「風と雲と雨」キャストex.登場人物の詳細！見どころや注目ポイントも！

「風と雲と雨」は、朝鮮王朝末期に運命に翻弄されながらも愛する女性と国を守ろうとするチョンジュン（パク・シフ）と、命を懸けて愛する男性を守ろうとする未来を見る能力を持つボンリョン（コ・ソンヒ）のラブロマンス×本格時代劇です。

お互いを運命の相手と知りながらも、権力争いに巻き込まれ何度も離れ離れになる二人。ある時は裏切られたと相手を憎み、ある時は相手を守るためにわが身を犠牲にしながらも、より強い絆で結ばれていく恋の行方はどこへ向かうのかー。史実とフィクションを織り交ぜて描かれているので、かなり波乱万丈のストーリーになっています。

それでは「風と雲と雨」キャストex.登場人物の詳細を紹介します。

韓国ドラマ「風と雲と雨」作品情報

作品名	「風と雲と雨」
原題	바람과 구름과 비
英題	Kingmaker: The Change of Destiny
原作	イ・ビョンジュ「風と雲と碑（바람과 구름과 비）」
制作	ビクトリーコンテンツ、ハイグラウンド
放送	TV CHOSUN 2020年5月17日～7月26日
話数	全21話（U-NEXT　全42話）
演出	ユン・サンホ
脚本	パン・ジヨン

キャスト＆登場人物一覧

キャスト	登場人物	登場人物詳細
パク・シフ	チェ・チョンジュン	観相師
コ・ソンヒ	イ・ボンリョン(ファリョン翁主)	朝鮮第25代王哲宗の娘、巫女
チョン・グァンリョル	イ・ハウン	興宣大院君、朝鮮第26代王・高宗の父
ソンヒョク	チェ・インギュ	チョンジュンの友人、刑曹正郎
キム・スンス	キム・ビョンウン	ジャグンの養子、戸曹判書
チャ・グァンス	キム・ジャグン	壮洞キム氏の首長、領議政
ハン・ジェヨン	キム・ビョンハク	ジャグンの実子、吏曹参判→漢城府判尹
ユン・アジョン	ナハプ	ジャグンの愛妾
チョン・ウク	哲宗	朝鮮第25代王、ボンリョンの父
キム・ボヨン	チョ大妃	先王の母
パク・ジョンヨン	ミン・ジャヨン	薬局と妓房で働く少女、後の明成皇后
チョ・ボクレ	ヨン・パルヨン	チョンジュンの相棒
ノ・ヒョンウク	ペン・クチョル	チョンジュンの協力者
キム・ジュリョン		酒場の女将
パク・ノシク	マンソク	江華の吏房（資金管理者）
チョ・ヨンジン	山水道人	チョンジュンの師
ワン・ビンナ	バンダル	ボンリョンの母、巫女
パク・サンフン	イ・ジェファン	ハウンの次男、後の高宗
チェ・ジュニョン	アン・ピルジュ	ハウンの護衛武士
ホ・テヒ	イム従事官	捕庁従事官
ホ・ソンテ	サンボク	朝鮮最高の易者
ハン・ドンギュ	赤導師	インチキ占い師
イ・ギュホ		ハウンの賭博の相手
パク・ヨン		ジャヨンの債務者
ソン・ブゴン	チョ・ヨンハ	チョ大妃の甥
ホン・ソンドク	ヒョン教授	占術師、観象監出身
ビン・チャンウク	イ・ジェミョン	ハウンの長男
チョン・ジファン	ヨンウン君イ・ミン	王族、哲宗の異母兄の息子
キム・ジョンハク	チェ・ドゥスン	左議政
キム・ミョンス	チェ・ギョン	チョンジュンの父、江華県監

主なキャストex. 登場人物の詳細

チェ・チョンジュン（キャスト：パク・シフ）

1862年（哲宗在位13年 壬戌）、迷魂散（思考を混乱させる薬）を飲まされ記憶を失い早く解毒しないと目が見えなくなる状況に陥っていたボンリョンを助け出す。記憶がないボンリョンに疑われるが、3日間という期限を設け、記憶が戻らなければ好きな所に行って良いとー。

江華（カンファ）島、17歳で科挙に首席合格するも父親の態度は冷たいものだった。そんな中、不思議な少女ボンリョンと幸せなひと時を過ごす。しかし、ある日からボンリョンは待ち合わせ場所に現れることはなかった。

