韓国ドラマ「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」は、パク・ボヨン×ソ・イングク主演のファンタジーラブロマンス。
内容は、神でも人間でもなく、全ての死をつかさどる存在の滅亡と、脳腫瘍によって余命100日を宣告された人間が繰り広げる甘く切ないラブストーリー。滅亡は善か悪か?そして契約によって二人が辿る運命はどうなるかなど、見どころがたくさんあります。
ハラハラドキドキのストーリーに目が離せなくなるうえに、パク・ボヨン×ソ・イングクのラブロマンスがたっぷりあって2周でも3周でも見たくなるおすすめ作品の一つ。
それでは韓国ドラマ「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」の配信が見れる動画配信(VOD)やキャスト、あらすじ感想などについて紹介します。
予告動画▼
韓国ドラマ「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」は面白い?
韓国ドラマ「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」は、ファンタジーラブロマンスが好きなら絶対に面白い作品の一つ。冷たそうに見えて本当は優しい滅亡役にソ・イングクがぴったりハマっていて素敵なストーリーになっています。
“滅亡”と“余命宣告を受けた人間”の間に交わされる契約、そして二人を見守る神の存在、神は滅亡の敵か味方か?二人の運命はどうなるのか?
2人の間に交わされた契約の内容が全ての始まりで、契約を破ったら最愛の人が死に、契約通りにしても死ぬという矛盾があったため、滅亡を愛することを選択したドンギョン。滅亡が最愛の人になれば弟たちを失わなくて済む、とー。
この選択がどういった結果になるか?仮に滅亡を愛しても最愛の人を失うことに変わりはないけど、お互いに愛し合う事で奇跡が起きるー。結末はハッピーエンド!おすすめの作品です。
韓国ドラマ「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」の配信はどこで見れる?
韓国ドラマ「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」はU-NEXTで独占見放題配信中。Amazonプライム・Hulu・Netflixなどでは視聴できません。
動画配信サービス | 配信状況 |
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U-NEXT | 見放題独占配信 |
Amazonプライムビデオ | × |
TELASA(テラサ) | × |
Hulu | × |
Netflix | × |
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韓国ドラマ「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」作品情報
作品名 | 『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』 |
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原題 | 어느 날 우리집 현관으로 멸망이 들어왔다 |
英題 | Doom at Your Service |
制作 | スタジオドラゴン |
放送 | tvN 2021年5月10日~6月29日 |
話数 | 全16話(U-NEXT 全24話) |
演出 | クォン・ヨンイル |
脚本 | イム・メアリ |
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キャスト&登場人物一覧
キャスト | 登場人物 | |
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パク・ボヨン | タク・ドンギョン | ライフストーリーウェブ小説の編集者。 |
ソ・イングク | 滅亡(ミョルマン) | 全てのモノが消えていく理由となり、神と人間の間の存在 |
イ・スヒョク | チャ・ジュイク | ライフストーリーウェブ小説のチーム長。 |
カン・テオ(5urprise) | イ・ヒョンギュ | カフェの社長。ジュイクの同居人。 |
シン・ドヒョン | ナ・ジナ | ウェブ小説家。 |
ダウォン(SF9) | タク・ソンギョン | ドンギョンの弟。 |
ウ・ヒジン | カン・スジャ | ドンギョンの叔母。 |
チョン・ジソ | キム・ジウン | 少女神 |
イ・スンジュン | チョン・スンジュン | ドンギョンの主治医、ウェブ小説家 |
ソン・ジヌ | パク・チャンシン | ライフストーリーの代表 |
アリス | チョ・イェジ | ライフストーリーの編集チーム主任 |
チェ・ソユン | キム・ダイン | ライフストーリーの編集チーム員 |
パク・テイン | パク・ジョンミン | ライフストーリーの編集チーム員 |
ホ・ジェホ | ジジョキング | ウェブ小説家 |
ナム・ダルム | パク・ヨン | ウェブ小説家(貴公子)、アイドル |
オ・ヨナ | ダルゴナ | ウェブ小説家、アイドルのヨンのファン |
ソン・ウヒョン | シベリア | ウェブ小説家 |
クォン・スヒョン | ゴニ | イェジがドンギョンに紹介した男性 |
キム・ジソク | チョ・デハン | ドンギョンの元カレ。 |
登場人物(キャスト)の詳細
タク・ドンギョン(キャスト:パク・ボヨン)
脳の腫瘍によって余命100日を宣告されるが、取り乱すこともなく落ち込むこともなく淡々と日常を過ごす。そんな中、お酒を飲んで世界の滅亡を願ったドンギョンの前に突如と現れた滅亡と契約を交わす。しかし自分が生き残るためには愛する人を失うか世界の滅亡を願うかの選択肢しかなく、考え抜いた末、滅亡を愛するという選択をする。
しかし本気で滅亡を愛してしまったドンギョンは、滅亡を失うことに耐えられなくなり・・・。
<パク・ボヨン>
生年月日:1990年2月12日
身長:158㎝
血液型:O型
インスタグラム:boyoung0212_official
出演作品(一部)
- ああ、私の幽霊さま(2015年、tvN)
- 力の強い女 ト・ボンスン(2017年)
- アビス(2019年、tvN)
- 精神病棟にも朝が来ます(2022年、Netflix)
滅亡(キャスト:ソ・イングク)
全てのモノが消えていく理由となり、神と人間の間の存在。唯一自分の顔を認識するドンギョンに興味を持ち命をかけた契約をするが、いつしかドンギョンを愛するようになり、ドンギョンとドンギョンの愛する人たちを守りたいと願うようになる。
<ソ・イングク>
