれたランは、村人から疎外され母親も手に負えなくなり山奥に捨てられてしまう。そこへ現れたのが山の神ヨン。ランはヨンのあとをついて行き、ヨンはランの面倒をみる。兄が大好きだったランだが、アウムの事件でヨンがいなくなり、神がいなくなった山に人間が火をつけてしまう。生きているだけで罪だと街中の人間を殺したランの前にヨンが姿を見せ、感動の再会も束の間ヨンは罪を償わせるためにランを剣で切ってしまうー。ランが死んでしまわないようにヨンは手加減したが、ランにはヨンに裏切られた恨みだけが残ってしまうー。
現在:蛟竜を解放し育てる手助けをしたランだったが、ヨンの本心を知ると今まで自分が誤解していたことに気づく。そしてヨンを助けるために自らを犠牲にするがー。
<キム・ボム>
生年月日:1989年7月7日
身長:181㎝
血液型:O型
インスタグラム:k.kbeom
出演作品(一部)
- 花より男子〜Boys Over Flowers
- 恋愛マニュアル~まだ結婚したい女
- 火の女神ジョンイ
- 華麗なる2人-ミセスコップ2-
- ロースクール
- ゴースト・ドクター
- 九尾狐伝1938
- ウエディング・インポッシブル
キ・ユリ(キャスト:キム・ヨンジ)
ランが助けた外来種の狐の妖怪。ランを慕い、ランのためなら何でもする覚悟を持っている。時々しっぽを隠すのを忘れるなど抜けたところもある。人間界では財閥の娘に成り代わり、モーズデパートのキ・ユリ理事として暮らしている。
虐待されていた飼い犬を盗んでシンジュのところへ連れていくと褒められ、ウロンガクシで一緒に食事をする。虐待されて育ったため今まで受けることのなかった愛情をシンジュから受け、心を許すようになる。
ク・シンジュ(キャスト:ファン・ヒ)
ヨンの世話係、獣医、狐の妖怪。白頭大幹時代からイ・ヨンの忠臣の役割をしてきた在来キツネで、現在は獣医としてジアの番組の監修をしている。動物の言葉が分かるので名医でもある。
ケガをした犬を連れてきたのをきっかけに、ユリは悪人ではないと判断しウロンガクシで一緒に食事をする。虐待されて育ったユリを理解し、次第に惹かれていく。
<ファン・ヒ>
生年月日:1998年10月18日
身長:177㎝
インスタグラム:無し
出演作品
- 明日、キミと(2017年)
- アスダル年代記(2019年)
- 医師ヨハン(2019年)
- ダリとカムタジャン(2021年)
- 黒い太陽(2021年)
- 九尾狐伝1938(2023年)
- 幻影恋歌(2024年)
蛟竜(こうりゅう)(キャスト:イ・テリ)
昔、疫病患者たちが捨てられた蛇窟で生まれた悪神。本能的に生きているものを憎む。 かつてアウムの父である王の体に入り、国土と民を荒廃させた。 山神であるイ・ヨンを狙ってアウムの体に入って死を迎えたが、復活して現代に現れる。
ジアの放送局の社長クォン・ヘリョンの元で驚くスピードで成長していく蛟竜だったが、本体は別にあり、完全体になるためにジアに付きまとい、さらに強靭な力を手に入れるためにヨンの体を欲する。
<イ・テリ>
生年月日:1993年6月28日
身長:181㎝
血液型:A型
インスタグラム:tae_rii_
出演作品(一部)
- 太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国(2021年)
- 女神降臨(2020年)
- 偶然見つけたハル(2019年)
- 太陽を抱く月
- ボイス3
- 恋愛ワードを入力してください〜Search WWW〜
- 紳士とお嬢さん
- 最愛の敵〜王たる宿命〜
- この恋は不可抗力
ポク・ヘジャ(キャスト:キム・スジン)
韓国伝統料理店「ウロンガクシ」の店主。ウロンガクはタニシ姫のことで、人知れず人助けをする人のこと。もちろんヨンやランのことは熟知していて、ジアが初めてきたときにヨンが人間を連れてきたのは初めてだと話す。
ヨンやランの他に、懸衣翁やシンジュの憩いの場でもある。
<キム・スジン>
生年月日:1974年9月29日
インスタグラム:bricolage74
出演作品(一部)
- ウエディング・インポッシブル(2024年)
- 私のハッピーエンド(2023年)
- ブレインズ~頭脳共助~(2023年)
- 九尾狐伝1938(2023年)
- 浮気したら死ぬ(2020年)
- 王になった男(2019年)
- Mr.プランクトン
- ナビレラ それでも蝶は舞う
- 賢い医師生活
- 浪漫ドクター キム・サブ
奪衣婆 だつえば(キャスト:キム・ジョンナン)
三途の川の番人でエンマ大王の姉。“来世出入国管理事務所”の上級公務員として、死者を三途の川へ送り出している。PCで死亡者の管理をしており、ヨンに頼まれてジアの父親と母親の名前が亡者名簿にないことを確認する。
未来が見えるため、ヨンには転生したアウムを捜さないように伝える。自分の息子を亡くした経験からヨンに厳しくするが、本当は心が優しい女性である。
