「九尾狐伝1938」は、「九尾狐(クミホ)伝~不滅の愛」の続編。ある夜、閻魔大王が生と死の境を守るために作った守護石が紅白面の男に盗まれてしまい、奪衣婆の依頼で守護石を取り戻すためにイ・ヨン(イ・ドンウク)が後を追います。
追った先は1938年で日本統治時代の朝鮮。そこでヨンは過去の荒れていた自分や、その頃のラン(キム・ボム)、そして幼いころに仲が良く一緒に山神を目指していたホンジュ(キム・ソヨン)とムヨン(リュ・ギョンス)に出会います。
前作よりもラブロマンスが少なくファンタジー感が強くなりますが、ランが恋に落ちたりドンウクのアクションシーンが堪能できるほかに、ペントハウスのソヨン役のチョン・ソジンが妖艶な山の神ホンジュを熱演!相変わらずキレイで見とれてしまいますが、山の神の中で最強という強さを表すシーンも必見です。
それでは「九尾狐伝1938」の配信やキャスト、あらすじや感想を最終回までみていきましょう。
韓国ドラマ「九尾狐(クミホ)伝1938」はどこで見れる?配信について
「九尾狐(クミホ)伝1938」はAmazonPrimeの独占配信です。Netflix、U-NEXT、Huluなどで視聴できません。
動画配信サービス | 配信状況 |
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U-NEXT(ユーネクスト) | 配信なし |
Amazon Prime Video | 見放題配信 (九尾狐伝1938 シーズン2として) |
Hulu(フールー) | 見配信なし |
Disney+(ディズニープラス) | 配信なし |
Netflix(ネットフリックス) | 配信なし |
Lemino(レミノ) | 配信なし |
韓国ドラマ「九尾狐(クミホ)伝1938」作品情報
作品名 | 「九尾狐(クミホ)伝1938」 |
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原題 | 구미호뎐1938 |
英題 | Tale of the Nine Tailed 1938 |
制作 | スタジオドラゴン |
放送 | tvN 2023年5月6日~2023年6月11日 |
話数 | 全12話 |
演出 | カン・シニョ、チョ・ナムヒョン |
脚本 | ハン・ウリ |
キャスト&登場人物一覧
キャスト | 登場人物 | |
---|---|---|
イ・ドンウク | イ・ヨン | 九尾狐 |
キム・ソヨン | リュ·ホンジュ | 高級料理店「ミョヨンガ」の女将 |
キム・ボム | イ・ラン | ヨンの腹違いの弟 |
リュ・ギョンス | チョン・ムヨン | 元北の山神の虎の子孫 |
ファン・ヒ | ク・シンジュ | ヨンの世話係、獣医、狐の妖怪 |
キム・ヨンジ | ソヌ・ウンホ (キ・ユリ) | ソヌ日報の記者 |
キム・スジン | ポク・ヘジャ | ご福洋服店のオーナー、ウロンガクシ |
キム・ジョンナン | 奪衣婆(だつえば) | エンマ大王の姉、三途の川の番人 |
アン・ギルガン | 懸衣翁(けんえおう) | 奪衣婆の夫、三途の川の門番 |
イム・ギホン | 五道転輪王 | 民俗村の占い師、十王の1人 |
ハン・ゴンユ | ユ・ジェユ | 日本の山神、珍島犬 |
キム・ジュヨン | メファ | |
ナヒョン | ナンチョ | |
カン・ナオン | クッキ | |
チュ・イェリム | チュクハン | |
ウ・ヒョンジン | チャン・ヨヒ | ご福洋服店の店員。夜はクラブで歌っている 人魚で父親が人間。 |
チョ・ダルファン | 馬賊団の副頭目 | |
ハ・ドグォン | カトウリュウヘイ | 朝鮮総督府警務局長、日本の妖怪天狗 |
イム・ジホ | サイトウアキラ |
主なキャストex.登場人物の詳細
イ・ヨン(キャスト:イ・ドンウク)
元山神の九尾狐。三途の御石を盗んで逃げた紅白仮面を追って1938年にタイムスリップし、かつての山神の仲間のホンジュとムヨン、そして当時のランと再会する。だが全てはムヨンがヨンに復讐するために計算されたものだった。
1938年に行ったヨンは、4か月前に亡くなったランに会い懐かしく思うがいきなり兄弟喧嘩が始まる。勝ちをランに譲るも紅白面の男にランが刺されてしまい、ヨンはランが言うとおりに高級料理店「ミョヨンガ」に連れていく。ミョヨンガで出会ったのは「ウトゥリの剣」だった。
