「ホン・チョンギ」キャストex.登場人物の詳細！見どころや注目ポイントも！

「ホン・チョンギ」は、生死を司る神サムシンや獣神のホリョン、悪の化身の魔王、絵を書かせる魔物ファチャなどが登場するファンタジー×ロマンス時代劇。

原作は「太陽を抱く月」などを手掛けたチョン・ウングォルのベストセラーだけあって、W主演のアン・ヒョソブとキム・ユジョンのラブロマンスが惜しみなく描かれています。相手を守るために自分の身を犠牲にする選択をする二人。また一緒に過ごした一時の思い出が、その後の19年間を支え続ける二人の絆の強さは、他の何もにも変え難いほど美しいとも言えるでしょう。

さらに二人の脇をムン・スク、チェ・グァンイル、ハン・サンジン、チョ・ソンハなど大御所のキャスト陣が埋め尽くし、重厚さも楽しめるドラマになっています。

それでは「ホン・チョンギ」キャストex.登場人物の詳細を紹介します。

韓国ドラマ「ホン・チョンギ」作品情報

作品名	「ホン・チョンギ」
原題	홍천기
英題	Lovers of the Red Sky
原作	チョン・ウングォル「ホンチョンギ」
放送	SBS 2021年8月30日 – 2021年10月
話数	全16話　（U-NEXT　全32話）
演出	チャン・テユ
脚本	ハ・ウン

キャスト＆登場人物一覧

キャスト	登場人物	登場人物詳細
キム・ユジョン	ホン・チョンギ	絵師、ウノの娘
アン・ヒョソブ	ハ・ラム	書文観、日月星(イルウォルソン)
コンミョン	亮明(ヤンミョン)大君、イ・ユル	タン王朝第3王子
クァク・シヤン	朱香(チュヒャン)大君、イ・フ	タン王朝第2王子、亮明大君の兄
ムン・スク	サムシン	生死を司る神
チョ・イェリン	ホリョン	仁王山～宮殿を守る神霊、白虎
キム・ボムレ	魔王	死の神
パク・ジョンハク	ファチャ	一生に一度しか書けない絵を書かせる魔物、外見はカン・ユングク
チェ・グァンイル	ホン・ウノ	チョンギの父、絵師（霊妙な画工）
キム・グァンギュ	チェ・ウォノ	ペクユ画団の長
ユン・サボン	キョンジュ宅（テク）	ペクユ画団の食事係
チョン・ヨンギ	カン・チュンボク	ペクユ画団の執事
ホン・ジンギ	チャ・ヨンウク	ペクユ画団の一員
ホン・ギョン	チェ・ジョン	ペクユ画団の一員
チャン・ヒョンソン	ハン・ゴン	図画署・考画院の長、聖画様
ハン・サンジン	ハ・ソンジン	ラムの父、魔王の封印を主管した道士
チェ・ジョンウォン	ハ・ダム	ラムの祖父
ソン・ウォンソク	ムヨン	日月星の護衛武士
キム・ヒョンモク	マンス	日月星の小間使い
ヤン・ヒョンミン	チョン・センネ	月星団の一員
チョ・ソンハ	ソンジョ	タン王朝4代目王、亮明大君と朱香大君の父
チョン・グクファン	ヨンジョン	タン王朝3代目王、魔王の力で天下を手に入れる
チェ・グッキ	ミス	元国巫
ハ・ナウム	シム・ジョンウ	亮明大君の側近
コ・ギュピル	コピル	亮明大君の小間使い

主なキャストex. 登場人物の詳細

ホン・チョンギ（キャスト：キム・ユジョン）

絵師、霊妙な画工ウノの娘。魔王の暴走を恐れた先王ヨンジョンが、ウノに描かせた肖像画に魔王を封印する式を行った日に生まれ、魔王の呪いによって視力を失う。同じ日に生まれたのがラム。生の神サムシンによって、呪いを避けるための運命の相手として結ばれる。

9年後、視力を失くしたままのチョンギは、儀式の日以降発作を起こし物忘れがひどくなっていく父ウノと暮らしていた。そんなある日、雨乞いの儀式のために都城に連れてこられたラムと出会う。魔王を封印したときの導士ソンジンと、肖像画を描いた画工ウノが話をしている間、チョンギはペクユ画団に行くと言い出かけるとラムも後を付けてくる。その日ラムと過ごした時間はチョンギにとっては特別な時間だった。