<キム・ジョンナン>
生年月日:1971年7月16日
身長:163㎝
血液型:AB型
インスタグラム:kim_jungnan
出演作品(一部)
- 涙の女王
- 九尾狐伝1938
- 財閥家の末息子~Reborn Rich~
- 完璧な妻
- 恋するジェネレーション
- SKYキャッスル
- 愛の不時着
懸衣翁 けんえおう(キャスト:アン・ギルガン)
奪衣婆の夫。三途の川の門番として、死んだ人間たちに“あの世”のプレゼンテーションをしている。閻魔大王の姉の奪衣婆に逆らう事ができず結婚したこと後悔しているとウロンガクシに愚痴る。でも奪衣婆のことを理解し、常に傍で見守っている存在でもある。
ナム・ジョンス(キャスト:ソン・ヨンギュ)
ジアの父、元教授。21年前の狐峠での事故では遺体が見つからず、ジアだけが生きていると信じて探し続けている。
イ・ヨンソン(キャスト:キム・ヒジョン)
ジアの母、元医師。21年前の狐峠での事故では遺体が見つからず、ジアだけが生きていると信じて探し続けている。
<キム・ヒジョン>
生年月日:1970年12月4日
身長:160㎝
血液型:B型
インスタグラム:postplaykhj
出演作品(一部)
- スジと出逢ったウリ
- Sweet Home1.2
- 復讐の花束をあなたに
- 酒飲みな都会の女たち
- アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~
- ずっと、あなたを待っていました
- 2番目の夫
クォン・ヘリョン(キャスト:オム・ヒョソプ)
ジアの放送局の社長。昔、ヨンに斬られたランを助け、600年前から“あいつ”に仕えている人間。あの世の力で延命し続けてきた。ほおずきに取り込まれた人間の魂を吸い込んで命を繋いできた。
ランの命の恩人。恩を返さなければいけない制約を利用して、ランを使ってヨンをおびき出そうとする。
<オム・ヒョソプ>
生年月日:1966年10月24日
身長:171㎝
血液型:B型
インスタグラム:無し
出演作品(一部)
- 烈女パク氏契約結婚伝(2023年)
- 禁婚令、朝鮮婚姻禁止令(2022年)
- 太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国(2021年)
- 智異山<チリサン>~君へのシグナル~(2021年)
- 偶然見つけたハル(2019年)
- あなたが眠っている間に(2017年)
- ショッピング王ルイ(2016年)
- 星から来たあなた(2013年)
- 善徳女王
- わずか1000ウォンの弁護士
- 魅惑の人
- 美女と純情男
チェ・テソク(キャスト:チュ・ソクテ)
ジアの放送局のチーム長。昼食はいつも部下を誘って「ウロンガクシ」に行く。店主のヘジャのことを気に入っている。
<チュ・ソクテ>
生年月日:1976年3月19日
身長:180㎝
インスタグラム:無し
出演作品(一部)
- ハイド-私の夫の秘密-(2024年)
- マイ・デーモン(2023年)
- その男の記憶法(2020年)
- コッソンビ熱愛史
- アンダーカバー
- 昼と夜
- ブラームスは好きですか
モク・チャンスン(キャスト:ウ・ヒョン)
狐峠のバス事故からジアを救った酔っ払いのおじいさん。 その正体は狐峠周辺に建てられたモクチャンスンで、ジアが両親の無事を願ってお供えをしてくれていたので、その恩返しとして助ける。お供え物のマッコリをいつも持ち歩いている。
ヨンにジアの両親のことを聞かれるが何も知らなかったためボコボコにされてしまう。サト(使道)が詳しいとヨンに教える。
<ウ・ヒョン>
生年月日:1964年2月3日
身長:165㎝
インスタグラム:無し
出演作品(一部)
- 予期せぬ相続者(2024年)
- ブレインズ~頭脳共助~(2023年)
- 酒飲みな都会の女たち(2022年)
- コクドゥの季節(2023年)
- 九尾狐伝1938(2023年)
- ジンクスの恋人(2021年)
- 女神降臨(2020年)
- コンビニのセッピョル(2020年)
- コッパダン~恋する仲人~(2020年)
- 私のIDはカンナム美人(2018年)
- とにかくアツく掃除しろ!~恋した彼は潔癖王子!?~(2018年)
- 被告人(2017年)
- ヒーラー~最高の恋人~(2014年)
- ピノキオ(2014年)
- 美男堂の事件手帳
- 還魂
(キャスト:イム・ギホン)
民俗村の占い師。前世が見える“虎の眉”を持っていてランが買いに来るが、お金ではなく一番大切なものと交換するという条件をつける。ランがヨンを連れてくると、ヨンと引き換えにランに虎の眉を渡す。ヨンを手に入れた次は、ジアがヨンを買うというので、ジアが持っていた狐玉と引き換える。
実は十王の1人、五道転輪王で10番目の王。最後の審判者で転生を管轄、来世を決める役割を担っている。
