「王女ピョンガン～月が浮かぶ川～」キャストex.登場人物の詳細！見どころや注目ポイントも！

「王女ピョンガン～月が浮かぶ川～」は、記憶を失い刺客として育てられた王女ピョンガン（キム・ソヒョン）と、山に隠れて山菜や薬草を取りながら生きてきた大将軍の息子ダル（ナ・イヌ）のロマンス時代劇です。

時代劇といえば剣舞、アクションシーンが見どころになってきますが、王女ピョンガン／カジン役のキム・ソヒョンのシーンも多くかなり見ごたえのある内容になっています。剣術や武術に長けていながらも女性ならではの繊細さと王女ならではの意思の強さを持ち合わせているガジンと、ガジンを一途に思い続けるダル。二人の純粋なロマンスは殺伐とした雰囲気を一変させてしまいます。

さらにその他豪華キャスト陣が勢ぞろい！特に二人の味方の幽霊谷の村長ウナム役のチョン・ウク、僧侶ウォルグァン役のチョ・テグァン、オン・ヒョプ将軍役のカン・ハヌルのビジュアルの美しさや雰囲気にはついうっとりしてしまいます。

何度も襲い掛かる運命に抗いながら結末はハッピーエンド！最後まで安心して観ることのできるドラマの一つです。それでは「王女ピョンガン～月が浮かぶ川～」キャストex.登場人物の詳細を紹介します。

韓国ドラマ「王女ピョンガン～月が浮かぶ川～」作品情報

作品名	「王女ピョンガン～月が浮かぶ川～」
原題	달이 뜨는 강
英題	River Where the Moon Rises
制作	Victory Contents
放送	KBS2 2021年2月15日 – 2021年4月20日
話数	全20話（U-NEXT 全30話）
演出	ユン・サンホ
脚本	ハン・ジフン

キャスト＆登場人物一覧

キャスト	登場人物	登場人物詳細
キム・ソヒョン	ピョンガン／ヨム・ガジン	高句麗の王女、天誅房の刺客
	ヨン王妃	ピョンガンの亡母、絶奴部族の才女
ナ・イヌ	オン・ダル	順奴部族長オン・ヒョプの息子
イ・ジフン	コ・ゴン	桂婁部族長コ・ウォンピョの息子
チェ・ユファ	ヘ・モヨン	消奴部族長の養女、長白薬草店店主
キム・ボプレ	平原(ピョンウォン)王	ピョンガンの父、高句麗第25代王
ワン・ビンナ	チン・ジャギョン	平原王の側室→継妃
チャ・グァンス	チン・ピル	チン妃の父、灌奴部族長
キム・ジョンヨン	コンソン夫人	ピョンガンの乳母
ソン・ドッキ	太監(テガム)	平原王の最側近、宦官
ソンミン	キム・ピョンジ	平原王の臣下、友人
キ・ウンセ	ヒョン妃	平原王の側室
パク・サンフン	ウォン	ピョンガンの弟、太子
クォン・ファウン	ヨンヤン王	成長したウォン
ソン・ミンジュン	コンム	平原王とチン妃の息子、王子
ファン・ヨンヒ	サ氏夫人	ダルの乳母
チョン・ウク	サ・ウナム	幽霊谷の村長、順奴部族
キム・ドンヨン	サ・プンゲ	サ・ウナムの息子、ダルの幼なじみ
オ・アリン	ウォル	幽霊谷の住人、百済出身
イ・サンチャン	ソック	幽霊谷の住人
ウォン・ウ	ビルグ	幽霊谷の住人
ユン・アジョン	ホンメ	幽霊谷の住人
イ・ヘヨン	コ・ウォンピョ	コ・ゴンの父、桂婁部族長
ユン・ジュマン	コ・サンチョル	ウォンピョの側近
チョン・インギョム	ヘ・ジウォル	モヨンの養父、消奴部族長
チョン・ウンピョ	ヨム・ドゥク	ピョンガンの天誅房時代の養父
ハン・ジェヨン	トゥ・ジュンソ	天誅房の首領、妖術の使い手
リュ・ウィヒョン	タラ・サン	天誅房の刺客、ジンの双子の兄
キム・ヒジョン	タラ・ジン	天誅房の刺客、サンの双子の妹
ムン・ジンスン	マ・テモ	天誅房の刺客
チョ・テグァン	ウォルグァン	僧侶
チ・ソンファン	ウ・ヨン	オン・ヒョプの元臣下
キム・スンス	真興王	新羅第24代王
チェ・チョロ	ヨン・チョンギ	絶奴部族長
チェ・グァンジェ	ヤン・チェク	黄州城主
カン・ハヌル	オン・ヒョプ	ダルの亡父、順奴部族長