生年月日:1987年10月23日
身長:180㎝
血液型:B型
インスタグラム:seo_cccc
出演作品(一部)
- 君を憶えてる(2015年、KBS)
- 元カレは天才詐欺師 〜38師機動隊〜(2016年、OCN)
- 空から降る一億の星(2018年、tvN)
- 美男堂の事件手帖(2022年、KBS)
- もうすぐ死にます(2023年)
チャ・ジュイク(キャスト:イ・スヒョク)
ドンギョンが勤務する出版社ライフストーリーウェブ小説のチーム長。素性を隠しているクールでミステリアスな男性だが、ドンギョンの親友のジナと急接近することで考え方が変わっていく。
<イ・スヒョク>
生年月日:1988年5月31日
身長:184㎝
血液型:AB型
インスタグラム:leesoohyuk
出演作品(一部)
- プレーヤー2〜彼らの戦争〜(2024年)
- 夜を歩く士<ソンビ>(2015年、MBC)
- 名もなき英雄<ヒーロー>(2016年、OCN)
- ごめん、愛してる(2017年、TBS)
- 明日(2022年、MBC)
イ・ヒョンギュ(キャスト:カン・テオ)
カフェの社長でジュイクの同居人。姉の病気を知ってお金を稼ぎたいというドンギョンの弟ソンギョンをアルバイトで雇う。ジナの元恋人で自然消滅させたことを後悔し再び告白するが・・・。
<カン・テオ>
生年月日:1994年6月20日
身長:180㎝
血液型:B型
インスタグラム:kto940620
出演作品(一部)
- 私が恋した男オ・ス(2018年、OCN)
- ノクドゥ伝~花に降る月明り~(2019年、KBS2)
- それでも僕らは走り続ける(2020年 – 2021年、JTBC)
- ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(2022年、ENA)
ナ・ジナ(キャスト:シン・ドヒョン)
ドンギョンの親友で売れない小説家だった。しかし、ジュイクのアドバイスで路線変更してたちまち売れっ子作家になる。ジュイクに惹かれる一方で、元恋人のヒョンギュが現れ心が揺れ動く。
<シン・ドヒョン>
生年月日:1995年11月5日
身長:174㎝
血液型:B型
インスタグラム:shindohyunn
出演作品(一部)
- 酔いしれるロマンス(2024年)
- スイッチ
- 賢い医師生活
- 恋のステップ~キミと見つめた青い海~
- ザ・バンカー
カン・スジャ(キャスト:ウ・ヒジン)
ドンギョンの叔母。ドンギョンの母親とは双子で、当時独身だったがドンギョンとソンギョンを引き取って育てる。今は結婚して幸せに暮らしていたが、ドンギョンの病気を知り急いで駆けつける。
<ウ・ヒジン>
生年月日:1975年5月24日
身長:162㎝
血液型:O型
出演作品(一部)
- 幻影恋歌
- マイ・デーモン(2023年)
- 麗〜花萌ゆる8人の皇子たち〜(2016年)
- ヒーラー~最高の恋人~(2014年)
キム・ジウン(キャスト:チョン・ジソ)
少女神。滅亡にとって母親のような存在だが、人間の業を背負うために病気の子どもに生まれては亡くなることを繰り返している。神の庭園の管理者で、病室に鉢植えを置きどんな花が咲くのか観察している。きれいな花が咲き滅亡が人間になれるようにと、滅亡を教育している。
<チョン・ジソ>
生年月日:1999年9月17日
身長:160㎝
インスタグラム:mint_ziso
出演作品(一部)
- 華政(2015年、MBC)
- W-君と僕の世界-(2016年、MBC)
- 謗法〜運命を変える方法〜(2020年、tvN)
- イミテーション(2021年、KBS)
- 地獄が呼んでいる(2021年、Netflix)
- カーテンコール(2022年、KBS)
- ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜(2022年、Netflix)
チョン・スンジュン(キャスト:イ・スンジュン)
ドンギョンの主治医でウェブ小説家。ドンギョンが治療をしないと言い張るので心を痛める一方、ドンギョンが自分の小説の担当編集者でもある。予想より病気の進行が早く、足を怪我して病院に来た弟を見つけて全てを話す。
<イ・スンジュン>
生年月日:1973年2月11日
身長:175㎝
血液型:B型
出演作品
- 愛は一本橋で(2024年)
- 青春の記録(2020年)
- その男の記憶法(2020年)
- ノクドゥ伝~花に降る月明り~(2019年)
- ホテルデルーナ(2019年)
- 太陽の末裔〜Love Under The Sun〜(2016年)
- となりのMr.パーフェクト(2024年)
- 損するのは嫌だから(2024年)
- 秘密
- 未生
- ミッキ
- 風船ガム
- ドクタースランプ
- 無人島のディーバ
ジジョキング(キャスト:ホ・ジェホ)
ウェブ小説家。ウェブ小説は人気No1だが性格が悪く編集者たちから嫌われている。
<ホ・ジェホ>
生年月日:1980年12月22日
身長:176㎝
インスタグラム:sharif1222
出演作品(一部)
- コンビニのセッピョル(2020年)
- 浮気したら死ぬ(2020年)
- 熱血司祭
- ワン・ザ・ウーマン
- ブラック〜恋する死神〜
- 美男堂の事件手帳
- グッド・キャスティング
- 元カレは天才詐欺師~38師機動隊~
パク・ヨン(キャスト:ナム・ダルム)
ウェブ小説家(貴公子)でアイドル。アイドルの仕事をするためにイベントをドタキャンするがドンギョンに見つかってしまう。実はドンギョンに片思いをしていて、ドンギョンに頼まれると断れない。
<ナム・ダルム>
生年月日:2002年6月13日
身長:168㎝
血液型:AB型
インスタグラム:namdareum_mom
出演作品(一部)
- ホテルデルーナ(2019年)
- あなたが眠っている間に(2017年)
- 六龍が飛ぶ(2015年)
- ここに来て抱きしめて(2018年、MBC)
- 悪魔がお前の名前を呼ぶとき(2019年、tvN)
- 半分の半分~声で繋がる愛~(2020年、tvN)
- スタートアップ: 夢の扉(2020年、tvN)
- プライバシー戦争(2020年、JTBC)
- 怪異(2022年、TVING)
- アンナラスマナラ -魔法の旋律-(2022年、Netflix)
ダルゴナ(キャスト:オ・ヨナ)
ウェブ小説家、アイドルのヨンのファン。ガンの治療のため断筆する。ドンギョンがもらってきてくれたヨンのサインを見て喜ぶ。
<オ・ヨナ>
生年月日:1981年12月1日
身長:166㎝
インスタグラム:nana1422244
出演作品(一部)
見どころ
韓国ドラマ「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」の見どころは、何といってもドンギョン(パク・ボヨン)と滅亡(ソ・イングク)の掛け合い。哀れみも愛するという感情もなく、行き場もなくこの世界の終わりとして存在してきた滅亡は、自分は“悪人だ”といってドンギョンにこの世界の滅亡を願わせようとするが、次第にドンギョンの言葉に心を動かされていく。
