「太宗イ・バンウォン」キャストex.登場人物の詳細！見どころや注目ポイントも！

「太宗 イ・バンウォン～龍の国～」は、朝鮮王朝の礎を築いた第3代王 太宗の生涯が描かれた本格時代劇です。特に冒頭の王 太宗のバンウォン（チュ・サンウク）と、父ソンゲ（キム・ヨンチョル）が将軍だった頃のバンウォンのあまりの違いに引き込まれ、物語が進行するにつれてどんどんはまっていく、まるで沼のようなストーリーが魅力的なドラマです。

さらに、兄弟役でオム・ヒョソプ、キム・ミョンス、母イェ・スジョン、妻パク・ジニ、息子役でイ・テリ、など、豪華ベテランキャスト陣が脇を固めているのでかなり見ごたえがあります。

それでは「太宗 イ・バンウォン～龍の国～」のキャストex.登場人物の詳細を紹介します。

韓国ドラマ「太宗 イ・バンウォン～龍の国～」作品情報

作品名	「太宗 イ・バンウォン～龍の国～」
原題	태종 이방원
英題	The King of Tears, Lee Bang-won
制作	KBS
放送	KBS 2021年12月11日～2022年5月1日
話数	全32話（U-NEXT　全50話）
演出	イ・ジョンウ
脚本	キム・ヒョンイル

キャスト＆登場人物一覧

キャスト	登場人物	登場人物詳細
チュ・サンウク	イ・バンウォン	ソンゲの五男、朝鮮第3代王・太宗
キム・ヨンチョル	イ・ソンゲ	バンウォンの父、朝鮮初代王・太祖
パク・ジニ	ミン氏	バンウォンの妻、元敬王后
イェ・ジウォン	カン氏	ソンゲの第二夫人、バンウォンの継母
キム・ギュチョル	ミン・ジェ	ミン氏の父、バンウォンの義父。芸文館提学
オム・ヒョソプ	イ・バンウ	ソンゲの長男
キム・ミョンス	イ・バングァ	ソンゲの次男、朝鮮第2代王
ホン・ギョンイン	イ・バンウィ	ソンゲの三男
チョ・スンチャン	イ・バンガン	ソンゲの四男、弟バンウォンを妬んでいる
イェ・スジョン	ハン氏	ソンゲの第一夫人、バンウォンの実母
オ・スンジュン	イ・バンボン	ソンゲの七男、カン氏の息子
キム・ジンソン	イ・バンソク	ソンゲの八男、カン氏の息子
ソン・ドンヒョク	イ・ジラン	ソンゲの義弟
テ・ハンホ	イ・ファサン	ジランの息子
イ・ウォンバル	イ・ファ	ソンゲの異母兄弟
イ・ウンギョン	ソン氏	ミン氏の母
キム・テハン	ミン・ムグ	ミン氏の弟、ミンの指示で王宮を探る（恭譲王時代）
ノ・サンボ	ミン・ムジル	ミン氏の弟、ミンの指示で王宮を探る（恭譲王時代）
チェ・ダヘ	ギョンスン	ソンゲの三女
チャン・テフン	イ・ジェ	ギョンスンの夫
パク・サンチョ	チョ・ミンス	高麗の武臣、左軍都統使→左侍中
イ・グァンギ	チョン・ドジョン	三峰、成均館大司成、知申事
チェ・ジョンファン	チョン・モンジュ	圃隱、芸文館大提学
イム・ジギュ	ウ王	高麗の第32代王
ソン・ヨンテ	チェ・ヨン	高麗の将軍、ウ王の忠臣
イ・チャン	チェ・ユギョン	ウ王の忠臣
キ・ウニュ	チャン王	高麗の第33代王、ウ王の息子
チェ・ウンソク	キム・ジョ	高麗の武官、ソンゲへの刺客
チェ・イクジュン	クァク・チュンボ	高麗の礼儀判書
パク・ヒョンジュン	コンヤン王(ワン・ヨ)	高麗最後の王、第34代恭譲王。ソンゲの親族
キム・ボミ	定妃アン氏	高麗の第31代コンミン王の妃、大妃
ナム・ソンジン	ハ・リュン	バンウォンの参謀
キム・ボプレ	チョ・ヨンム	ソンゲの腹心
キム・ゴン	チョ・ヨンギュ	ソンゲの臣下
ノ・ヨングク	チョ・ジュン	知門下府事 兼 司憲府 大司憲
イ・ギヨル	ナム・ウン	高麗の文臣、監門衛 上護軍
イ・ギョンヨン	シム・ヒョセン	高麗の文臣、バンソクの義父
ナム・ミョンリョル	イ・セク	牧隠、韓山府院君
チョン・テウ	イ・スクボン	バンウォンの側近
キム・ミンサン	イ・ジョンム	朝鮮の官僚
イ・テリ	ヤンニョン大君、イ・ジェ	バンウォンの長男
イ・ソンイ	三韓国大夫人キム氏	ヤンニョン大君の妻
イ・ミョンホ	キム・ハルロ	三韓国大夫人キム氏の父
チョン・シフン	ヒョリョン大君、イ・ボ	バンウォンの次男
キム・ミンギ	チュンニョン大君、イ・ド	バンウォンの三男、朝鮮第4代王・世宗
キム・ビジュ	シム氏	チュンニョン大君の妻
キム・スンウク	シム・オン	シム氏の父
キム・ジュア		シム氏の母
イ・ドヨン	ギョンジョン宮主	バンウォンの次女
イ・イェソ	ギョンアン宮主	バンウォンの三女
カン・ボンソン	キム・ジニャン	モンジュの側近
チョン・ウィガプ	チョ・サウィ	ソンゲの臣下
イム・ジェグン	チョン・ガシク	儒士、ミン・ジェの弟子
チャ・ギファン	イ・ゴイ	バンウォンの臣下
イム・スヒョン	オリ	引退した官僚の側女
キム・ソンガン	洪武帝	明の皇帝