主なキャストex. 登場人物の詳細

ピョンガン／ヨム・ガジン（キャスト：キム・ソヒョン）

高句麗の王女。西暦561年、母ヨン王妃が生きていたころは、秘密の通路を使って王宮の中を走り回り両親や臣下たちの動向を探り情報を得ていた。ヨン王妃が視察に行く前に、側室のチン妃と臣下のウォンピョが何か計略しているのを知り憤りを感じていた。成す術もなく武術の修練に励む。この時の武術の師匠はウォンピョの息子コ・ゴンだった。

母ヨン王妃の視察の旅に同行するが、オン・ヒョプ将軍と会って安堵するも束の間、兵士に襲撃されオン・ヒョプの息子ダルと共にウォルグァンのいる寺に向かうことになる。道中の道は険しく、崖を登っていくためくじけそうになるが、ダルの言葉で勇気づけられる。しかし、途中で縄が切れてダルが落下し、寺にたどり着くもそこには嫉妬に狂い錯乱した父平原王が剣を振るっていた。その姿を見て気を失い、何者かに連れ去られて呪術をかけられる。

8年後、名はカジンと呼ばれ天誅房の刺客になっていた。記憶を失くしていたため、養父のドゥクを実父だと信じ、復讐のために家族の命を狙った高句麗を根絶やしにしようとしていた。しかし悪夢と苦痛から逃れるために血を見ずに父親と平穏に暮らしたいと、天誅房の首領のジュンソに申し出る。すると最後の任務として、高句麗王の殺害を命じられる。

王が儀式を行うときに巫女に紛れるが失敗し、官軍から逃げる途中でダルに助けられる。サンやジン、父のドゥクに合流するとドゥクから真実を明かされ自分が何者かを知るためにダルの助けを借りて調べる。すると自分が王女だったことが分かると、王宮に戻ることもできず村に戻ることもできず、行き場を失くしてしまうがー。

【ヨン王妃、ピョンガンの亡母】

西暦561年。平原王の時代の高句麗は、王室の実権は桂婁部族の長である臣下、コ・ウォンピョが握っていた。若きヨン王妃は民と王室を守るため、国の視察の名目で順奴部族のオン・ヒョプ将軍に助けを求めにいく。

しかし、王の不安とチン妃とウォンピョが仕掛けた計略によって王妃は亡きものとされ、順奴部族は逆賊だといって襲撃されるのを目の当たりにしてしまう。娘のピョンガンをダルに預け順奴部族の民と共に村に残りウォンピョと対峙するが、王妃の殺害を命じたのが王だと知り逃げ場がなくなってしまう。ヒョプ将軍たちと共に剣を抜き戦うが、ウォンピョが放った矢に射られ命を落とすー。

注目のポイント
キム・ソヒョンの見事な剣舞はまさに注目のポイントです。冒頭から始まり、刺客として、また鎧を着てダルたちと共に戦うシーンが多く、見どころが満載になっています。そしてその中でのラブロマンスや王女としての身のこなしなどに目が離せなくなってしまうこともしばしば。
1人の女性としてダルを愛しながらも、王女として民を救いたいという意思の強さに感動の連続です。

