「緑豆の花」キャストex.登場人物の詳細！見どころや注目ポイントも！

「緑豆の花」は1894年の甲午農民戦争をベースに描かれた物語です。厳しい税の取り立てに疲弊した農民たちが、身分による差別のない世界を目指して蜂起し内乱を起こす一方で、清や日本帝国などが介入してくるという激動の時代に翻弄される兄弟の運命はどうなるのか。

庶子として生まれ“あれ”と呼ばれる兄ペク・イガン（チョ・ジョンソク）と、嫡子の弟ペク・イヒョン（ユン・シユン）の兄妹の絆は強く、お互いに想い合っていたもののいつしか敵対するようになります。今まで民を虐げて税を徴収していたイガンが義兵になり、心優しく兄イガンの生き方を心配していたイヒョンが“鬼”と呼ばれ義兵に恐れられるようにー。鬼と呼ばれるイヒョンが時折見せる、憂いを帯びた表情など注目のポイントです。

またイヒョンが鬼になるきっかけを作った両班であり師匠であるソクジュ役をチェ・ウォニョン、民乱の指導者 緑豆将軍ボンジュン役をチェ・ムソン、イガンの想い人で軍商まで行う商人ジャイン役にハン・イェリなど実力派キャストが集結。僧侶でありながら武術に長けているヘスン役のアン・ギルガンの迫力あるアクションシーンなども見どころになっています。

それでは「緑豆の花」のキャストex.登場人物の詳細を紹介します。

韓国ドラマ「緑豆の花」作品情報

作品名	「緑豆の花」
原題	녹두꽃
英題	Nokdu Flower
制作	SBS, C-JES
放送	SBS 2019年4月26日-7月13日
話数	全24話（U-NEXT 全48話）
演出	シン・ギョンス
脚本	チョン・ヒョンミン

キャスト＆登場人物一覧

キャスト	登場人物	登場人物詳細
チョ・ジョンソク	ペク・イガン	イヒョンの異母兄、東学教徒。民を虐げる暴漢→反乱軍の大将
ユン・シユン	ペク・イヒョン	マンドゥクの嫡子
ハン・イェリ	ソン・ジャイン	商団・全州旅閣の客主。イガンの想い人
パク・ヒョックォン	ペク・マンドゥク	イガンとイヒョンの父、汚職役人。新興両班
ファン・ヨンヒ	チェ氏	マンドゥクの本妻、イヒョンの母
ペク・ウネ	ペク・イファ	イヒョンの姉、嫡子
ムン・ウォンジュ	キム・ダンソン	イファの夫、武官。戦地でイヒョンの世話をする
ソ・ヨンヒ	ユウォル	イガンの母、ペク家の元使用人
チョン・ソンチョル	ナム執事	ペク家の執事
パク・チイル	ソン・ボンギル	ジャインの父、道の行商人の長・都接長。娘の命を危険にさらしたペク家を恨み、白山の米を燃やす。しかしその事が原因で、ジャインに縁を切られる。
キム・サンホ	チェ・ドッキ	全州旅閣の行首、元武官。喧嘩でイガンに勝つ
パク・ギュヨン	ファン・ミョンシム	イヒョンの許嫁。伝統的両班層の娘
チェ・ウォニョン	ファン・ソクジュ	イヒョンの師、ボンジュンの友人
チェ・ムソン	チョン・ボンジュン	東学教徒。甲午農民戦争指導者、緑豆（反乱軍）将軍
ミン・ソンウク	チェ・ギョンソン	東学教徒。ボンジュンの側近
チョン・ギュス	トンロッケ	ギョンソンの部下
チェ・サンウ	イ・ソンゲ	トンロッケの長男
キム・ヒョンビン	イ・バンウォン	トンロッケの次男
パク・ジファン	キム・ギョンチョン	ギョンソンの部下
ノ・ヘンハ	ボドゥリ	東学教徒。ギョンソン部隊の狙撃手
アン・ギルガン	ヘスン	東学教徒。ギョンソン部隊の武術に長けている僧侶
キム・ジョンホ	キム・ゲナム	ボンジュンの同志、泰仁大接主
ホン・ウジン	ソン・ファジュン	ボンジュンの同志、茂長接主
イ・テゴム	ソン・ヒオク	ボンジュンの妻の親族
チョ・ヒョンシク	オクセ	イガンの右腕
キム・ドヨン	チョルドゥ	イガンの右腕。イガンが“あれ”の頃は気が合っていたが、生き方を変えると決めたイガンに殴られる。
パク・フン	キム・チャンス (キム・グ)	イガンの同志、黄海道接主
チョ・ヒボン	ホンさん	マンドゥクの側近
キム・ハギュン	パク・ウォンミョン	民乱後の新任古阜郡守
チャン・グァン	チョ・ピョンガプ	古阜郡守。悪徳役人でペク・マンドゥクと共謀して民から税をむしり取り贅沢三昧の日々を過ごしていた。1894年陰暦1月10日、古阜にてチョン・ボンジュンを状頭に民乱が起きると一目散に逃げだす。
イ・ジョンホン	イ・ヨンテ	古阜に派遣された民乱時の按覈使。東学教徒を投獄し進士ソクジュを極刑にしようとする。実はその裏でマンドゥクから賄賂を受け取っていた。
イ・スンウォン	キム・ムンヒョン	全羅道観察使
ナム・ムンチョル	キム・ハクジン	全羅道観察使
ユン・ギュンサン		珍山の義兵※13話（U-NEXT）出演
イ・ジュニョク		珍山の義兵※13話（U-NEXT）出演
チョン・ムソン	チェ・シヒョン	東学2代目教主、古阜の民乱が成功すると、ボンジュンの旗揚げを中止し教徒の安全を保障するよう促す。
ユン・ソヒョン	ホン・ゲフン	両湖招討使
ソン・ウヒョン	イ・ギュテ	ゲフンの副官、ドッキの武官時代の後輩
キム・ソンガン		清の使者
イ・ギチャン	武田陽介	イヒョンの大学の先輩、日本公使館の武官
キム・イヌ	大鳥圭介	日本公使
オ・ヨン	井上馨	日本公使、大鳥圭介の後任
チョン・グクファン	イ・ハウン(興宣大院君)	朝鮮第26代王の高宗の父
パク・ソングン	パク・ドンジン	ハウンの部下
イ・チャニョン	高宗	朝鮮第26代王
キム・ジヒョン	王妃ミン氏(明成皇后)	高宗の正妃