主なキャストex. 登場人物の詳細

イ・バンウォン（キャスト：チュ・サンウク）

イ・ソンゲの五男、朝鮮第3代王・太宗。兄弟や妻の親族、王である父親までも手にかけたと言われている。世子への譲位を決めると外では臣下たちがひれ伏し、目の前では世子である息子のイ・ド（チュンニョン大君）までもがひれ伏していることに憤りを隠せなくなる。自分はいったい誰なのか？人間なのか？怪物なのか？ーそして世子の手を握り「聖君になれ」と。世子が聖君になることが、自分が人になるための唯一の道だった。

高麗ウ王14年（西暦1388年）父ソンゲは将軍として高麗軍を率いて遼東征伐に向かったがウィファ島で回軍を要請。世間ではソンゲが反乱を起こすのではないかと言われていた。（※遼東攻伐軍の将軍であった李成桂が起こした政変。高麗王朝崩壊の重要な契機となった）

父や兄と離れ離れになる不安な日々を送るバンウォンは悪夢にうなされる。長男バンウと次男バングァはウ王に人質にとられ、3男バンウィと4男バンガンがソンゲに同行していた。ソンゲから回軍を断行したことと、チェ・ヨンの兵士に絶対に捕まるなという知らせを知らせに使徒が馬を走らせるが、途中で命を落としてしまう。知らせは届かないが妻と子供たちを実家に帰らせると、自分は妻の言う通りに馬に乗って登庁する。

チェ・ヨンの兵士たちが捕まえにやってくるが、馬に乗り逃げきると実母や継母とその子供たちを助ける。そして逆賊となった今は、助かるためにさらに大物の逆賊になる必要があると覚悟していたのだったー。最初はみんなを連れて東北へ逃げようと考えていたが、継母カン氏の言葉によって開京に戻る。家族そろって食事のあと、兄弟たちと軍営に戻るというソンゲに自分も行くと申し出るが、登庁するように言われて寂しくなるのだったー。

言われた通り登庁すると何やら怪しい動きがあり、兄たちに言おうにも相手にされず、ソンゲの親兵の集団50人ほどを連れて屋敷に戻ると、王が宦官を引き連れて奇襲をかけてきていたところで間一髪で制圧に成功する。ウ王が強制的に廃位され江華島へ流配され、ウ王の息子チャン王が即位すると、父親に今後どうするのか言及する。

バンウォンは逆賊として王に復讐されるのが何よりも怖かったのだー。家族を助け父ソンゲのために命をかけ、父親からひいきされるほど可愛がられていたが、密かに行動したことがきっかけでソンゲに疎まれるようになってしまいー。