翌日再び会う約束をするが、約束は守られなかったー。しかし、サムシンによって魔王の目を預けられたチョンギは目が見えるようになる。それから19年後、父親を養うためにペクユ画団の画工になっていた。

そんなある日、天文観測を行う書文観の主簿になっていたハ・ラムと再会する。しばらくはラムだと気付かなかったチョンギだが、昔の思い出がチョンギにとって特別だったようにラムにとっても特別なものだったことから、二人はお互いの存在に気づく。そしてお互いに心を通わせ合うようになった頃、ラムの中に魔王が潜んでいることが分かる。魔王を封印するためには霊妙な画工ウノの娘である自分が王の肖像画を描かなければならないことを知り、命をかけて肖像画を描き始めるがー。

注目のポイント
生まれた日からサムシンとホリョンに守られ、御容を書く時にはファチャが姿を見せるまさに最強女子。さらに神だけでなくラムや亮明(ヤンミョン)大君が本気で惚れるところは注目のポイントです。亮明大君の言動を見ていると、亮明大君でいいのでは？と思ってしまいますが、やはり生まれた時からの運命だけあってチョンギの気持ちが揺らぐことは一切ありませんでした。またペクユ画団の人々など仲間や味方が多いのも見どころの一つです。

ハ・ラム（キャスト：アン・ヒョソブ）

書文観、日月星(イルウォルソン)。先王ヨンジョンの中にいる魔王の封印を主管した道士ソンジンの息子。父ソンジンは魔王の封印の儀式のあとミスたちに命を狙われるが、何とか生き延び揚州でひっそりと暮らしていた。しかし9年後、干ばつが続き、雨乞いの儀式で必要な水の気を持つ童子を捜していたミスに見つかり、都城に連れていかれチョンギと出会う。

雨乞いの儀式で人身御供にされ命を失ったラムだったが、儀式によって呼び出されたサムシンが逃げた魔王をラムの体に宿らせ、力が使えないように目をチョンギに預ける。視力を失ったものの生き返ることができたラムだった。しかしソンジンの命が奪われ、母親と引き離されたことでラムは王の傍で過ごしながらも復讐を誓っていた。

昼は書文観の主簿として星の動きから世の中の動きを予測し王の信頼を得る一方で、夜は日月星(イルウォルソン)として復讐の準備を進めていたが、チョンギと再会して復讐を誓っていた心が揺れ動き始める。全てが終わったら・・・と心の中で決心するが、体の中に宿っていた魔王がチョンギと会うたびに姿を見せ始める。

魔王を封印するためには御容が必要だったが、御容を書くことができる霊妙な画工の身に危険が及ぶためラムは難しい選択を迫られるが、結局はチョンギへの愛の証として別れを選ぶ。しかしチョンギはラムを助けるために自分の身を犠牲にしてでも御容を書くことを選択するー。

注目のポイント
チョンギが危険な目に遭うたびに助けるラム。目は見えなくても強くて本当にカッコいいところは注目のポイント。また心根は優しい人なので、チョンギの登場によって復讐心が揺らぐところは見どころの一つ。少し情けないような悲しそうな表情に母性がくすぐられそうになることも。

イ・ユル（キャスト：コンミョン）

亮明(ヤンミョン)大君、タン王朝第3王子。雨乞いの儀式の日に兄と一緒に御容を見に行き、魔王を逃がしてしまったことでずっとラムに対して負い目を感じていた。

チョンギをみて一目で恋に落ちるが、ラムの存在やチョンギが摸作の画家だと知り困惑する。しかし魔王を封印する御容を書くことができる霊妙な画工だと分かり全面的に協力する。チョンギに対する恋心が抑えられなくなりそうになりながらも、大君としての立場やチョンギのラムへの想いを考えて思いとどまる。だからといってラムに対して意地悪することはなく、どうにかして守ろうとする。

しかし、兄の朱香(チュヒャン)大君が暴走しはじめてしまいー。

イ・フ（キャスト：クァク・シヤン）

朱香(チュヒャン)大君、タン王朝第2王子、亮明大君の兄。雨乞いの儀式の日、御容から聞こえる声に従いろうそくの火をつけて燃やしてしまう。

権力に対する執着が強く、病気がちな世子よりも自分が王になるべきだと考え機会を伺っている。さらに王になるためには自分に魔王を宿らせる必要があると考え、ラムやチョンギを利用しようとするがー。