<イム・ギホン>
生年月日:1975年11月16日
インスタグラム:無し
出演作品(一部)
- アンナラスマナラ -魔法の旋律-
- 終末のフール
- 京城クリーチャー
- 社内お見合い
- バッド・アンド・クレイジー
- 九尾狐伝1938
- 青春の記録
- ザ・ファビュラス
- 人間レッスン
- 無法弁護士~最高のパートナー~
使道<サト>(キャスト:イ・ギュヒョン)
ヨンの友人、頭領。狐峠を縄張りにしていて、ジアの両親のことを聞きに来たヨンに戦いを挑む。でもかつての山の神でヨンとは長年の親友。元は在来種のツキノワグマ。昔話の中の生き物を養っている優しい神でもある。
21年前の事故の日、スーツを着た人間が訪ねてきたことを覚えていて、その男の特徴と事故のターゲットは娘だったことを話す。
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あらすじ&感想1話から最終回まで
1999年、“狐峠”で奇妙な交通事故に遭ったナム・ジアは両親を失う。それから21年後、30歳になったジア(チョ・ボア)は、怪奇ミステリーを探索する番組「都市伝説を探して」のプロデューサーとして活躍していた。 ある日、結婚式場で花嫁が風のように消えたという不可解な事件に遭遇したジアは、現場で新婦が抵抗した跡と血痕、そしてキツネの毛を発見。事件の真相を突き止めるために取材を進めた先で出会ったのは、21年前に“狐峠”で彼女を救った九尾狐(クミホ)のイ・ヨン(イ・ドンウク)だった。
あらすじ
タイトル | あらすじ |
---|---|
第1話 狐峠での出来事 | 1999年、両親と車で移動中に事故に遭ったジア。気づくと家に戻っており、本物の両親ではないとわかると謎の男が現れる。それから21年後、怪談番組のプロデューサーになったジアは、おかしな事件に遭遇する。 1話の感想はこちら |
第2話 私はあなたを待っていた | ヨンとランが人間ではないという証拠を隠し撮りしたジア。その映像でヨンを脅し、両親捜しを手伝ってもらうことに。そんななか、ジアは両親の夢を見る。初めは幸せな夢だったが、最後には悪夢へと変わってしまう。 2話の感想はこちら |
第3話 竜王様の秘密 | 頭蓋骨を見つけた漁師の1人が遺体で見つかる。その漁師がピョンヒの父親と一緒にウナ号に乗っていたと知ったジアは、ヨンと一緒にほかの船員の家も訪ねる。すると、どの家にも同じ絵が飾られていることに気づき…。 3話の感想はこちら |
第4話 不吉な葬式 | 漁師の遺体が見つかった翌朝、ピョンヒ以外の住民が全員姿を消していると気づいたジア。その上、島じゅうの時計があの世の門が開く丑の刻で止まっていた。ペク刑事に相談したジアは、さらなる事実を知らされる。 4話の感想はこちら |
第5話 俺も君を待っていた | 子供たちの霊に襲われたジアは、ヨンに救われる。ぼろぼろのヨンを見て涙を流すジアだが、ジアの涙が触れた瞬間にヨンの狐玉が現れる。ジアがアウムの生まれ変わりだとわかり、ヨンはアウムとの思い出を語りだす。 5話の感想はこちら |
第6話 星回り | ジアの両親を連れ去った存在について知っているという使道を訪ねて、民俗村にやってきたジアとヨン。だが、使道に会うなり攻撃を仕掛けられる。同じ頃、ランは前世が見える“虎の眉”を探して民俗村を訪れる。 6話の感想はこちら |
第7話 輪廻のわな | 自分を助けるためにジアが占い師に狐玉を渡してしまったと知ったヨン。そのせいでジアの中で何かが目覚めたと奪衣婆から知らされ、しばらくジアの家で過ごすと宣言する。一方、ランは虎の眉を手に入れるが…。 7話の感想はこちら |
第8話 転生 | ランから送られてきた虎の眉で、ジアは前世でヨンに殺されたことを知る。ジアになぜ殺したのかと問い詰められたヨンだが、ジアとヨンが一緒にいたらどちらかが死ぬという懸衣翁の言葉を思い出し、ジアを突き放す。 8話の感想はこちら |
第9話 オドゥクシニ | オドゥクシニによってそれぞれが最も恐れている場所へ送られてしまったランとジア。ランは餓鬼の森で餓鬼に襲われ、ジアは狐峠で事故に遭う。オドゥクシニから2人の状況を聞かされたヨンは、彼らを助けにいくが…。 9話の感想はこちら |
第10話 デジャヴ | 餓鬼の森でヨンに助けられたことで、ランの心が揺れていると気づいた社長。借りが残っていると脅し、2日以内にヨンを引き渡すよう伝える。蛟竜はテリーと名乗り、都市怪談チームのインターンとして働き始める。 10話の感想はこちら |
第11話 ほおずき | ついにテリーと対面したヨンは、心臓をくれればジアとその親とランを解放すると提案される。一方、ネイルチップを持って社長のもとを訪ねたジアは、ヨンを引き渡せば親を解放すると取引を持ちかけられる。 11話の感想はこちら |