注目のポイント
家族を大切にし父親ソンゲのために尽力する心優しいバンウォン。しかし不安や恐怖から行動を起こすと、それが父親の意に反して次第に心が離れていってしまいます。権力の恐ろしさ・・・ですね。また仲が良くずっと支えてくれていた妻ミン氏とも敵対するようになります。二人の間に何があったのか、また何がバンウォンを変えていったのかが注目のポイントの一つです。

イ・ソンゲ（キャスト：キム・ヨンチョル）

イ・バンウォンの父、朝鮮初代王・太祖。将軍だったソンゲは高麗軍を率いて遼東征伐に向かっていたが、回軍を2度要請し却下されるも今明と戦うのは間違っていると開京に帰ることにする。戦を続けることで民がさらに飢えるからだった。

開京にいるバンウォンにすぐ逃げるよう使いを送ると、腹心のヨンムに夫人たちを守るよう指示する。しかし、ウ王に人質としてとられている長男バンウと次男バングァの命は天に任せるしかなかったー。そして5万人の兵士を連れて帰る途中でバンウォンに送った使徒が息絶えているのを見つけるが、どうすることもできなかったー。

野営にバンウとバングァたちがやってきて無事を確認しながら、バンウォンの無事を願うのだった。開京に着くと兵士たちと共に都城に乗り込み、開京の没落に成功。そして奇跡的に家族全員が無事だったー。息子たちを連れて軍営に戻るが、バンウォンには登庁するように指示する。自分たちとは進む道が違うのだから、と。

家族の命を狙ったウ王を強制的に廃位し、ウ王の息子チャン王を即位させる。いずれチャン王に復讐されるのではないかと不安に感じているバンウォンに今後を言及されるが、バンウォンには自分とは違う道を進み幸せになって欲しいと伝える。それでも何度も危機を救われるが、自分の意見に反発するバンウォンを遠ざけるようになる。

ミン氏（キャスト：パク・チニ）

バンウォンの妻。聡明で賢い女性で、バンウォンに危険から逃れるために子供たちを連れて実家に帰るように言われると、馬に乗って登庁するように促す。そのおかげで捉えにきた兵士から逃げることができるのだった。さらに、バンウォンを捜しに兵士たちが実家にくると、自分を人質として連れていくように言うのだった。その言葉を聞いた兵士たちは探すのを諦めて立ち去る。

チェ・ヨン将軍と王たちが開京に戻ったという知らせが届くと、義父の味方をするために武器や軍糧米を隠すように父ミン・ジェに進言する。王に言われても差し出さないために。そしてバンウォンの無事も信じていた。開京の没落が成功し家族も全員無事だった。ただ1人登庁するように言われて寂しそうなバンウォンに、筆で敵を倒すのだと伝える。

ウ王のあとにチャン王が即位すると、ソンゲに周りにもっと人材を集める必要があるとカン氏と意気投合するのだった。

注目のポイント
妻として夫バンウォンに寄り添いながら、王にするために尽力するミン氏。かなりの策略家であり聡明であり賢く美人であり。ミン氏の横にいるバンウォンが時々頼りなく見えてしまうところは注目したいところです。バンウォンが王になれば影の実力者になるのはミン氏？？と考えるところですが、どうやら敵対することになりそうです。

カン氏（キャスト：イェ・ジウォン）

ソンゲの第二夫人でバンウォンの継母。逆賊になってショックを受けるハン氏を支える。バンウォンが、自分が生んだ腹違いの子どもたちを兄妹といって受け入れ助けてくれたことに感謝する。途中、兵士に襲われるが無事に乗り切り、東北へ行こうとするバンウォンに、開京に行ってソンゲの力になるべきだと提案する。

ウ王のあとにチャン王が即位すると、ソンゲに周りにもっと人材を集める必要があるとミン氏と意気投合するのだった。ミン氏・ハン氏と共に今後のことを話し合いながらソンゲを支えていく。

ミン・ジェ（キャスト：キム・ギュチョル）

ミン氏の父、バンウォンの義父。開京に戻った王たちの味方のふりをするべきだと考えていたが、娘のミン氏に言われて考え直す。バンウォンが謹慎している間に芸文館提学として勉学の講師をする。

イ・バンウ（キャスト：オム・ヒョソプ）

ソンゲの長男、大きな戦の時は親族が人質になるものだと諦めながらも、父親が遼東に進撃しないのが分かっていたのでじきに終わると考えていた。民を助けるために回軍するのは仕方がないことだと。それよりも逆賊の汚名を着せられる父親のことを気の毒に思っていた。死を覚悟していたが、弟バングァと話をし生きるために逃げ出しソンゲと合流する。