サムシン（キャスト：ムン・スク）

生死を司る神。チョンギとラムの運命を結び付けた神。二人のことを見守り続け、必要があれば手助けをする。先王に宿った魔王を封印するときにホリョンと一緒に能力を発揮し成功させ、2度目のラムに宿った魔王を封印するときにも登場し全力で能力を使うがー。

ホリョン（キャスト：チョ・イェリン）

仁王山～宮殿を守る神霊、白虎。宮殿内なら結界を張り魔王の力を制御することができる。宮殿の中をウロウロしているところを魔眼を持ったチェギョンに見つかり、好物のお茶を淹れてもらう。

姿は子供っぽく見えて口が悪いが、年齢は500歳を超えている。

魔王（キャスト：キム・ボムレ）

死の神。

ファチャ（キャスト：パク・ジョンハク）

一生に一度しか書けない絵を書かせる魔物。ウノと一緒に御容を作成したもう一人の画工カン・ユングクの姿をしている。魔王を封印する御容を書くためにはファチャと契約が必要だが、対価を払わなければならない。対価を払うことでウノのように正気を失ったり命を失うと推測されてきたが、本人曰く、絵を持っていくだけとのこと。

魔王の封印を成功させるためにチョンギに細かくアドバイスをし、1人では難しいためカン・ユングクの子孫を送り込む。封印式でも手助けをする実は良い人。

ホン・ウノ（キャスト：チェ・グァンイル）

チョンギの父、絵師（霊妙な画工）。先王の魔王を封印する御容を作成した霊妙な画工だが、封印される直前の魔王に呪いをかけられてしまう。

チェ・ウォノ（キャスト：キム・グァンギュ）

チョンギが所属するペクユ画団の長。父親を養うために画工として絵を書いているチョンギの仕事場でもあり、健気なチョンギを娘のように見守ってきた。霊妙な画工ウノの娘として御容を書かせようとするハン・ゴンに対して、ウノの二の舞にしてはいけないとチョンギが御容を書くことを阻止しようとする。

キョンジュ宅（テク）（キャスト：ユン・サボン）

ペクユ画団の食事係。チョンギが幼いころから、いつもお腹が空いていないか気にかけて用意している。

ハン・ゴン（キャスト：チャン・ヒョンソン）

図画署・考画院の長。再び魔王を封印する御容を作成するために、霊妙な画工を捜しチョンギを見つける。

ハ・ソンジン（キャスト：ハン・サンジン）

ラムの父で魔王の封印式の主管を務めた導士。封印式直後に命を狙われるが、死んだと思わせて実は生きていた。9年後、楊州で静かに暮らしていたが雨乞いの童子を捜しに来たミスによって、水の気を持ったラムが見つかってしまう。王命に逆らうことができず都場に向かい、ウノと再会する。

雨乞いの儀式で息子ラムが一命は取り留めるも視力を失い、その後さらなる悲劇が襲い掛かるー。

ハ・ダム（キャスト：チェ・ジョンウォン）

ラムの祖父。

ムヨン（キャスト：ソン・ウォンソク）

日月星の護衛武士。武術・度胸に優れている。正体を明かさない日月星の代わりに、依頼人に顔を見せることもある。

マンス（キャスト：キム・ヒョンモク）

日月星の小間使い。目の見えないラムをいつも傍でサポートをしている。

チョン・センネ（キャスト：ヤン・ヒョンミン）

月星団の一員。チョンギに摸作を書かせ買い取っていたが、チョンギに渡したお金をだまし取る詐欺行為をすることも。しかし、騙されたことを知ったチョンギの策略によって捕まる。保釈金を支払いすぐに出てくるが、仕事ができなくなったため復讐心を燃やす。

ソンジョ（キャスト：チョ・ソンハ）

タン王朝4代目王、亮明大君と朱香大君の父。魔王の暴走を恐れた先王から玉座を受け取り、封印式を執り行う役目を担う。誰かが犠牲になることは好まず、道士のソンジンが生きていたことを聞くと安堵の表情を見せる。

雨乞いの儀式で人身御供を行うことに反対し、勝手に人身御供を行ったミスを王宮から追放する。

ソンジン亡き後は、王宮に復讐心を燃やすラムを王宮に連れてきて書文観として傍に置くが、そこにはある真相が隠されていたー。

ヨンジョン（キャスト：チョン・グクファン）

タン王朝3代目王。自分の中の魔王が暴走するのを恐れ、王の座を息子に譲り封印式を行う。

コピル（キャスト：コ・ギュピル）

亮明大君の小間使い