オン・ダル（キャスト：ナ・イヌ）

順奴部族長の息子。西暦561年、順奴部族の宝剣を持ち出すほど将軍に憧れ、自分も父親と同じく将軍になるのだと信じていた。しかし王妃と王女がやってきた直後に村が兵士に襲われ、父オン・ヒョプの言いつけ通り王女ピョンガンをウォルグァンのいる寺へ連れていくが、山頂にたどり着く直前に縄が切れ崖から転落しピョンガンとはぐれてしまう。

8年後、幽霊谷から少し離れた山の中で乳母のサ氏夫人と隠れて暮らしていたダルは、サ氏夫人をお母さんと呼び山菜や薬草を取りながら平凡に暮らしていた。そんな中、ガジンと出会い刺客と知りながらもなぜか惹かれてしまい、何か事を起こそうとするカジンを常に追いかける。そしてカジンがピョンガン王女だと知り、自分の父親や部族を死に追いやった王の娘だと分かると葛藤するが、カジンのことを受け入れる。

しかしカジンと共に村で静かに暮らすのも束の間ー、タラとジンが捕まったことをきっかけに状況が悪化し、カジンが王妃として王宮に残ることになり・・・。

注目のポイント
父であり将軍であるオン・ヒョプの意思を守りながら平穏に生きてきたダルですが、カジンとの出会いによって状況が一変します。そしてやっぱり血筋には抗えないといったところでしょうか。ダルと修練を始めるとすぐに習得する勘の良さや、山道を軽々と駆け抜けていくところは注目のポイントです。
カジンへの一途な思いも見どころになっています。

コ・ゴン（キャスト：イ・ジフン）

桂婁部族長の息子。権力に執着している父ウォンピョとは違って自分の部族や王族に興味はなく、王女のことだけを想いピョンガンが王になったら忠臣を尽くすと心に決めていた。

8年後、王の命を狙うカジンと出会い、王女の乳母コンソン夫人の言葉によって王女ピョンガンが生きていることを知る。王の命を狙った刺客のカジンを追うふりをしながら、王女として連れ戻すために画策し成功するがー。

ヘ・モヨン（キャスト：チェ・ユファ）

消奴部族長の養女で長白薬草店店主。王宮に薬草を納める都で随一の薬草店を経営している。しかし裏の顔があり、高句麗の滅亡を計略しながらもコ・ゴンに惹かれていく。

平原王（キャスト：キム・ボプレ）

ピョンガンの父、高句麗第25代王。西暦561年、臣下のウォンピョに権力を握られ、塩の専売特許を解放しようとするも失敗。さらにチン妃とウォンピョの計略によって嫉妬心を煽られヨン王妃と王女ピョンガンを失ってしまう。

8年後、後悔の念と薬によって正気を失っていた王はピョンガンの亡霊を見たと大騒ぎするが、やがてピョンガンが王女として戻ると、ピョンガンの助けによって徐々に正気を取り戻していく。

チン・ジャギョン（キャスト：ワン・ビンナ）

平原王の継妃。側室だった頃にウォンピョと内通し、ヨン王妃を陥れ自分が王妃の座に就く。

チン・ピル（キャスト：チャ・グァンス）

チン妃の父、灌奴部族長

コンソン夫人（キャスト：キム・ジョンヨン）

ピョンガンの乳母。女官の格好をしたガジンを見てすぐに王女のピョンガンだと気付くが、見なかった振りをする。自分の正体を知りたいとカジンが再び目の前に現れると、王女ピョンガンだと言い切りその後はカジンに協力する。

ヒョン妃（キャスト：キ・ウンセ）

平原王の側室。政治に興味がないためチン王妃に嫌味をいわれるものの平和に過ごす。

サ氏夫人（キャスト：ファン・ヨンヒ）

ダルの養母。西暦561年、父オン・ヒョプの遺体を捜しに行こうとするダルを引き止めるために自ら目を焼いて失明する。その後はダルと二人で山奥に隠れひっそりと暮らしていた。

8年後、ガジンを連れて帰ったダルに反対しながらもガジンの服を徹夜で縫ったりとそれとなく受け入れる。しかし、剣を持たせたくないという将軍の言葉とは裏腹に、ダルが将軍への道を進み始め受け入れることができずに・・・