その一方でドンギョンは、滅亡には心がある事を確信し、本当は優しい人であることを理解すると同時に、滅亡が抱えてきた寂しさや悲しさに気づき惹かれていく。でも二人とも本心を隠して生きてきたため、そのことに気づかれそうになると苛立ち言い合いが始まってしまう。幾度となく手を離し、再び手をつなぎ合う二人の関係は至極のラブロマンスとなっている。
またドンギョンと滅亡の奇妙な同居生活はコメディチックに描かれていて、ドラマ全体を軽快に彩る。滅亡の家のインテリアに興味津々のドンギョン。自分が寝る部屋を探すためにドアを開けるけど、片っ端からドアを開けても全てリビングに繋がっている。結局は、ドンギョンの部屋と自分の家を繋げてしまう滅亡は合理的だともいえる。
滅亡を愛すると宣言したドンギョンが、5話のラストでTVをみながら超常的な存在と恋に落ちる方法を研究するが、そのテレビに恐らく九尾狐伝のイ・ドンウクが映っているのもぜひ探して欲しいところだ。
さらに映像美も十分に堪能できる。愛するために滅亡の世界を見せてもらうドンギョン。ドンギョンは、滅亡が一歩踏み出すごとに花が枯れていきモノクロの世界へと変化する。触れれば消えてしまうものを愛する悲しさを悟る。でもその悲しさを悟ったドンギョンが歩くと、一歩歩くたびに枯れたはずの花が咲き色づき始め再び彩り豊かな世界へと変化する。
銀杏の並木道に、度々映し出される海辺の風景、そして滅亡が時間を巻き戻した桜並木。そこにはドンギョンが隠してきた本音と、滅亡の本心が描かれているのかも知れない。
あらすじ
1話 | こうが腫で余命100日の宣告を受けたタク・ドンギョン。いつもどおり仕事へ向かおうとする彼女に、彼氏から連絡が入る。不運な出来事が続いたこの日は両親の命日だった。酒で酔った彼女は、ある願いを叫ぶ。 1話感想&ココがポイント |
2話 | 家に上がり込み、自身を「滅亡」と名乗る怪しい男に、戸惑うドンギョン。何とか追い出すものの、彼は夢の中にまで現れ、世界の滅亡を願えと言う。次の日、全て夢だと思おうとしたドンギョンの前に、再び彼は現れる。 2話感想&ココがポイント |
3話 | 横断歩道の前で、ドンギョンが足をすくませると、そこに滅亡が現れた。一見優しそうな滅亡だが、ドンギョンの「契約を破ったら?」という問いに、恐ろしいことを言い放つ。ドギョンは契約の本当の意味を知り…。 3話感想&ココがポイント |
4話 | 滅亡と同居生活を始またところで、ドンギョンの弟・ソンギョンが現れた。滅亡がドンギョンの彼氏だと思ったソンギョンは、滅亡を見極めようとする。そんななか、滅亡はドンギョンの最愛の人がソンギョンだと気づく。 4話感想&ココがポイント |
5話 | ドンギョンの友人でウェブ小説家のナ・ジナは、ドンギョンの上司、チャ・ジュイクに出会い、初キスの相手を思い出す。一方、ドンギョンが気になり始めている滅亡は、それを否定しようと彼女へ冷たく当たる。 5話感想&ココがポイント |
6話 | 滅亡を自身の最愛の人にするため、夢の中でさまざまなシチュエーションを試すドンギョン。そして、滅亡の心の世界を見たドンギョンは、彼が抱える孤独を知る。滅亡は、ドンギョンが自分の知る人間とは違うので…。 6話感想&ココがポイント |
7話 | 理由もなく自分をかばったドンギョンが理解できない滅亡は、彼女の考えを知るために観察を始める。買い物から仕事場まで一日中ついてくる滅亡にあきれるドンギョンだが、2人の距離は縮まっていく。 7話感想&ココがポイント |
8話 | ドンギョンに愛されて消えてもいいと思い始める滅亡。一方、滅亡を死なせたくないドンギョンは、ほかに愛する人間を探そうとする。一方、ジナはジュイクが自分にキスをした理由をドンギョンから聞き…。 8話感想&ココがポイント |
9話 | ジナとジュイクは共に仕事をするなかで、距離を縮めていく。そんななか、ジナは憎んでいたはずの初恋の人、イ・ヒョンギュに同窓会で再会し、初恋の瞬間が蘇る。一方、滅亡への願いに悩むドンギョンは…。 9話感想&ココがポイント |
10話 | ひょんなことから飲むことになったヒョンギュ、ジュイク、ソンギョン。ジュイクはソンギョンを通して、ヒョンギュとジナのことを考える。一方、ドンギョンは自分ががんを患っていることをみんなに告げた。 10話感想&ココがポイント |
感想&ココがポイント
1話感想&ココがポイント
脳に腫瘍ができていて、検査するのに1週間かかると言われたドンギョンは、有休が足りないから無理ですと答え、医師が手術すれば1年、しなければ3~4か月だと、死ぬと言っても「そうですか」と、編集者として医師に資料を渡して帰ります。病院の廊下を歩いていると医師とぶつかり「きれいな顔」と思った瞬間、「イケメンなのは知ってる」と答える医師。医師が待っていたのは通り魔事件の犯人(被疑者)。その医師こそが滅亡で、滅亡は生きることのほうが恐ろしいといって被疑者の傷を治し、時が来るまで死の回収をします。
今日は滅亡の誕生日。庭園の管理者=入院中の少女は、誰かの希望になれる唯一の日だといいます。
早速、ドンギョンと滅亡と神の登場です。ちなみに滅亡も少し切実そうなのが気になるとこですが、滅亡は神に対して反抗期中。可愛いものです、笑。
ドンギョンは地下鉄で遭遇した盗撮犯を追いかけますが、そこに居合わせた滅亡がライターに火をつけると、道路が陥没して盗撮犯が穴に落ちます。
その日のドンギョンの一日↓↓
- 余命宣告をされる
- 彼氏に妻がいて、妻と対峙し自分が不倫していたことがわかる
- 妻と対峙していた時の動画がSNSにアップされる
- 上司に暴言を浴びせられ、反論して有休をとる
- 電車の中で盗撮される
- 歩いて帰っている途中で雨が降り出す
- 弟にお金を要求される
- 奨学金ローン延滞の通知が来る
これでもかという程の散々な一日の締めは、両親の命日のために買ったケーキを食べること。叔母さんと電話で話し、お酒を飲みながら外に出たドンギョンは、流星群に「世界なんて滅びろ」「全部滅亡しちゃえ」「滅亡させて」と叫びます。
その言葉が、人間の希望を聞いていた滅亡の耳に聞こえてしまうのですね。願いが酒臭いな、と言いながら、ドンギョンのところへ向かう滅亡。突然訪ねてきた滅亡に驚くドンギョンですが・・・
ココがポイント
1話のポイントは、銀杏並木を歩いたり、窓辺に腰をかけてお酒を飲む滅亡(ソ・イングク)の映像美。これは間違いないですね。そしてドンギョン(パク・ボヨン)に次々に沸いて降ってくる災難ですが、特に余命宣告をされてもボーっとしているところは、見ているほうもボーっとしてしまいます。この先、滅亡がドンギョンにどう関わっていくのか、楽しみです。