主なキャストex. 登場人物の詳細

ペク・イガン（キャスト：チョ・ジョンソク）

イヒョンの異母兄、東学教徒。民を虐げる暴漢→反乱軍の大将。ペク家の“あれ”。民から何かと税を徴収し、反論するものがいれば殴っていた。防穀令が発布されているにも関わらず、ジャインの部下が民から米を買ったためチェ行首とケンカになるが負ける。母親を平民にすることを条件に、マンドゥクから6人目の古阜郡守を殺害するよう命じられる。その話を聞いていたイヒョンが、自分が生まれて申し訳なく思っていると涙を流しながら話すので、手を汚すのは兄の役目だと言ってイヒョンの涙を手で拭う。新任の古阜郡守に向かう途中で、東学教徒だという話を聞いたイガンは6人目の古阜郡守に見逃す代わりに辞職するように脅し、ピョンガプを古阜郡守に戻すことに成功する。

1894年陰暦1月10日、古阜にてチョン・ボンジュンを状頭に民乱が起きる。ケガをした父を連れてジャインの屋敷に逃げ込む。その後、民乱が成功したボンジュンたちに捕らえられる。将頭庁の両班が引き上げると解放されるがボンジュンに刺されたため右手の指が動かせなくなっていた。使い物にならないという理由からマンドゥクに捨てられると思っていたが、マンドゥクに吏房を継ぐように言われる。
その一方で、今まで悪事を働いていた右手が動かなくなったことで“あれ”は死に、左手こそがイガンだとイヒョンや母ユウォルに諭される。しかし父親に、今までの倍の税を民から取り立ててくるように命じられる。言われた通りに動こうとするが、ボンジュンやイヒョン、母ユウォルの言葉が蘇り、税の取り立てをやめて吏房を辞めるとマンドゥクに告げる。

しかしマンドゥクの策略でユウォルが東学教徒であるという証言によって罪人になる。イヒョンと共に禅雲寺に向かったことを知ると、身の潔白を証明しようと証言者の所へ行くがすでに殺害された後だった。その場に隠れていたチョルドゥが襲ってきため殺害。証言者とチョルドゥを殺害した犯人として指名手配される。ケガを負ったまま禅雲寺に向かうが、途中で気を失い倒れていたところジャインと遭遇する。母ユウォルと再会するとジャインの屋敷へ行き、1人チョン・ボンジュンの元へ向かうが追い返される。

ペク・イヒョン（キャスト：ユン・シユン）

ペク・マンドゥクの嫡子。討伐隊の狙撃手。留学先の日本から帰国するが、自分の家にまともな人がいないと嘆いていた。自分の国を文明国にするのが夢。チェ行首とのケンカに負けたイガンに、自分は古阜から去るから兄も父から離れて自分らしく生きる道を探すべきだと諭す。さらに父親がイガンに古阜郡守を殺害するよう命じているのを聞き、自分が生まれたことを申し訳なく思ってきたことを伝える。