サ・ウナム（キャスト：チョン・ウク）

幽霊谷（順奴部族）の村長。西暦561年、オン・ヒョプ将軍の代わりに順奴部族を守ると決意し、8年後幽霊谷の村長として村を取りまとめていた。カジンが王女ピョンガンだと分かっても受け入れ、順奴部族の名誉回復のためにカジンと共に村の兵力を上げていく。

サ・プンゲ（キャスト：キム・ドンヨン）

サ・ウナムの息子、ダルの幼なじみ。ダルがガジンに惹かれていくのを快く思っていなかったが、ガジンのダルに対する思いが本物だと分かると仲間として受け入れる。刺客の双子の妹ジンのことを好きになる。

コ・ウォンピョ（キャスト：イ・ヘヨン）

コ・ゴンの父、桂婁部族長で王よりも権力を持つ臣下。ヨン王妃がオン・ヒョプ将軍に助けを求めに行くのを知ると、阻止するために王の嫉妬心を煽り王妃を殺害することに成功する。

8年後、王女ピョンガンが戻ると息子のコ・ゴンと婚姻させようとするがー。

コ・サンチョル（キャスト：ユン・ジュマン）

ウォンピョの側近

ヘ・ジウォル（キャスト：チョン・インギョム）

モヨンの養父、消奴部族長。お金に目がなく商才のあるモヨンに全てを任せている。新羅と密貿易を交わしていたが、王女ピョンガンに暴かれ罰を受ける。

ヨム・ドゥク（キャスト：チョン・ウンピョ）

ピョンガンの天誅房時代の養父。西暦561年、天誅房の首領ジュンソが連れてきたカジンを言われたとおり実の娘として育てるが、刺客として任務を果たしながらも悪夢や頭痛に苦しむ姿をみて後悔していた。

8年後、天誅房を抜けたいというカジンを理解し真実を話し実の両親を捜すように助言する。やがてダルの提案によって幽霊谷で暮らすことになる。

トゥ・ジュンソ（キャスト：ハン・ジェヨン）

天誅房の首領で妖術の使い手。西暦561年、寺で気を失った王女を連れて帰り、記憶を失わせ刺客のカジンとして育て上げる。高句麗への復讐心が強く、娘の手で平原王の命を奪うのが真の目的だったがー。

ウォルグァン（キャスト：チョ・テグァン）

僧侶。出家前は王妃の故郷の絶奴部族の一番の武将と言われていたソン・イロプ将軍である。王妃が嫁いで8か月も経たずに王女が産まれ、その頃に官職を退いて出家したため妙な噂が立っていた。西暦561年、寺へ戻った時は既に遅く成す術がなかった。

8年後、記憶を取り戻した王女が訪ねてくると真実を話し、自分の存在を否定するカジンに対し噂はただの噂でヨン王妃は王のことを心から愛していたと言い切る。

オン・ヒョプ（キャスト：カン・ハヌル）

ダルの亡父、順奴部族長。西暦561年、政治には参加せず南方の国境を守ることに専念する（ソン・イロプ将軍に次いで）高句麗で一番の将軍。ピョンガンが後に王になると言うと、順奴部族の宝剣が守ると伝える。

ウォンピョが何か企んでいると分かり、急いで王宮に戻ろうとする王妃を守るため護衛として同行しようとするが、先に王宮から送られてきた兵士たちがやって来て順奴部族が王妃を殺害したと言って逆賊だと言い出す。陰から様子を見て、先に王妃と王女を寺へ逃がそうとするが、王妃が残ると言い張るため息子のダルにピョンガンを寺へ連れていくように指示する。

王妃の殺害を命じたのが王だと分かると、王妃と共に剣を抜き戦うが王妃がウォンピョの放った矢に射抜かれて命を落としてしまう。そして、逆賊だと認めれば民の命は助けるというウォンピョの言葉に従い民の命を優先させる。