2話感想&ココがポイント
ドンギョンの家を訪ねてきた滅亡は「ただ世界の滅亡を願えばいい」と言います。非現実的な状況に病気による幻覚だと勘違いしてしまうドンギョン。時間が必要だと考えた滅亡は「またあとで」と言って玄関から帰っていきます。
突然、滅亡の家にいるドンギョンは、拉致されたのかと騒ぐと、滅亡は夢の中に入ったのだと言います。次々に起きる不思議な出来事ー。目が覚めたドンギョンが夢だと思おうとしますが、部屋には足跡とドンギョンの寿命を示したカレンダーの赤丸が残っていて・・・
改札を通ると横に滅亡が現れて「痛みを消してやる」と言い、海苔巻きをかうと滅亡が店員になっていて、満員電車の中で「みんな消えればいい」と思うとみんなが一瞬だけ消えてしまいます。ほぼ怪奇現象だけど、病気のせいにするドンギョン。まぁ、確かにそう思っても仕方がないですよね。
滅亡の望みは「世界の滅亡を願うこと」で、その代わりに「痛みを消す」「本当の望みを叶える」交換条件として提示してきます。ついには“シベリア先生”になって会社にくる滅亡。ドンギョンが思っていることに対して返事が返ってくるので「心を見ないで」というと、滅亡は「どちらかというと聞こえる」と言います。でも、約束を交わした相手の心は聞けない、とー。
横断歩道の真ん中で頭に激痛を感じて歩けなくなるドンギョン、トラックに惹かれそうになったときに滅亡は時間を止めて、このまま死ぬか俺の手を取るか選べと手を差し伸べます。手をつないだドンギョンと滅亡が歩き出すと時間が巻き戻っていきます。
ドンギョンの手首に赤い飾り紐が巻かれます。それは痛みを取るためのもので、「毎日午前0時の前に充電がいる」「充電する方法は手をつなぐ」と。
ココがポイント
ドンギョンが行きたがっていた海の景色は本当にキレイで、風に吹かれる二人もよりリアリティ感が増して素敵でした。2話の中では、横断歩道の真ん中でトラックにひかれそうになるところを滅亡が助けるシーンが一番のポイントではないでしょうか。そして徐々に友人のジナやチーム長のジュイクの登場も増えてきます。ジナ&ジュイクのファンも多いのではないでしょうか。
3話感想&ココがポイント
怖くて横断歩道を渡れずにいると、突然現れた滅亡が手をつないで歩きだします。でも滅亡を願わないまま生き残ったらどうなるのかと聞くと、最愛の人が死ぬと聞いて怒るドンギョン。公平な選択のために、再び同じ状況を作る滅亡ですが、滅亡の言う通りドンギョンは助けを求めてしまいます。
なぜ自分なのか?という疑問に“運命”と答える滅亡ですが、それは以前、滅亡が神にした質問と全く同じでした。
滅亡の姿が見えないと、それはそれで気になって仕方がないドンギョン。遺影用の写真を撮影しているときに現れ、充電のために手をつないで歩きます。
「滅亡」は滅亡のスイッチで、一歩ごと、指を動かすごとに、息をするたびに、滅亡を引き起こす。そのための存在。そして何もしなかったら地獄が始まるー。
滅亡の話を聞いたドンギョンは、冬があるから春が来るし、暗闇があるから光もある、死があってこそせいもあると、滅亡のことを理解します。どことなくドンギョンと会えたことが嬉しそうな滅亡。
滅亡の寂しさや辛さが通じ合ったのか、出会ったことに運命を感じたのか、両親が亡くなった時のことを思い返し、ドンギョンは滅亡に一緒に暮らそうといいますー。
ココがポイント
常に選択肢を用意する滅亡は、無理強いをすることなく、助けが必要な時には必ず現れるので見ていて安心感があります。違約金代わりの条件に怒るドンギョンですが、滅亡も自分が滅亡であることが辛く苦しいときがあるのだということが見えてきます。そんな中、ドンギョンの言葉が救いになる滅亡。そしてドンギョンと滅亡の奇妙な同居生活の始まりも第3話の見どころポイントです。
4話感想&ココがポイント
滅亡が消えてしまったらどうしよう。という不安から始まった同居生活。滅亡は「消えないよ」と言いますが、ドンギョンは「優しい人は、みんな消えてしまう」と言います。
滅亡の家に繋がっていたはずなのに、弟ソンギョンが玄関を開けるといつものドンギョンの部屋に。もちろん滅亡も家にいて、ソンギョンは滅亡を試すためにお酒を飲もうと誘います。すっかり滅亡のペースにはまったソンギョンは姉を頼みますと言って帰っていきます。後片付けをしていたドンギョンが振り向くと・・・壁がなくなり滅亡の家と繋がっていてー。眠らない滅亡はいつも本を読んでいましたが、ドンギョンが寝付けないのを悟って電気を消し、ソファに横になります。
葬儀場で神(少女)と肩がぶつかったドンギョンは、両親の葬儀の日に、泣いている滅亡をみたことを思い出します。
バス停でドンギョンが神と話をしているのを見て冷静さを失う滅亡。ドンギョンが泣いている姿を見たと言っても俺じゃないと言い張ります。ソファに横になって目を閉じている滅亡は、話しかけるソンギョンを完全無視しますが、時間がきたので「手を」というと、片手を差し出しドンギョンと手をつなぎます。
ココがポイント
同居するようになって距離が縮まる滅亡とドンギョンですが、お互いに「変なヤツ」と思っているのがこの物語の面白いところ。神が登場して、二人をちょいちょいつついているのも気になるところですね。そして母親の前で泣く滅亡の姿や、人間に覚えられたのが初めてだったことなどが明らかになります。そしてもう一つの、ジナの恋も動き始める予感がー。
5話感想&ココがポイント
神への反抗心からか、神からドンギョンを守るためか、ドンギョンと手をつながないという滅亡。痛みに襲われるドンギョンに願いごとをするようにいいます。意地でも願わないドンギョンの苦しそうな姿を見かねて手を重ね、腕輪は弱点にもなり得るから簡単に人に見せないようにといいます。そして今まで親切にしすぎたとー。
滅亡の豹変した姿に何かを感じたドンギョンは、屋上から飛び降りようとします。引き留める滅亡ー。そしてドンギョンは、滅亡を愛してみると言います。滅亡を愛すれば、最愛の人を失わなくて済むとドンギョンは考えたのです。
ココがポイント
滅亡を愛してみると宣言したドンギョン。二人で一緒に寝ることにしますが、背中をくっつけて寝ている姿が仲の良いような悪いような・・・よく分からない感じです。でもこんな時でも背中は温かいと、安心感があるのは確かです。滅亡に負けず劣らず気が強いドンギョン。この先、滅亡をどんな風に愛していくのか気になる5話です。その一方で、滅亡もドンギョンに振り回されながら感情が豊かになりながらも戸惑っているところがポイントです。
6話感想&ココがポイント
滅亡を愛するためにジナからアドバイスを受けたボムは、実践していきます。まずは夢の中に来てといって、様々なシチュエーションで恋に落ちる方法を探します。でもどれもイマイチ。ドンギョンは滅亡の無意識の世界を見たいと言います。