5年の時が流れ、県監の父の元で役人として働いていた。港で火薬が見つかったことを不審に思い、夜中に港に行きボンリョンと再会する。翁主になっていたボンリョンが港にいた理由を話し助けを求められると、全ての話を信じて承諾する。そして翁主ボンリョンとの婚礼の話があると聞いて喜ぶが、母の死を予言した山水道人に運命の相手と結ばれると短命のため一緒に山に行こうと誘われる。

自分の運命は自分で変えると山水道人の誘いを即答で断り、ボンリョンとの約束を果たすため港に向かい爆薬を回収、王命によって婚礼を執り行うが婚礼の最中に漕運船が爆発してしまう。濡れ衣を着せられ罪人となり牢に閉じ込められたところをボンリョンに助けられる。さらにボンリョンが証人になると言うが、王側のハウンの取り調べで裏切られる。

父までも失ったチョンジュンは、山水道人と山に籠ることにする。

注目のポイント
両班として生まれ育ち17歳で科挙に合格するも、ボンリョンの行方が分からなくなり日々淡々と過ごすチョンジュン。5年の月日が流れ再会した想い人が翁主だったなんて、まさにドラマチックな展開です。さらに濡れ衣を着せられ父を失い山に籠り朝鮮最高峰の観相師として頭角を現すのですが、決して結ばれてはならないボンリョンへの想いをどう綴っていくかが注目のポイントになっています。

イ・ボンリョン（キャスト：コ・ソンヒ）

朝鮮第25代王・哲宗の隠し子で霊能力者。1862年（哲宗在位13年 壬戌）、興宣君の政敵がもうすぐ来ると予言する。その帰りにチョンジュンに連れ去られるが、チョンジュンに関する記憶はなかった。

江華（カンファ）島。不思議な物や将来を見る力を持っている少女ボンリョンは、17歳で科挙に首席合格し輝きを放つチョンジュンを見ていた。インギュに意地悪をされているところをチョンジュンに助けられ、後に九尾狐狩りに来て崖から落ちそうになりインギュに見捨てられたチョンジュンを助けるなど縁は深く二人が想い合うようになるまでそれほど時間は掛からなかった。

しかし、母バンダルが巫女を務めていた屋敷の息子インギュの嫉妬により、母親が呪いをかけたと密告されてしまう。母親を助けるためにビョンウンに霊能力を示したことで、キム家に自分が幽閉されてしまい母親はもちろんチョンジュンとも会えなくなる。

5年後、ビョンウンに連れられて翁主として江華島に戻るが、母親の行方は分からなかった。何度も悪夢を見るため夜中に港へ行くとチョンジュンと再会する。チョンジュンが自分のことを覚えていてくれたことを嬉しく思うが、それよりも船の爆発によって多くの命が失われることを心配して助けを求める。約束通りチェンジュンによって阻止されたように思っていたが、予言は的中し大監に欺かれていたことに気づく。濡れ衣を着せられ罪人として牢に入れられたチョンジュンを助け出し自分が証人になると話すが、母親とチョンジュンを助けるためにビョンウンの言いなりになるしかなかったー。

注目のポイント
特殊な能力を隠しながら母バンダルと幸せに暮らしていたボンリョンに突然襲い掛かる悲劇。一番悪いのはインギュですが、その才能をビョンウンに利用されるというのは本当に悲しい話です。そして母とチョンジュンの命を助けるために、チョンジュンを裏切らないといけないなんて・・・。そんなボンリョンをチョンジュンは救い出すことができるのかー？注目していきたいところです。

イ・ハウン（キャスト：チョン・グァンリョル）

興宣大院君、朝鮮第26代王・高宗の父。王やギョンと同じ立ち位置で、キム一族の壊滅を図る。江華島で漕運船が爆発した事件で捜査をするが、ボンリョンの証言がなかったためギョンの無実を証明することができなかったー。

チェ・インギュ（キャスト：ソンヒョク）

チョンジュンの友人だが、チョンジュンに対する嫉妬心が強い。ボンリョンと恋仲になっているのを知ると、ボンリョンの母親が呪いをかけたと密告を行い、そのせいでボンリョンは母親と引き離され翁主としてキム一族に利用され続けることになる。