1894年陰暦1月10日、古阜にてチョン・ボンジュンを状頭に民乱が起きる。科挙を受けに行く途中で、姉イファの家に滞在しているときに民乱がおきたことを知る。家に戻ろうとすると、イファとイファの夫ダンソンに科挙を受けるように説得されるがー。
ジャインの屋敷に匿われたマンドゥクを、反乱軍に捕らえられる寸前で連れ出し白山に向かう。将頭庁の両班が引き上げるとマンドゥクを連れて屋敷に戻る。しかしマンドゥクが婚姻を目的にソクジュを投獄したことを知り、助けた日に考えたことを思い出す。ソクジュが解放されると、婚姻を覆しても恨まないと伝えに行く。
婚姻の準備を進めていくが、費用を捻出するための白山の米が何者かに燃やされる。すぐに真犯人が誰か分かるが追及はせず、ジャインに銃の入手を依頼する。

兄イガンが吏房を断ったことで、父マンドゥクがユウォルを東学教徒に仕立て上げようとしているのを知りユウォルを連れて禅雲寺に逃げ込む。しかしそこへ兵士たちがやって来て間一髪のところでボンジュンが率いる反乱軍に助けられる。ユウォルには禅雲寺で待つように言い家に帰るが、ソクジュの計略によって徴兵される。

ソン・ジャイン（キャスト：ハン・イェリ）

商団・全州旅閣の客主。日本の商人に米などを売って商売をしていたが、防穀令がだされ入手困難になる。さらに民の生活も苦しくなるばかりで、新任の古阜郡守が防穀令を解除することに期待していたがピョンガプが戻って来てしまう。飢えに苦しむ民を見ながら役所に向かうと、役所では豪華な宴が開かれていた。

1894年陰暦1月10日、古阜にてチョン・ボンジュンを状頭に民乱が起きた日、イガンとケガをしたマンドゥクが逃げ込んできたので、隠し持っている白米を市価の半値で売り渡すことを条件に匿うことにする。しかし、元武官のチェ・ドッキがボンジュンを殺害するよう命じられる。そのことを知ったイガンがドッキと共に将頭庁に向かうが、ジャインは二人を助けるためにボンジュンに危機を知らせる。二人を助けるための判断だったが、イガンもドッキも投獄される。

将頭庁の両班が引き上げイガンが解放される一方で、民乱が起きることを知っていたという罪で捉えられるジャイン。マンドゥクの前に座らせられると、お互いに持っているものを交換して破ることで取引が成立する。その後は自由の身になるが、ペク家の白山の米が燃やされたことで自分の父親を追及する。いくら自分のためとは言っても、商人にとって何よりも大切な商品を燃やした父とは別の世界を生きていくと決別を決める。
帰路の途中で遭遇したイガンと、禅雲寺でイガンを待っていたユウォルを連れて帰る。イガンはすぐにボンジュンの所へ向かうが、ユウォルには商売を手伝ってもらうことに。そして自分自身は軍商になり戦地に向かう。

ペク・マンドゥク（キャスト：パク・ヒョックォン）

イガンとイヒョンの父、汚職役人。新興両班。イヒョンを科挙に合格させるために賄賂を配っていた。古阜郡守ピョンガプと手を組み民から奪い取った税で贅沢の限りを尽くしていたが、新任の古阜郡守では税を着服することができないため計略する。5人の古阜郡守を辞職に追いやるが、6人目の着任で防穀令が解かれたためイガンに殺害を命令する。しかしある情報によって6人目の古阜郡守を辞職に追いやりピョンガプを戻すことに成功。盛大な宴を開く。

1894年陰暦1月10日、古阜にてチョン・ボンジュンを状頭に民乱が起きる。イガンと命からがら逃げ出し、商人ジャインの屋敷で取引をし匿ってもらう。追っ手が来ると、ぎりぎりの所でイヒョンに連れ出され白山に向かい、将頭庁の両班が引き上げると屋敷に戻る。イガンに吏房をさせ、イヒョンとミョンシムの婚姻を成立させると、イガンとユウォルを食事に呼び家族が一番大切だと話す。
婚姻費用を捻出するために白山の白米を売ろうとするが、何者かに燃やされてしまう。そこでイガンに民たちから倍の税を徴収するように指示するが、イガンが吏房を辞めると言い出し困惑する。イガンを縛り付けるためにユウォルを東学教徒に仕立て上げるがイヒョンが連れて逃げたため失敗する。さらにイヒョンが徴兵されショックを受ける。

チェ氏（キャスト：ファン・ヨンヒ）

マンドゥクの本妻、イヒョンの母。使用人でありながら長子であるイガンを産んだユウォルのことを恨んでいる。イヒョンの結婚が決まると、宰相の道が開けたと浮足立つ。しかし、イヒョンが徴兵されてしまいショックを受ける。