滅亡の無意識の世界は草花で彩られていましたが、滅亡が一歩歩くごとにモノトーンの世界へと変化していき・・・この時、ドンギョンは「触れれば消えていくものを愛するのは 悲しいだろう 決して愛するまいと」と涙を浮かべます。ドンギョンが滅亡に向かって歩くと、一歩ごとに彩が戻っていきますー。
現実に戻り滅亡を許すというドンギョン。愛は許すことから始まる、とー。
でも弟とケンカをし、滅亡とも憎しみが生まれてしまったドンギョンは、愛することを試みたことを後悔します。病院からソンギョンが運ばれたという電話を受けたドンギョンは大急ぎで病院に駆けつけますー、が、ソンギョンのケガは大したことなく、あきれて帰っていきます。でもドンギョンの担当の医師がソンギョンに病気のことを話しー。
病院の入り口で、通り魔の犯人に刺されそうになる滅亡をドンギョンか庇います。幸い滅亡が素手で刃を握ってドンギョンにケガはありませんでしたが、滅亡はドンギョンの頭を自分の胸に寄せて「見るな」といって犯人を破滅させます。
そこへ医師から話を聞いたソンギョンが大泣きしながら歩いてきます。
ドンギョンとソンギョンを車に乗せて送る滅亡。滅亡は義弟よといってソンギョンが気に入っている様子ですが、ソンギョンがいつも本音で話しているせいでしょうかー笑。
ココがポイント
愛とか憐れみという言葉を聞くとドンギョンをとことん追い込む滅亡ですが、滅亡の瞬間をドンギョンに見せないようにしたり、ソンギョンも一緒に車に乗せたり、なんだかんだ言って優しい滅亡を6話で見ることができます。また弟ソンギョンはドンギョンの病気を知って大泣きしますが、あまりの泣きっぷりに深刻な雰囲気が一気に飛んでいきそうになります。そして義兄と義弟の関係も微笑ましいです。
7話感想&ココがポイント
なぜドンギョンが自分を庇ったのか気になる滅亡。何度聞いてもドンギョンは理由はないと答えます。それでも信じない滅亡ですが、(契約者の)心の声が聞けないなら観察してみたらとドンギョンは提案します。二人はスーパーに行って買い物をしている人を観察し始めます。スーパーで言い合いをしながら、滅亡の名前を「サラム」に決めるドンギョン。苗字は一番多いキムで、滅亡はキム・サラムと名付けられます。※サラムの意味=人間
ドンギョンが何を考えているか「見て考える」ことにした滅亡は、場所に関係なくドンギョンを見つめ続けます。
ドンギョンが疲れているだろうからと満員電車の中で次の駅で空く座席を教えたり、背負っている荷が重そうだからと海辺へ連れて行ったり。どうして急に優しくしてくれるの?とドンギョンが聞くと、滅亡は「口説こうかと、冗談だ」と答えます。
夕暮れの海辺で惹かれ合う二人。でもドンギョンが意識してしまって進展はなく、次はドンギョンが滅亡の仕事に連れて行ってもらいます。消えゆくものを見守るのが滅亡の仕事ですが、命だけではなく、伝統行事や単語なども含まれていました。消えゆくものは美しいー、そして悲しい。
ココがポイント
愛や憐れみといった言葉で理解されるのは苦手だけど、相手を理解するのはそれほど嫌でもなさそうな滅亡。電車の中で次に空く席を教えてドンギョンに褒められた滅亡は、何だか満足そうです。最初は選び間違えたから面倒なことになったと後悔していた滅亡の気持ちに変化が現れるのが7話の見どころポイントです。
ドンギョンがいつも見ていたという海の夕暮れの景色もキレイです。
8話感想&ココがポイント
「俺を愛せ」という滅亡。滅亡はドンギョンを生かしたいと思い、ドンギョンは滅亡が消えたら幸せではないから、他の悪人を愛そうとします。一気に逆転しましたね・・・。ドンギョンに優しくする滅亡と、滅亡に優しくしないでと言うドンギョンー。
病院の健康診断に弟を連れていくソンギョン。滅亡がきてドンギョンに花束をプレゼントし、その記念にとソンギョンがドンギョンと滅亡の3人で記念写真を撮ろうといいます。携帯に映っていた滅亡は別人で、滅亡は人によって見える姿が違うのだと言います。
そして、ドンギョンには滅亡の本当の姿が見えているのだ、とー。
一方、作家のジナはジュイクと契約を結びます。契約の内容は、ジュイクの言いなりになる代わりに必ず売れる作品を作り上げるというもの。契約を結んでからは、ジナはジュイクと過ごす時間が増えていきます。
ココがポイント
ドンギョンを生かしたいと思うようになった滅亡と、滅亡が自分の代わりに死ぬことを望まなくなったドンギョン。今までと立場が入れ替わるのが第8話です。また神(少女)が再びドンギョンの前に姿を現します。鉢植えの意味はとても重要で、またドンギョンにプレゼントしたカプセルの中身も後に重要な役割を果たします。
9話感想&ココがポイント
ドンギョンがバスを降りると、目の前に滅亡がいました。何をしているのか聞くと“雨宿り”をしている、とー。雨をやませることができるのに、滅亡はドンギョンの手を取り走り出します。やっと生き返ったというドンギョンに、傘がなくても平気だ、と、滅亡は雨は大したことないと続けます。
雨に打たれながらドンギョンは滅亡に願いを言います。「私を 愛してほしいの」とー。そういう願いでも構わないかと聞くドンギョンに「いや」と答えた滅亡は、ドンギョンにキスをします。
神からみればプログラムの欠陥で削除、もしくはリセットしなければならないもの。ドンギョンとキスをして我に返った滅亡はドンギョンを雨の中に一人置いて姿を消してしまいます。
アイドルデビューを控えた作家・貴公子が夢で脅されてるから、連載の続きを書かせてほしいと言ってきます。その頃滅亡は、過去の断片で作った教育資料を見せられていました。ドンギョンの不運にまつわる全ては滅亡のせいだと諭す神。
優しい人はみんな消えてしまうー、そう考えながら向かいのホームに滅亡を見つけたドンギョンは階段を駆け上がります。でも途中で頭痛とめまいが起きて倒れそうになっているところへ、滅亡が来て手を握ります。
滅亡は消えた理由を詳しく話さないので、諦めたドンギョンは滅亡の家に向かってと言います。滅亡が消えた時に訪ねる場所がなっかった、とー。滅亡の家はそれほど遠くないところにありました。
でも、もう一度追い出されたら会えなくなると、判断ミスだったと滅亡は言います。ドンギョンが滅亡を愛してはダメなのだと、そして愛せないとー。同居は解消されます。
ココがポイント
雨の中のシーンはロマンチックで素敵でしたが、果たしてドンギョンを愛した滅亡はプログラムの欠陥なのかー?意外と厳しい神。そしてドンギョンにとって不運な出来事の原因は自分だったことを思い出す滅亡の姿も切ないものです。
そしてもう一つのジナさんの恋愛も気になるところ。元カレのイ・ヒョンギュと別れたのは、イ・ヒョンギュがジナのことが大好きだったのが原因だったなんて・・・。ジナとジュイクとヒョンギュの三角関係も見どころポイントの一つです。
10話感想&ココがポイント
会社の飲み会で、酔いと苛立ちのせいで自分が病気であることを告げるドンギョン。滅亡を呼ぶために横断歩道を渡るのが怖いと叫んでみたり、屋上から飛び降りるフリをしますが一向に気配がないまま0時が来てしまいます。家に帰り床に寝てしまうドンギョン。すると滅亡が現れ手を握ります。