第12話 尻尾取り | 社長がヨンとランにだまされて、ほおずきまで奪われたと知ると、自ら動き始めたテリー。ユリに暗示をかけてランを襲わせた上、シンジュとウロンガクシのもとに出向いて、耳元で何かをささやく。 12話の感想はこちら |
第13話 もう1体の蛟竜 | テリーを眠らせるために血を流したジア。しかし、そのせいでジアの中の蛟竜が目覚めてしまう。ヨンはジアの中の蛟竜から、自分の体に乗り移ろうとしているわけを聞かされる。一方、テリーは社長を捕まえるが…。 13話の感想はこちら |
第14話 行き止まり | 木剣を使ってジアの中の蛟竜をだまし、ほかの体へ乗り移る方法を聞き出すことに成功したヨンは、蛟竜を永遠に封じ込めるための作戦を立てる。その間に社長の病が警察官に移り、感染が爆発的に広がっていく。 14話の感想はこちら |
第15話 私たちの運命 | ヨンは一緒に奪衣婆を倒そうとテリーに提案するが、実際はテリーと一緒に三途の川に飛び込む気でいた。テリーも別のたくらみがあるのは同じで、一足先に奪衣婆のもとを訪ねると、ボクギルとの仲について語りだす。 15話の感想はこちら |
第16話最終回 新たな九尾狐伝 | ヨンがテリーと一緒に三途の川へ飛び込み、謎の病が消えた世界。ジアは毎日のように奪衣婆と懸衣翁を訪ね、ヨンを救う方法を模索する。奪衣婆もヨンを生き返らせるため閻魔大王に掛けあうが、全く聞いてもらえず…。 16話の感想はこちら |
1話感想
1999年狐峠で両親と3人乗った自動車で事故に遭ったジア。父親と母親の姿はなく、たった一人で生き残る。記憶にはないけど、この時ジアはヨンに会っていた・・・。
それから21年後の2020年ー。
花嫁に化けたヨウヌイを退治するヨン。隣の結婚式に参加していたジアが、消えた花嫁のドレスから赤狐の毛を見つけて調べ始める。
ヨンは1000年以上生きた九尾狐で、初恋の人間の女性を探し続けている。来世出入国管理事務所には奪衣婆(だつえば)と懸衣翁(けんえおう)がいる。
そしてヨンは契約を交わしていた。
”山の神 イ・ヨンは、アウムの転生を条件に、幽明の境を荒らすものを裁きその恩を返すこと”
番組「都市会談を探して」のプロデューサーのジアは、消えた花嫁の事件の赤い傘の男ヨンを追うことで、ランに気に入られ不可思議な事件に巻き込まれていく。
バス事故の唯一の生存者の女子高校生スヨンをおとりにヨンを呼び出すジア。そしてスヨンに化けていたランとヨンの格闘シーンを隠しカメラで撮影→映像を使ってヨンの部屋のベランダから飛び降りる→ヨンに助けられる→ヨンの首に注射を刺す、と、ジアの破天荒さは目を見張るものがあります。
ヨンが空を飛べなかったらどうする気だったんだろう??
そしてヨンとランは兄弟。イケメン兄弟の乱闘シーンは見ごたえありますね。
2話感想
両親を探すために、唯一の手掛かりであるヨンと話をするジア。ジアの両親に対する切実さを知って、少し感情が動いたようでうすね。
ヨンは奪衣婆(だつえば)に、ジアの両親が三途の川を渡っていないことを確認するとジアに伝えます。
あまりにも住む世界が違うためジアとの関係を終わらせようとするヨン。でもジアは不可殺伊(プルガサリ)という妖怪を目の当たりにしてヨンと戦うところを見ても引き下がる様子なし。
ちなみにヨンが背負っている赤い傘は、妖怪退治の剣に変わりましたね。雨傘兼妖怪退治の剣といったところでしょうか。
西海の長山串沖で漁師が引き上げた網に頭蓋骨が入っていて事件になると、ジアは私的に調べ始めます。
ランにお腹がいっぱいになると教えられた不可殺伊を捕まえたヨンは、不可殺伊にランへ連絡をさせます。一緒にお酒を飲むヨンとラン。向かい合って座るイケメン兄弟は目の保養になりますね。
ランが絡んだ事件を調べに島へ渡るジア。ヨンも違和感を感じながらも一緒に島へ行きます。
島民に取材しても上手くいかないジア。ヨンは森へ行き姿を現した堂山木の霊と話をします。堂山木の霊は神が去ったので何も知らないと言います。朝鮮戦争の直後に台風と一緒に邪悪なものがやってきたのだとー。
木に縛られてどこにも行けないという霊の言葉を聞いて、ジアはヨンに確認したあとに堂山木に巻かれた注連縄(しめなわ)を切り霊を自由にします。
霊はこの島とジアは縁があると言い、島の北側で最初の答えが得られるといいます。
島の北側にはチャンサン蛇窟という洞窟があり、母親が妊娠中の時に父親とやってきて写真を撮った場所だったことをジアは知ります。
過去に島で起きていた失踪事件、海岸で祈願する巫女、森の中でジアを襲う島民、ミステリアスな雰囲気が漂います。そしてヨンがジアの肩の傷の手当てをするとそこから変化してー。
と、実は九尾狐伝を観るのは2週目ですが、こんなに早かったかな?と思うほど展開が早くて面白いです。まだまだ序盤ですが、しっかり楽しめますね。
3話感想
ほぼホラー×サスペンスの第3話。ギチャンの娘ピョンヒは父親の遺骨を並べて岩場で儀式をします。そこへ願いは叶ったと話しかけるラン。