ペク・イファ（キャスト：ペク・ウネ）

イヒョンの姉。母チェ氏と同様、使用人でありながら長子であるイガンを産んだユウォルのことを恨んでいる。武官の夫が兵士として戦地に向かったので不安な日々を過ごす。

ユウォル（キャスト：ソ・ヨンヒ）

イガンの母、ペク家の元使用人。ペク家の長子を産み母子共にマンドゥクに大切にされるが、嫡子のイヒョンが生まれるとチェ氏に追い出されそうになる。マンドゥクが一緒に暮らそうと言ったのでそのまま住み続けるが、チェ氏には冷たく当たられる。

民乱が起きると息子イガンを助けようとするが願い叶わず離れ離れになる。落ち込んでいるところに声を掛けられついて行くと、そこにはイヒョンが待っていた。
民乱が収まるとイガンとも無事に再会する。右手が動かなくなったことで自暴自棄になっていたイガンに、“あれ”ではなく“イガン”として生きるべきだと諭すが、喧嘩になってしまう。

イガンが吏房を断り、一緒に畑をしながら暮らそうと言ってきたため安堵するが、マンドゥクによって東学教徒に仕立て上げられてしまう。助けに来たイヒョンと禅雲寺に行き、兵士たちに襲われるも無事にイガンと再会。ジャインの家で仕事を手伝いながら、イガンが戻るのを待つことになる。

ソン・ボンギル（キャスト：パク・チイル）

ジャインの父、道の行商人の長・都接長。娘の命を危険にさらしたペク家を恨み、白山の米を燃やす。しかしその事が原因で、ジャインに縁を切られる。

チェ・ドッキ（キャスト：キム・サンホ）

全州旅閣の行首、元武官。喧嘩でイガンに勝つ

ファン・ミョンシム（キャスト：パク・ギュヨン）

イヒョンの許嫁。伝統的両班層の娘、ソクジュの義妹。ペク家と姻籍になると地元の両班や親族から恨まれると分かっていても、それ以上にイヒョンのことが好きだったので内心では結婚を喜んでいた。しかしイヒョンが徴兵されショックを受ける。

ファン・ソクジュ（キャスト：チェ・ウォニョン）

イヒョンの師、ボンジュンの友人でボンジュンの旗揚げに賛同する。しかし、ボンジュンの目的が漢陽へ進撃することだと分かり対立する。民乱が成功すると一時期は平和だったが、戻ってきたマンドゥクにミョンシムとイヒョンの婚姻話を持ち出される。その話を断るとマンドゥクから賄賂を受け取った按覈使によって投獄され、結局はミョンシムとイヒョンの結婚を認めることに。

しかし、禅雲寺に行ったイヒョンが生きて戻ったことを残念に思う。そしてついに、ペク家と婚戚になるのを防ぐためにイヒョンを徴兵させ戦地に送るー。また、ボンジュンが訪ねてきても冷たい態度をとる。誇り高き両班の地位を守ろうとするが・・・。

チョン・ボンジュン（キャスト：チェ・ムソン）

東学教徒。甲午農民戦争指導者、緑豆（反乱軍）将軍。医術にも詳しい。ピョンガプが郡守として戻ってきたのをきっかけに旗揚げをする。

1894年陰暦1月10日、古阜にてチョン・ボンジュンを状頭に民乱を起こし成功すると、白山の武器庫を襲撃。最終目的は漢陽へ進撃することだった。しかし、ここでソクジュと対立する。さらに、東学2代目教主シヒョン旗揚げを中止し教徒の安全を保障するよう促される。しかし、按覈使ヨンテによって東学教徒が制圧されると姿を消し2度目の民乱の準備を始める。イガンが義兵を志望すると一度は断るが、やがて仲間として認め信頼関係を築いてく。

チェ・ギョンソン（キャスト：ミン・ソンウク）

東学教徒、ボンジュンの側近。

トンロッケ（キャスト：チョン・ギュス）

ギョンソンの部下

ヘスン（キャスト：アン・ギルガン）

東学教徒。イガンの仲間、武術を極めている僧侶。

ソン・ファジュン（キャスト：ホン・ウジン）

ボンジュンの同志、茂長接主

パク・ウォンミョン（キャスト：キム・ハギュン）

民乱が起きた後に着任する古阜郡守。善政を約束する。

珍山の義兵（キャスト：ユン・ギュンサン）

珍山の義兵※13話（U-NEXT）出演

珍山の義兵（キャスト：イ・ジュニョク）

珍山の義兵※13話（U-NEXT）出演

イ・ハウン（キャスト：チョン・グクファン）

興宣大院君、朝鮮第26代王の高宗の父

パク・ドンジン（キャスト：パク・ソングン）

ハウンの部下