目を覚ましたドンギョンは、クッションが頭の下に置かれていたことから滅亡が来たことに気づき腕輪をちぎって外してしまいます。
ドンギョンの病気のことを知ったジナは、泣きながら会社へ行きますがドンギョンは休みでジュイクが相手をします。話をしてから車で来たというジナに、ジュイクは「こっちを見て 心配だから送らせて 涙で視界が曇る」といってジナのカバンのポケットに入っていた車の鍵を取り出します。
病院に運ばれるドンギョン。二度と会わないつもりだった滅亡は病院に行き、ドンギョンを抱きしめます。滅亡に抱きしめられながらドンギョンは過去を思い出しながら「時に不幸と幸運の顔は同じで 私はいまだに2つの顔を 見分けられない」とー。
腕輪を切ったドンギョンを怒る滅亡。ドンギョンも負けじと言い返しますが、ドンギョンのとんちかんな答えに滅亡は笑ってしまいます。そして滅亡は自分が姿を消した理由を話します。全てを聞いても“あなたのせいじゃない”というドンギョンに安心する滅亡。でも突然ドンギョンの姿が消えてしまいます。
ドンギョンは神に呼ばれて庭園へ、滅亡はソンギョンに会いに行き姉さんは?と聞きますが、ソンギョンは自分は一人っ子だから姉はいないと答えますー。
ココがポイント
ドンギョンが会社の飲み会で病気のことを打ち明けたので、周りの空気が一変します。これからチーム長やジナがドンギョンにどう接していくのか気になるところですね。そして腕輪を切ったドンギョン。惚れた弱みというか、ドンギョンにメロメロになっていく滅亡が何だか愛おしいです。そしてちょっぴり厳しめの神の試練ですが、鉢植えの芽が出てきます。このまま成長して花が咲くのか楽しみになってきます。
11話感想&ココがポイント
滅亡の人生から、ちょっとだけ神に盗まれたドンギョン。神の庭園で少女と話をしたドンギョンは、言われたとおりに扉をノックします。開いた扉の向こうには滅亡がいて、少女を探そうとするドンギョンを後ろから抱きしめますー。ドンギョンのことを皆忘れていて怖かったという滅亡。するとそこへ、ソンギョンが入ってきてドンギョンの部屋と滅亡の家とが繋がっているのを見て頭を抱えます。
とりあえず説明する滅亡とドンギョン。ソンギョンの反応とドンギョンが滅亡と出会った頃の反応が全く同じで、滅亡が感心する横でドンギョンはソンギョンをからかって遊びます。最後には滅亡がソンギョンの記憶を消します。
ジナが来てひと悶着ありますが、二人きりになると滅亡はドンギョンの手首に腕輪を巻きます。そのまま手をつないで、ドンギョンは一緒に暮らそうー、と言います。
ドンギョンを迎えに来る滅亡。手をつないで歩きながら話をしていると、桜並木の話を聞いた滅亡は時間を巻き戻して桜の花を満開にします。今日はジナの家に泊まるといってドンギョンは先に歩いていきます。
ドンギョンとジナが話をしていると、ジュイクが訪ねてきて個人契約の話を知ってドンギョンは帰ります。するとそこへジュイクの同居人でジナの元恋人のヒョンギュが訪ねてきて・・・
ココがポイント
神のいたずらで滅亡の人生から盗まれたドンギョン。神はこれ以上傷つかないようにという思いからでしたが、ドンギョンの不幸は彼のせいではないという信念をぜひとも見ておきたいところです。ドンギョンの捨て身の行動が滅亡の決心を変えたとー。ドンギョンを死なせないとソンギョンとジナの前で宣言する滅亡も頼りがいがあってカッコいいですよね。
さらにジナとジュイクとヒョンギュの三角関係も本格的に始動しそうです。
12話感想&ココがポイント
横断歩道で信号待ちをしているドンギョンの横に姿を現した滅亡は、隠れて悪かったといって、ドンギョンが幸せだった時に時間を巻き戻します。観覧車の中で、「自分が死んだら忘れて欲しい」といって滅亡に願い事にできるか聞こうとします。でもドンギョンが言いかけた時にキスをする滅亡ー。
滅亡は、「大抵のことは俺がやってやるから 自分のために願え 後悔しないように」と言います。でも自分のための願いは叶えてくれなかったというドンギョン。その願いとは「私を愛してほしい」だったのですが、その必要はないと滅亡は言います。いい雰囲気になったところで叔母さんが登場。叔母さんとドンギョンは、滅亡を間に挟んで追いかけっこを始めます。
慌てて家から滅亡を追い出したドンギョンは、滅亡に自分の携帯電話を持たせます。叔母さんの登場によって一緒にいる時間が減ってしまいますが、電話をしている二人も新鮮です。
ココがポイント
両親と遊園地で過ごしている自分をみたドンギョンは、消えてしまったあとに滅亡に“幸せよ”と言います。この時の間違ったことをしたのではないかという滅亡の不安を解消するドンギョンの言葉と表情は12話の最大の見どころではないでしょうか。
13話感想&ココがポイント
滅亡を連れてみんなへのプレゼントを買いに行くドンギョン。最後は自分へのプレゼントだといって滅亡と二人で写真を撮ります。その中から一枚を選んで携帯の待ち受けにします。
ドンギョンは叔母さんやソンギョンやジナと一緒に朝ご飯を食べ、滅亡は神に会い今の自分の気持ちを伝えます。創ってくれてありがとう、とー。そんなある日、自分に残された時間はわずかだと悟った滅亡は、ドンギョンに「愛してる」と言います。
付き合うことになってから積極的になる滅亡にたじろぐドンギョン。それでも二人は一緒にいる時間を大切に過ごします。
ココがポイント
13話は、ドンギョンと滅亡の間には特に何事も起きることがなく束の間の休息の時間になります。今まで理解できなかった人間の気持ちを知り、それと同じ自分の気持ちに気づく滅亡。そしてドンギョンは自分を取り巻く人たちの悲しい気持ちに落ち込みます。
そんな中、ジナとジュイクの関係に気づいたヒョンギュが、ジナに告白をします。ずっとジナのことが好きだったヒョンギュ。でもジュイクが同じ気持ちであることに気づきます。
14話感想&ココがポイント
ドンギョンを家まで送る滅亡。階段を上がると叔母さんたちが外で焼き肉をしていて、滅亡も一緒に食べます。その帰り滅亡は「自分の気持ちを言えよ」と催促します。自分の気持ちを言うことができないドンギョン・・・。
滅亡は、会社のみんなに会いに行ったり、パク・ヨンに会ってヨンの大ファンのカルメラ先生にサインを書いてもらったりするドンギョンを見守ります。ドンギョンはヨンに、愛する人を選べば世界が滅亡し 世界を守れば愛する人が死んでしまう、そういう設定ならどうすればハッピーエンドになるか作家としての意見を聞きます。
なら主人公が誰も愛さなければいい。それがヨンの答えでした。
カルメラ先生にサインを渡した後、滅亡はドンギョンに「結婚するか?」と聞きます。展開が速すぎると言いながらもドンギョンは、両親の納骨堂へ一緒に行き、さらに滅亡の誕生日のお祝いをします。願い事としてドンギョンが生きることを望む滅亡ですが・・・
ココがポイント