当時ギチャンと一緒に船に乗っていた男性が次々に亡くなり、来世出入国管理事務所では、まだ名簿に載っていない名前がPCのエラーを引き起こしたと奪衣婆(だつえば)が苛立ちます。
島民の家に飾られた絵に蛟竜が描かれていることに気づきます。
その頃、ランは井戸に閉じ込められた雨竜を巫女の手を借りて解放することを企てます。
ジアに接近したランは、ジアに催眠を掛けようとするも失敗し、ヨンを信じすぎないようにと警告して立ち去ります。
いけにえにするために巫女にさらわれたジア。匂いが追えなくなったヨンは、日が暮れてから蛍の光に導かれながらジアのところへ向かいます。
月見草の結界に立ち往生したヨン。でも山神の全力の怒りを使ってジアを助けます。でも井戸の蓋は開き・・・
翌朝、ピョンヒ以外の島民全員が姿を消しますー。
ジアの危機には必ず現れて助けるヨン。このヒーロー感っぷりがたまらない九尾狐伝です。しかも、常に余裕があるところが素敵です。
4話感想
島民全員が姿を消したー。
島から戻ったヨンはランに会います。昔、山の神がいなくなって人間が山に火をつけ怖いを思いをしたランは、人間を次から次へと殺めていました。十王の命令でランを退治することになったヨン。
でも弟を殺めることはできなかったのです。
復讐心が収まらず、再び愛する女性を失うヨンの表情を観るために井戸に閉じ込められた竜を解き放ったラン。ランは止めるために自分を殺すように言いますが、ヨンは渡された短剣の刃を自分のほうにむけて柄の方をランに刺すフリをします。
人間(巫女)を殺めたことで罰を受けなければならないヨン。しばらくジアの傍を離れるためお守りの小豆袋を渡します。ヨンに与えられた罰は、人間の体で7日間の謹慎。場所は雪山監獄ー。俗世での7日は地獄の7年、その間は食べることも眠る事も自ら死ぬこともできない。
セロクの母親の葬式でジアは子供の霊に取り憑かれてしまう。ジアの危機を察知したヨンは、1日で出られるか、永遠にでられなくなるかの刀山地獄を自ら志願する。
橋を渡りながら飛んでくる刀を避けなければならない刀山地獄。それまでの謹慎で弱った体で渡り切れるかヨン自身も不安だったが、全身刀傷を負いながら、倒れながら、気を失いながら・・・それでもジアを思い出して渡り切り間一髪でジアを助ける。
傷だらけで意識のないヨンを見てジアの目から涙がこぼれたとき、ヨンはそこに狐玉を見つけるー
5話感想
「俺も君を待ってた」ヨンがアウムを見つけた瞬間の感動のシーン、素敵でした。
家に戻りヨンの傷の手当てをするジア。翌朝、ジアの寝顔を見つめるヨン・・・。シンジュが慌てて駆けつけたのでジアは目を覚ましてしまい、しかも番組の監修担当のシンジュが狐だということに驚きます。
ヨンとジアは二人でアイスを食べながらアウムについて話します。アウムは7番目の捨てられた王女で、王は何ものかに取り憑かれていたのです。王を倒すために弓の練習をしていたアウムー。壮大なスケールにジアは驚きます。
それでもアウムが死んだ理由を話せないヨンは、傷もほとんど治っていて回復したから出かけようといってジアを連れて出ます。
ジアが選んだのは葬儀場。ヨンはジアを追いかけていた姉妹の霊を呼び出し話をします。姉妹はお父さんに伝えたいことがあったのですね。
ヨンとジアの助けによって無事に成仏する姉妹。
一方、ランとユリも虐待されていた犬を助けます。連れて帰らないと反対するランの意見を無視して犬を連れて帰ったユリは、シンジュのところへ連れていき治療を依頼します。
ヨンとジア、ユリとシンジュ、何だか良い雰囲気ですね。でもヨンの願いは、ジアが幸せに生きる様子を見守ること。ジアが自分の未来には父と母がいて欲しいという夢を聞いて、そっと一歩引いて九尾狐らしく接します。
ジアの両親のことで手がかりを知っているという使道(サト)を探すために、仕事仲間とランチ中のジアを半ば強引に連れていくヨン。まるでデートのような雰囲気にジアも嬉しそうな様子。
向かった先は民俗村で、ヨンを待っている間にレンタルの韓服に着替えるジア。それを見つけたヨンはアウムそのもののジアに口づけをしますー。
今までの思いが溢れ出て抑えきれなくなったヨン。数百年分の思いなのですから、仕方がないのかも知れませんねー。
6話感想
ジアが「私を見て」と言いながらもヨンの目を見れないでいる一方で、ヨンはジアを見つめ続けます。自分の発言を後悔するジア。
でも使道は4人の山の神のうちの1人だと聞くと目を輝かせます。
手紙が結んである矢が飛んできて使道に会いに行くヨンとジア。ヨンと使道の争いが始まって心配になるけど、2人は長年の親友なんだってさ。
奪衣婆が怖くてウロンガクシに逃げ込む懸衣翁。店主のヘジャによるとそれは倦怠期で、倦怠期は誰にでもあるもの。最近では織姫と彦星も同居の話で揉めてるんだってさ。
もしかして懸衣翁はコメディ担当でしょうか?