5年後、キム一族に取り入ろうと自分の命をかけて、漕運船爆破の濡れ衣を着せられ罪人になったチョンジュンを始末しようと牢へ向かうが、一足先にボンリョンによって助け出されていたため復讐の機会を失う。しかし都へ移送される途中でギョンに父親の仇を討ち、ビョンウンと共に都へ向かう。

キム・ビョンウン（キャスト：キム・スンス）

ジャグンの養子、戸曹判書。ボンリョンに霊能力があるのを知ると、権力を得るためにボンリョンが死ぬまで利用しようと考える。

5年後、翁主ボンリョンを江華（カンファ）島に連れていく。ビョンウンにはボンリョンとチョンジュンの婚礼によって、船の出航を遅らせるという一族の命運を賭けた重要な役割があった。出航を遅らせるために爆薬を準備するが、港で火薬を見つけたチョンジュンと、ボンリョンの予知能力によって阻止されそうになる。しかし二人を欺いて漕運船を爆破させギョンとチョンジュンに濡れ衣を着せる。さらに母親のかんざしをボンリョンに渡し、母親とチョンジュンの命を助ける代わりに証言をしないように命令する。そして都に戻るとボンリョンの背中にキム一族の烙印を押すのだったー。

キム・ジャグン（キャスト：チャ・グァンス）

壮洞キム氏の首長、領議政。チョンジュンの父ギョンが、キム一族から押収した財宝を漕運船に乗せて官軍に届けるのを知り、婚姻を理由に阻止するようビョンウンに命じる。さらにギョンが息子の婚姻を断ろうとしたため、哲宗に正式に王命としての文書を書かせる。

キム・ビョンハク（キャスト：ハン・ジェヨン）

ジャグンの実子、吏曹参判→漢城府判尹

哲宗（キャスト：チョン・ウク）

朝鮮第25代王。正体を隠したままバンダルと恋仲に落ち、バンダルが出産すると子供と共に行方不明になっていた。そんなバンダルが王宮を訪ねてきて娘を返して欲しいと訴えてくるが、ボンリョンは王族の血筋でありすでに政権を握られているキム家の手中にあることから、バンダルの元に戻すのは難しいことだった。

キム一族を破門させるためにギョンと手を組みキム一族の財宝を漕運船で運ばせようとするが、その話をジャグンに知られ、ジャグンに脅されながらチョンジュンとボンリョンの婚姻の許可を文書で書き、没収した財宝もキム一族に奪われてしまう。

ミン・ジャヨン（キャスト：パク・ジョンヨン）

貧しい村の少女、後の明成皇后

ヨン・パルヨン（キャスト：チョ・ボクレ）

チョンジュンの相棒、自称占い師、詐欺師

山水道人（キャスト：チョ・ヨンジン）

チョンジュンの父ギョンの親友。チョンジュンの母の死を予言した人物で、チョンジュンもまた運命の相手と結ばれることで短命になるため、自分と山に籠って運命を変えようと誘う。一度はその場で断られるが、ボンリョンに裏切られ父を失い、運命と戦ったチョンジュンを山へ連れていき修行をさせる。

バンダル（キャスト：ワン・ビンナ）

ボンリョンの母で巫女。昔、一人の男性と恋に落ち、ボンリョンを出産し姿を隠していた。娘には神が与えた不思議な力は隠さなければいけないと教え続けてきたが、自分を助けるためにボンリョンの霊能力が明らかになりキム一族に連れ去られてしまう。

助けを求めるためにボンリョンの父親である若様を捜すと、若様が王の哲宗であることが分かり王宮を訪ねる。しかし王族の血筋であるボンリョンを返すのは難しいと言われてしまう。

（キャスト：イ・ギュホ）

ハウンの賭博の相手

チェ・ギョン（キャスト：キム・ミョンス）

チョンジュンの父、江華県監。民のことを想う県監で町は活気に溢れていた。そこへビョンウンがやって来て、王が息子チョンジュンと翁主の婚礼を行うように仰せだと伝えられる。しかし、運命の相手と結ばれると短命だという予言を信じ、婚礼の話を断りチョンジュンには山水道人と一緒に山へ行き籠るように指示する。

しかし王命によって婚礼は執り行われ、さらに婚礼の最中に漕運船が爆発し濡れ衣まで着せられる。そして罪人として都に移送される途中で村人たちに助け出されるが、インギュに父親の仇を討たれて命を落とす。