愛する人のために消えることを覚悟した滅亡と、愛する人のために別れを選択するドンギョン。本当に切ないですね。そして二人とも残された人のことを思って行動を起こします。その一方で、ジナへの気持ちが抑えきれないジュイク。ジナもジュイクに気持ちが揺れ動きつつ、少し強引気味なジュイクの言動について行けないかんじでしょうか。
15話感想&ココがポイント
別れの準備を終えたドンギョンがスーツケースを持って家を出ると、外で滅亡が待っていました。別れの準備をしていたことに気づいていた滅亡ですが止めることができず、ドンギョンは滅亡に別れを告げます。
自分の愛する人たちを守るために姿を消そうとするドンギョン。向かった先は昔両親と暮らしていた家で、夜一人海を見ていると滅亡がやってきます。そして本音を言えと「全部俺に言ってみろよ」と・・・。やっと本音が言えたドンギョンを滅亡は抱きしめます。それからは二人で、ドンギョンの思い出話を聞きながら過ごします。いつも思い出の話をするドンギョンをみて、滅亡は叔母やソンギョン、ジナに連絡をします。
ドンギョンが家に帰るとみんなが待っていて・・・
ココがポイント
みんなを守るために別れの準備をして姿を消すドンギョン。愛する人たちを守りたい・・・けど、自分もみんなと一緒に生きたいという心の葛藤が悲しくで切ないですね。でも、そんな時でも常に傍にいる滅亡。以前のような冷たい目つきではなく、ドンギョンへの優しい眼差しが素敵なシーンが多く、見ているとホッとします。また叔母さんと滅亡の距離も一歩近づき、滅亡にも家族ができたような雰囲気になります。
16話感想&ココがポイント
ドンギョンとジナは二人で散歩をしながら、仕事の話からチーム長の話になります。ジナがチーム長を好きなことを見抜いていたドンギョンですが、ジナはヒョンギュと付き合うことにしたといいます。そんな中、神である少女が倒れたことを察知した滅亡は病院へ向かい、ドンギョンも後から病院へ向かいます。病院からの帰り、道路に飛び出す男の子を滅亡が助けます。本当は助けたらダメだけど、ドンギョンが見ているから助けたと滅亡は言います。お前を愛してから、人間が時々哀れで愛おしく思える、とー。
社長から電話がかかってきて会社に行くと、社長の要件はチーム長を呼び戻してほしいという話でした。ジュイクがビルのオーナーの息子と知ったドンギョンですが、チーム長の方から早く病気を治せと、ジュイクが興す会社に誘われます。
でも・・・ニセ医者に会ったことを知って取り乱す叔母さんをみたドンギョンは、どうしたらいいか分からなくなって神に助けを求めます。二人の記憶と契約を消してしまえば、世界が滅亡することも愛する人を失うこともなくなると答える神。ただし、ドンギョンが選択しなければならないと。そして神自身にも時間があまり残されていませんでした。
お互いの記憶が消えた二人は、以前の生活に戻ります。
ココがポイント
滅亡がせっかく人間に対して憐れみや愛情を感じ始めたのに、お互いの記憶が消されてしまいます。神に助けを求めたドンギョンですが、生死に関することは運命なので帰ることはできないと、それならお互いの存在と契約が消えれば、ドンギョンは他の患者と同じように過ごし、滅亡は滅亡としての役割を果たす生活に戻ると。記憶を消さなければ愛する人を失うのですから、究極の選択を迫られるドンギョンは何を選ぶかはー
17話感想&ココがポイント
お互いの記憶が消えた二人、ドンギョンは治療を受けるために入院します。そして地下の駐車場で悪人を追う滅亡を見てしまいます。ドンギョンが見ていることに気が付いて手を止める滅亡。そのあと二人は話をしますが、滅亡に興味津々のドンギョンに滅亡は思わず笑ってしまいます。
そして自分の顔を覚えているドンギョンに少しだけ興味を持ちますが、滅亡は早々に立ち去っていきます。
ココがポイント
お互いの記憶がキレイに消えてしまうドンギョンと滅亡。どことなく違和感はあるようですが、違和感の正体はつかめず。でも、どうしても出会ってしまうのは運命としか言いようがありません。
18話感想&ココがポイント
少女に屋上の景色がキレイだと教えてもらい、屋上へ行くドンギョン。するとそこに滅亡がいて、契約を結んだ時と同じ会話を交わします。でも一つ違うのは、ドンギョンが海辺でもっと幸せなことがあったはずなのに、思い出せないということー。
そしてエレベーターの中でドンギョンの痛みを取る滅亡ですが、ドンギョンは契約はしないと断ります。でも滅亡にも得体の分からない感情が湧いてきて、それぞれ一人きりになった二人は自然に出てきた涙をぬぐいます。どう抗っても引き寄せられる二人。
でもそれ以上にチーム長ジュイクの暴走も気になるところです。というか、長年の思いが一気にあふれ出てきている感じでしょうか。
ココがポイント
話が長引きそうだとカフェにドンギョンを連れていく滅亡。帰りはドンギョンを一人で返しますが、道で転びそうになると現れて転ばないように支えます。やっぱり優しい人・・・なのですね。そして滅亡に残された携帯と写真は今後の展開に大きく影響します。
19話感想&ココがポイント
抗がん剤治療に備えて美容院に行くドンギョン。でも美容院で倒れてしまいます。倒れそうなドンギョンを支える滅亡。ドンギョンは、自分の葬式で遺影を前に泣く滅亡の夢を見ます。
話を聞いた滅亡はドンギョンを自分の夢に引き入れます。そして滅亡の無意識の世界を見せます。時折フラッシュバックでみるドンギョンと、ドンギョンの言葉が自分の中の記憶と重なり、思わずキスをする滅亡ー。
すると二人の記憶が戻ります。病院のベッドを抜け出し滅亡を探すドンギョンと、病院へ行きドンギョンを探す滅亡。二人はドンギョンの家の前でやっと会うことができますー。
ココがポイント
記憶を失くしても巡り合う運命の二人。滅亡を見ても興味津々のドンギョンと、すぐにドンギョンを気に入る滅亡は何度記憶を失っても結ばれそうな予感さえします。
またジナもやっとジュイクへの気持ちに気づいたようです。またジュイクも、いつも自分の前で失敗したり泣いたりしているジナにメロメロなんだとか。二人の子供のような大人の恋愛もポイントが高いです。
20話感想&ココがポイント
運命として受け入れるしかないー、そう分かっていても、自分のために消滅しようとしている滅亡を理解しているドンギョンにとっては辛いものでした。もちろん滅亡にとっても・・・。滅亡と一緒に病院へ戻ると、叔母は滅亡のことを思い出していました。そして滅亡はドンギョンと結婚する準備をしていたと言います。
神は「助けてあげられず ごめん」と言います。もう一度助けて欲しいと言っても、すでに神の手から離れていてどうにもできなくなっていたのです。二人は受け入れるしかなかったのです。嫌なら、世界を滅亡させるしかない、とー。
“今日が人生の最後だった人”が置き土産にしたバラの花を持って、滅亡はドンギョンのいる家に帰ります。「結婚しよう」とバラの花を渡し、「キレイね」というドンギョンにキスをする滅亡。二人は永遠の約束をします。