使道の話によると、事故が起きると知らせにきたのは少なくとも朝鮮時代から生きている人間で、額にはかすかに墨刑の痕跡が残っている平凡な男性とのこと。そして狙いは両親ではなく、はじめからジアだったのだと言います。
でも前世が見える虎の眉を手に入れるためにランはヨンを差し出してしまい、ヨンは占い師に捕まってしまいます。早々に立ち去るラン。
ランの行く先には謎の男がいるー。ジアは迷いながらもヨンを取り戻すことを優先し、狐玉を渡してヨンを取り戻すことに成功します。
両親に置いていかれたのではなく、自分のせいで両親の人生を台無しにしてしまったというジアに寄り添うヨン。そして全てが終わったら、今起きていることは全て忘れて平凡な人生を送れるようにすると、寝ているジアに約束します。
その夜、ヨンは奪衣婆を訪ねます。
7話感想
蛟竜が生きていることや、蛟竜の一部をジアが持っていることを知っていて黙っていた奪衣婆に怒るヨン。ヨンの攻撃を奪衣婆が食い止めているところへ懸衣翁がきてその場をおさめます。
ただ懸衣翁も奪衣婆も、二人が一緒にいることでどちらかが命を落とすと心配していたのでした。できればヨンには関わって欲しくないという親心ですね。
そして狐と人間は決して結ばれないとー。
ジアが占い師に狐玉を渡したことを知ったヨンは、ジアの家で寝泊まりすることにします。朝4時半に起きて朝食を作るも失敗するヨン。そこへ着替えを持ってシンジュがやってきて、食事を作ったり掃除をしたりします。
会社にも一緒に行き、常にそばにいてくれることにお礼を言うジア。ヨンはもしかしたらこれが最後の生になるかもしれないと、覚悟していたのでしたー。そして、それも悪くない、とー。
一方、蛟竜を育てている社長の家でベビーシッターが行方不明になります。蛟竜の成長の最終段階、ベビーシッターを部屋に引きずり込んだ少年が次に扉から出てきた時は、青年になっていました。
ランと蛟竜は繋がっていると考えたヨンの指示で、ランを尾行するシンジュ。そこでランとユリが繋がっていることを知ったシンジュは驚きます。ユリに好意を持っていたのでショックですよね。
でもランは尾行に気づいていて、シンジュをボコボコにしてしまいます。ランが送ってきた写真をみて急いで駆けつけるヨン。二人が話をしているとランが落とした眼鏡(虎の眉)を見つけたと連絡が入り、ランは子供のところへ行きます。
その子供は、昔ランが可愛がっていた子犬のクロの生まれ変わりでした。子ども(クロ)に情が湧くラン。
その一方で、幸せな時間を過ごすジアとヨンですが、ランが送った虎の眉でジアは前世の自分の最期を知ってしまいます。
ジアを守るために命を懸けてきたヨン。これは本当に切ないですよね。。。
8話感想
ジアの前世は、まさに悲恋の物語。
蛟竜は、最初からアウムをいけにえにするつもりだったが、王が王女を家から追い出し自分の体を身代わりに差し出す。王の命もあとわずかとなった時、蛟竜はアウムにヨンを差し出すように言うが、ヨンは山の神なので山から出られないので行く必要があると伝える。ヨンのところへ蛟竜を連れていくために、自分の体を差し出すアウム。
そしてアウムの体を乗っ取った蛟竜はヨンに殺されるのですがー、
その時アウムも亡くなったうえに、蛟竜はまだ生きていたのが本当の悲劇の始まりで、アウムの転生であるジアの体の中に蛟竜のかけらがあるなんて・・・本当に酷い話です。
アウムがヨンに殺されるところまでを知ってしまったジア。でもヨンは誤解を解かないまま、同じ悲劇を二度と繰り返さないために憎まれ役に徹します。
食わず眠らずで遠くからジアを見守り続けるヨンに、シンジュが不意打ちに稲荷ずしを1つ口にいれて食べさせますー。
前世に興味を持ったジアは、番組制作のために前世について資料を集め始めます。母親と仲の良かった精神科医に会うと自分が9歳の時に行った催眠療法の映像を渡されます。
催眠療法の途中で蛟竜が現れ・・・怖くなったジアは慌てて映像を停止します。
オドゥクシニによってそれぞれが最も恐れている場所へ送られてしまったランとジア。そのことを伝えられたヨンは、どちらを助けるか選択を迫られます。
ヨンが開けた扉の先にいたのは・・・
と、九尾狐伝は究極の選択の連続でドキドキハラハラしてしまいます。でもヨンならきっと大丈夫!という安心感もあります。
9話感想
オドゥクシニによってそれぞれが最も恐れている場所へ送られてしまったランとジア。ヨンが選んだのはランのいる餓鬼の森。
現実世界で意識を失って倒れるヨンとジアとラン。でも外から起こすことはできないー。ヨンとランは餓鬼に追われ、ジアは両親と再会します。
逃げさ迷いながらヨンに対する誤解が解けていくランは、無意識の世界から出て意識を取り戻します。
奪衣婆に交渉して自分の人生と引き換えに赤い紐を手に入れたシンジュは、ヨンとジアの手首にそれぞれの端を結んで二人を繋げます。家族だんらんを楽しむジアが電話に出ると、それはヨンの声。
ジアは両親に引き留められるも、ヨンを信じて自ら扉を開け意識を取り戻します。