開京に着くと兵士たちと共に都城に乗り込み、開京の没落に成功する。バンウォンたちとも再会を果たすが、次第に自分の家門が不忠を犯していていくのが耐えられなくなっていく。

イ・バングァ（キャスト：キム・ミョンス）

ソンゲの次男。人質になるのは仕方がないと分かっていても、戦が終わるまで身動きが取れないことをもどかしく思っていた。父親が回軍することを悟って兄バンウが死を覚悟していることを知ると、生きることを考えようと全員で逃げ出しソンゲと合流する。

開京に着くと兵士たちと共に都城に乗り込み、開京の没落に成功する。兄バンウとは違って、父ソンゲやバンウォンと同じ考えである。

ハン氏（キャスト：イェ・スジョン）

ソンゲの第一夫人、バンウォンの実母。バンウォンが助けにくるが逆賊になったことでショックを受ける。バンウォンやカン氏たちと共に開京に戻る。しばらくは開京で家族と過ごすが、穏やかではない毎日から逃れるため開京を後にするー。

イ・ジラン（キャスト：ソン・ドンヒョク）

ソンゲの義弟。陣営でソンゲと話しながら息子ファサンたちのことを心配していたが、無事な顔を見ることができて一安心する。息子ファサンと共にソンゲに忠誠を尽くす。

イ・ファサン（キャスト：テ・ハンホ）

イ・ジランの息子。ソンゲの息子長男バンウと次男バングァと一緒に人質になっていたが、全員で逃げ出しソンゲや父ジランと合流する。

チョン・ドジョン（キャスト：イ・グァンギ）

三峰、成均館大司成。妻チェ氏（カン・ムニョン）。ソンゲの参謀で開京を没落させた後に何をするべきなのかを教示する。まずは回軍の正当性を認めさせチェ・ヨンを島流しにするために王の教書をもらうのだと。

民のために王となるソンゲに尽力する人物の1人。

チョン・モンジュ（キャスト：チェ・ジョンファン）

高麗の文臣、三司左使。ソンゲに開京を没落させた後に何をするべきなのか尋ねられると、何よりも先に民心をいたわるべきだと提案する。争いで壊れた民家がたくさんあるとー。

上王がソンゲの命を狙ったことで今後どうするか論議しているとき、バンウォンの意見を聞き、名分はあるのかと質問する。さらにあまりにも危険な意見だったため怒りその場を出て行く。モンジュにとって王は絶対的に忠を示す相手であり、民のためというのは表向きな理由でしかないとソンゲたちと敵対する。

ウ王（キャスト：イム・ジギュ）

高麗の第32代王。高麗ウ王14年（西暦1388年）、ソンゲの息子、長男バンウと次男バングァを人質にインゲをけん制する。当時、宦官に父王を殺されたと乱心していた。ソンゲが回軍したことを知ると5万人の兵士をどうにもできないと諦めかけるが、チェ・ヨンの言葉を聞いて奮起する。

しかし開京は没落し、チェ・ヨン将軍を失い無力な王になるとソンゲの望み通りに物事を処理していく。宦官を引き連れて逆賊の討伐に失敗すると、強制的に廃位され江華島へ流配される。しかし江華島でもソンゲの暗殺を企てる。

チェ・ヨン（キャスト：ソン・ヨンテ）

高麗の将軍。ウ王を守ってきた人物で唯一信頼されている。ソンゲたちが回軍したことを知ると、何とか阻止しようと策を練りウ王を動かす。さらに開京に戻ると城内の兵士を集め準備を始める。しかしソンゲが率いる五万人の兵力に太刀打ちできるはずもなく戦は負け、島流しの刑に処される。

チョ・ヨンム（キャスト：キム・ボプレ）

イ・ソンゲの腹心

イ・セク（キャスト：ナム・ミョンリョル）

牧隠、韓山府院君。ソンゲが王位につくと確信している。

イ・ジョンム（キャスト：キム・ミンサン）

朝鮮の官僚

ヤンニョン大君、イ・ジェ（キャスト：イ・テリ）

イ・バンウォンの長男。

チュンニョン大君、イ・ド（キャスト：キム・ミンギ）

バンウォンの三男、朝鮮第4代王・世宗