ココがポイント
逃げることができず元に戻ってしまい、結局、滅亡が自ら選んだ方法を変えることも止めることもできませんでした。ドンギョンは組織検査を延期にして、退院して結婚準備をすることに。
そしてジナの初恋は終わり、失恋したヒョンジュはジュイクの部屋を出て一人暮らしを始めます。
21話感想&ココがポイント
片時も離れずに常に一緒に過ごすドンギョンと滅亡。ドンギョンは滅亡のいない世界は滅亡と同じではないかと考えます。図書館で仕事をする滅亡は、1秒間に数百個の単語が消えていってるのだといいます。
最後の日を迎える夜、ドンギョンは「どこにも行かないでね」といって少しだけ眠りにつきます。その間に神に会いに行く滅亡。神自身に生きる欲が湧いていて滅亡は驚きます。家に帰ると、目を覚ましたドンギョンが不安そうに家の前で待っていました。滅亡はドンギョンのことを抱きしめますー。
ドンギョンは誰も愛せないようにしてほしいと願いますが、滅亡がその願いを受け入れるはずもなくー。ドンギョンを失えば空虚の中で一人生きていくことになる滅亡は、ドンギョンを生かすこと以外の選択肢はなかったのです。そして、人間はまた愛せるのだとー。
人間だから乗り越えられる、きっとできるという滅亡に、あなたなしじゃ無理と泣きじゃくるドンギョン。落ち着いたドンギョンは、滅亡の世界へ連れて行ってと願いを言います。滅亡の世界で滅亡と1日をすごしたい、とー。
結局ドンギョンは滅亡が最愛の人になってしまい、一番愛してごめんねと謝ります。そんなドンギョンにありがとうという滅亡。
最後の時、滅亡は「お前の悲しみも苦しみも俺に任せろ 俺が全部持って行ってやる」と、ドンギョンへの思いをすべて残し・・・消えてしまいます。
それから3か月後、ドンギョンの腫瘍が小さくなっていることに医師は驚きます。
ココがポイント
ついに滅亡が消滅してしまいます。消滅する前は時間を惜しみら一緒に過ごすドンギョンと滅亡。そして最後まで滅亡はドンギョンのために存在し、ドンギョンを生かすために消滅します。
ジナとジュイクは、時間が必要だといって付き合わず、連絡すら取っていない様子。ジュイクはドンギョンの病気が治ったことから自分の会社で働かないかと再度打診します。
22話感想&ココがポイント
ドンギョンは滅亡が消滅したことを話さずに「アメリカに行った」と叔母さんやソンギョンに言っていました。そしてドンギョンに、必要なのは時間ではなく勇気だと言われたジュイクは、ジナの家を訪ねます。ジュイクは会えないのはつらいから仕事から始めようと契約書を渡します。でも仕事と恋愛が入り交ざって会話が少しちぐはぐに・・・
滅亡と再会する夢を見て涙を流しながら目が覚めるドンギョン。その日は元同僚たちと会い、ジュイクの会社で働くという話になります。ジュイクの新オフィスと訪ねると、広い空間にデスクが2台置いてあるだけだったことにドンギョンは驚きます。
叔母さん、ソンギョンとジナと一緒に食事をしたあと、一人で滅亡の家を訪ねたドンギョンは、机の上に二人の写真を飾ります。
ココがポイント
滅亡の姿がないことを悲しみながらも、消えゆくものに滅亡の存在を感じるドンギョン。腕輪もしっかりつけたままにしています。そして別れたとも言わずにアメリカへ行ったと言っているのは、まだ滅亡の消滅が受け入れられていないからですが、ドンギョンはそのまま生きていく覚悟をしているようです。
23話感想&ココがポイント
帰路の途中、バスに乗っていると雨が降り出します。ドンギョンは降りたたみ傘を持っていましたが、降りたバス停にいた神に傘を渡します。手術を受けて元気に過ごしていた神ー。庭園に戻った神は、滅亡に花を見せてきれいな花を咲かせたと言います。蝶(滅亡)が糧になって花を咲かせたのだと。庭園の花は人間を意味するもの。滅亡は・・・人間になったのです。そして外は雨よと言ってドンギョンに渡された傘を持たせ、彼女が待っているから早く行くようにと言います。
バスの中でバランスを崩したドンギョンの手を取り支える滅亡。
滅亡は人間になって戻ってきたのです。そしてドンギョンと一緒に過ごすことにー。
ココがポイント
ドンギョンと滅亡の再会のシーンは見逃せないですね。今まで何度も滅亡の幻影を見ていたドンギョンは、しばらくはまた消えてしまうのではないかと不安で一杯です。翌朝、目が覚めたときに滅亡がベッドにいなかったので消えたのかと慌てるドンギョン。でも、ちゃんといましたね。人間になった滅亡が医師として働くことになるのもポイントが高いです。
24話感想&ココがポイント
すっかり医師として病院に馴染む滅亡。人間になって何だか楽しそうです。そして叔母のところでキムチを漬けることになり行くと、ジナとジュイクがやってきて一緒に漬けます。恋人2日目でキムチ漬けデート・・・
そしてすっかりドンギョンの家族に、家族として受け入れられている滅亡。時々気に入らない人を「消してやろうか」と言ってしまうところは可愛いです。人間のように仕事をして、ご飯を食べて、ドンギョンと電話をしながら寝てしまったり。
早く結婚したい滅亡と、なぜか焦らしているドンギョンですが、これからもずっと幸せに過ごしていくのは変わらないですね。
ココがポイント
最終回は超ハッピーエンド!弟ソンギョンだけは相変わらずですが、そこがまた可愛いですよね。常に本音で話していることが分かっているので、滅亡も居心地が良さそうです。そしてジュイクとジナカップルも、ジュイクの変貌ぶりが可笑しくて・・・。最後は流れ星に願いを。二人とも何を願ったのでしょうかー。
韓国ドラマ「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」の感想&評価
「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」は、純粋にドンギョンと滅亡のラブストーリーが描かれているのでラブロマンスを観たいという人にはおすすめの作品の一つ。ウェブ小説家のジナとチーム長のジュイクのもう一つの恋愛が並行して描かれているものの、三角関係や意地悪な登場人物がいないのでモヤっとしないのがいいですね。
また最愛の人の生と死について深く考えさせられる物語でもあるなと思います。
自分が生き残れば滅亡が消えてしまう苦しさに耐えられないドンギョンと、ドンギョンのために自分が消えることを選択する滅亡。長い間、誰にも顔を覚えられず一人孤独に歩き続けてきた滅亡が、愛する人に出会った結果が消滅なんて悲しすぎますよね。さらに運命から逃れるために神に記憶を消してもらうも、再び同じ運命を繰り返し記憶を取り戻すことで、運命から逃れられないことを知る二人。
美しくも儚く切ない二人の別れ。それでも結末はハッピーエンドなのでおすすめの作品です。
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