ヨンは目覚めず、果てしない孤独の中にを歩き続けていました。でも全てを承知の上で、オドゥクシニが来るのを待っていたのです。オドゥクシニを退治して現実世界に戻るヨン。
やっぱり九尾狐はすごいですねー。
ジアが外を歩いていると晴れているのに雨が降り出し、横断歩道の向こうには赤い傘を差したヨンの姿。ジアが駆け寄り二人は・・・。
とりあえずホッとする瞬間です。今度こそ思いが通じ合った二人。またしばらく幸せな時間が続くと良いなと思います。
10話感想
ヨンはジアを連れて、昔自分が治めていた山へ行きます。二人が出会った木の根元には朝鮮時代のアウムからヨンへの贈り物が埋められていました。
「あなたは私が守るわ」と渡された銀杏の実。ヨンはそれを別れの贈り物だと言います。
一方、山の神の体を得て、ジアを花嫁に迎えると野心を燃やす蛟竜。
心配なのはランですよね。半狐としての寿命が近く、ヨンに斬られた時に助けてくれた社長との契約もあり、板挟み状態。社長に2日以内にヨンを渡すようにいわれます。
が、ヨンの方から社長宅を訪ねていきます。突然現れたヨンに驚く社長。
ランは契約を解除する方法を奪衣婆に聞きますが、奪衣婆は死なない限り契約は解除できないといいます。でも懸衣翁は抜け道を探すようにいいます。契約は等価だ、とー。
11話感想
ヨンは蛟竜に直接会い、蛟竜に体を渡せばランとジア、ジアの両親は助かると言われますが断ります。でも蛟竜の一言で100人以上の人が自殺をしニュースになります。
社長の正体を知ったジアは、ヨンを渡せば両親を返すと言われ一滴で眠る睡眠薬を渡され悩みます。
またランも悩みながら歩いているとクロに遭遇し、素性を知って放っておけなくなったので連れて帰ってユリとシンジュに預けます。
電話に出ないジアを元気づけるヨン。二人は歩きながら蛟竜を倒す決心をします。
蛟竜を倒す方法を聞くために二人で奪衣婆に聞きにいきますが、蛟竜を倒せばジアが犠牲になると知っていた奪衣婆は石に変えることはできるもののずっと躊躇していたのですね。
ジアが犠牲になればヨンが傷付くとー。
何度聞いてもジアを選ぶと、いつも同じ選択をするヨンに根負けした奪衣婆は、ジアの両親がほおずきの中にいると教えます。いつも怒っていて怖そうな奪衣婆だけど、本当は優しくてヨンのことを大切に思っているのですね。
社長と取引をするラン。指定の場所にヨンを呼びコーヒーに睡眠薬を入れて出します。
眠るヨンをみて駆けつける社長。でもこれはヨンとランが仕組んだことで、ランの契約は解除され、騙された社長はほおずきの場所を教えて逃げるように去っていきます。
その間、蛟竜の足止めをしていたジアもヨンの連絡を受けて急いで家に帰ります。家には父親と母親が帰ってきていましたー。
ランが人質になっていることを知っていたヨンですが、命がかかっていることを知って一緒に生きようと言ったのがきっかけで、ランのわだかまりが一気に溶けたようです。
ジアの両親も帰ってきたし、良い感じにストーリーが流れています。
12話感想
両親が帰ってきて日常が戻ってきたジア。でも、ジアの中にはまだ蛟竜が・・・。その証拠に、ジアの夢の中に蛟竜が出てきてしまいます。
蛟竜を倒す方法を探すヨン。
ジアの両親に食事に招かれたヨンは、ジアの彼氏として招待を受けます。
その間にシンジュやウロンガクシの耳元で何かをささやく蛟竜。さらにユリに暗示をかけます。暗示にかかったユリはランを襲います。
生死の境にいるランを救うためにはほおずきが必要だけど、ほおずきは人の命。禁忌を破れば地獄に行くことになりまたジアの傍にいられなくなる。
悩むヨンと、どの選択をするのか楽しみながら待つ蛟竜。
蛟竜はさらにジェファンとキム作家を人質に取りジアと会います。蛟竜が欲しいのは人間の愛。それが無理なら誰も幸せになれないように伝染病を流行らせるとジアを脅します。
シンジュがジェファンとキム作家を助けたことを確認して蛟竜を退治するヨンとジア。でも本体はジアにとり憑いていたのでしたー。
突然豹変するジア。蛟竜になったジアは恐ろしい・・・
13話感想
蛟竜になったジアはヨンを刺す・・・でも、刺されながらでも優しいヨンの呼びかけで戻ってくる。自分の手でヨンを刺していることに驚くジア。
シンジュの治療が終わったヨンは、ジアの希望を聞いて二人以外は誰もいないところへ出かけます。海辺の二人、悲しいけどヨンの優しさが伝わってくるシーンでもありました。夜は二人で「ごくありふれた夫婦を演じる」というゲームをして過ごします。
死ぬ時も生きる時も一緒がいいというジアに、心の中でその約束だけは守れないかもしれないというヨン。
あまりにも切なすぎます・・・
ユリもランを助けるために蛟竜と交渉。ランは助かり、ユリは蛟竜についてくるように言われます。最後にシンジュに別れを告げにいくユリ・・・悲しいけどシンジュの狐っぽいところが可愛いです。
ユリに振られて泣くシンジュを慰めるヨン。そこへランがきて、自分を助けるためにユリが蛟竜の人質になったといいます。ランの回復した姿をみて抱きしめるヨン。
相変わらず憎まれ口ですが、兄弟愛が戻って良かったです。
ヨンは全員を集めて作戦について話をします。
蛟竜が動き出したため、その日の夜に作戦を決行。ウロンガクシの一室を借りて、ヨンとジアは二人きりになる。
ジアの中の蛟竜の本体を、十王のうちの1人が持っていた罪だけを切る木剣でヨンが退治する予定だったが、結局はその場で退治できなかった。
さて、いよいよ佳境に入ってきました。取り憑かれていてもジアの体を守るヨン。常に抱きしめている手が優しくてつい見入ってしまいます。
14話感想
ジアの死亡年月日を書き換えた奪衣婆に愛想をつかして家を出た懸衣翁は、ジアにぶつかりそうなトラックを止めて、今起きていることをジアに教えます。
蛟竜が流行らせた伝染病が原因で次々に亡くなる人達。
自分の判断は正しいという奪衣婆に、ヨンは助けて欲しいとひざまずきます。
どちらの言い分もわかるだけに難しい選択です。ヨンはあと2日間といいますが、その2日間の間に犠牲になる人たちのことを考えると・・・
さらにジアの両親に危機が迫りますが、ヨンが助けます。ヨンは蛟竜に望みは何かと聞き、神があがめる神 三途の川の主にならないかと持ちかけます。
家に戻ったヨンに抱きつくジア。
懸衣翁はウロンガクシに行き、ヘジャが看病をしていたチーム長をみて驚きます。チーム長はヘジャの亡き夫でした。
さてヨンの投げたエサに食いついた蛟竜、これからどうなるのでしょうか?さらにランが蛟竜を仕留めるために、長年仕えていた社長をジアのところへ送り込みますが、吉と出るか凶と出るか微妙なところです。
15話感想
蛟竜を三途の川へおびき出せば何とかなるー。あとは自分がウロコを飲み込んで蛟竜が乗り移ったところで三途の川に飛び込む覚悟のヨンですが、誰もがヨンを助けようとします。
ジアがランのところへ行くと、ヨンは自分が死ぬつもりだということを話します。ジアは、ヨンを攻撃しようとしたら死ぬつもりだけど失敗したら殺して欲しいとランに言って社長が持っていた拳銃を見せます。
ヨンはシンジュに計画を打ち明けて、戦いに巻き込まれずに生き残ってジアのことを見守って欲しいと伝えます。
ウロンガクシも奪衣婆のところへ出向き、話をします。
蛟竜に誰もお前を助けに来ないと言われていたユリのところへ、ランとシンジュが行きます。問題を起こすことはできないため、インターホン越しにメッセージを送り、それを聞いて泣きじゃくるユリ。
ウロンガクシの言葉に心が動いた奪衣婆は、ジアもヨンも生き残る方法があるといって伝えます。それは奪衣婆自身が禁忌を破った代償を払うことになりますが、ヨンは奪衣婆に感謝をします。
でも蛟竜の策にはまって奪衣婆は石化してしまいます・・・。
本当におぞましい蛟竜。しかも蛟竜(テリー)の顔は奪衣婆の息子と同じ、執念深いというか何というか。
ジアも蛟竜が出てきてしまい手出しができないヨンは、自分がウロコを飲んで体をやるといってウロコを口に入れようとします。
でもその瞬間、正気に戻ったジアが自分の頭に銃口を向けます。ジアが引き金を引く瞬間に止めたヨンは、ウロコを飲み込みます。
最後まで正気を保っていたヨンは、蛟竜を道連れに三途の川へ飛び込みますー。
16話(最終回)感想
三途の川の中で、ジアを思いながら落ちていくヨン。
シンジュのところへランが戻り、キム作家やチーム長は病気が治り、奪衣婆も元に戻り、世間では伝染病が消え平穏が戻ります。
ただジアはヨンを戻す方法を教えて欲しいといって来世出入国管理事務所に通い、ランは落ち込んでお酒を飲み続けます。
そんな二人にヨンの伝言を届けるシンジュ。ランはヨンのことを記録として残すことにし、ランも悲しみながらも日常を取り戻していきます。
その一方で、何とかしてヨンを助けようと奪衣婆は兄の閻魔大王に電話をします。
ジアの九尾狐伝が完成した6か月後の誕生日、ヨンからのプレゼントが届きます。メッセージカードを読んで泣きじゃくるジア。帰ろうとすると思い出のぬいぐるみを落としたことに気づき、取りに戻ります。
そこでヨンを探していたランと遭遇すると、民俗村で孤玉を手に入れた占い師が姿を現します。十王の1人で転生担当の占い師は、閻魔大王の妹がうるさくて・・・といいます。
でもヨンの転生を叶るためには同等のものを引き渡さなければならず、ジアは自分の寿命を渡すと言います。でも隣にいたランは自分の寿命と引き換えると言って、取引が成立します。
急に雨が降り出したある日、男性に手渡される赤い傘。
雨の中ヨンを探すジア。すると横断歩道の向こう側にヨンの姿がー。
人間になったといって戻ってきたヨン。人間になったヨンも狐っぽくて可愛い。
でも満月の夜に妖怪退治に赴くヨン。目は赤いし剣も持ってるし・・・もしかして満月の夜にだけ変身?覚醒?謎が残る結末は、やはり続編に期待です!
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本ページの情報は2024年4月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
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