ランを助けるために長寿の東方朔と取引をしたヨンは、ランを生かすためにウトゥリの剣を手に入れなければなない。実はこの時代にウトゥリの剣を持っているのは他でもない自分だった。ヨンは剣を手に入れるために1938年のヨンに会いに行く。昔の自分と対決しウトゥリの剣を持ち帰るが騙されていたことを知る。
少女の体を借りたランが駆けつけ長寿の東方朔の正体は長寿のオサガメだと知ると、二人は同時に呪文を唱え無事に退治する。オサガメが吸い込んだ寿命は元の持ち主に戻りランも無事に生き返る。
しかし、ヨンが現代に戻るための扉が閉まり現代に戻ることができなくなってしまう。奪衣婆に帰る方法を聞くと、その代わりに「伝説の笛を捜し出す」という仕事を受けることになり、命を助けた過去ランと行動を共にしながら探すことにする。無事に伝説の笛を回収し奪衣婆に渡すと、月食の日にしか扉は開かないと教えられる。
次の月食は29日後。ヨンは仕方なくホンジュが経営する「ミョヨンガ」にランと一緒に宿泊することにする。その一方で、ムヨンが仕掛けてくる妖怪と対峙することになるヨン。さらにソヌ日報の記者ウンホとの関りから日本の妖怪を退治することになりー。
<イ・ドンウク>
生年月日:1981年11月6日
身長:184㎝
血液型:B型
インスタグラム:leedongwook_official
出演作品(一部)
- マイガール(2005年)
- トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜(2016年)
- ライフ(2018年)
- 真心が届く〜僕とスターのオフィス・ラブ!?〜(2019年)
- 九尾狐伝~不滅の愛(2020年)
- バッド・アンド・クレイジー(2021年)
- 殺し屋たちの店(2024年、Disney+)
リュ・ホンジュ(キャスト:キム・ソヨン)
かつての山神で4人の中で最強。正体はワシミミズクで狙った獲物は逃さない強気の持ち主。昔からヨンのことが大好きで、手に入れるために真正面から突破しようとする。伝説の笛があるという列車の中で、ヨンに「私のものになって」と暴れる。
ヨンの申し入れによって宿泊場所を提供し、頼まれた紅白面の男を見つけるとかつての仲間ムヨンだったので驚く。ヨンとムヨンの間になにがあったのかー。
子供の頃から3人いつも一緒だったホンジュは、ヨンが人間に恋をする前の、ランもシンジュもいなかった頃に戻りたかった。ムヨンに仲間になろうと誘われて心が揺れるホンジュは、自分の誘いを断るヨンを罠に嵌めようとするがー。
<キム・ソヨン>
生年月日:1980年11月2日
身長:167㎝
インスタグラム:sysysy1102
出演作品(一部)
- 復讐代行人シーズン2(2023年)
- もう一度ハッピーエンディング(2016年、MBC)
- ハッピー・レストラン~家和萬事成~(2016年、MBC)
- 2度目のファースト・ラブ(2017年、MBC)
- 奥様はサイボーグ(2017年、MBC)
- 秘密の女たち(2018年、SBS)
- 世界で一番可愛い私の娘(2019年、KBS)
- ペントハウス1~3
イ・ラン(キャスト:キム・ボム)
人間と九尾狐の間に生まれたイ・ヨンの腹違いの弟。1938年当時は、兄に捨てられたと思い、オオカミの子分を従えて盗賊として暮らしている。捨てられたと思っていたヨンと再会し兄弟喧嘩を始めるが、勝を譲ったヨンがまた消えるのかと思い文句を言っているときに紅白面の男に背中を刺されてしまう。「ミョヨンガ」に連れて行ってもらい幽体離脱をしたランは、ヨンと長寿の東方朔の話を聞き、さらにヨンが長寿の東方朔に騙されていることを知る。
祖母がシャーマンだという少女の体を借りてヨンに東方朔の正体を伝え、退治に成功すると魂は体に戻り復活を遂げる。そして伝説の笛を捜しに行くヨンに同行し、その後もヨンと行動を共にする。
次々に登場する妖怪を倒す一方で、人魚のヨヒと恋に落ちる。
ソヌ・ウンホ(キャスト:キム・ヨンジ)
ソヌ日報の記者で独立運動同盟のメンバー。日本名はギンコ。独立運動によって警察に連行されることがある。その一方で、父親は親日派でウンホと対立する。父親が何を言っても反発する理由の一つに、軍人に嫁いだ後に自殺をした姉のことが気がかりだった。※シーズン1では名前はキ・ユリ。ランが助けた狐の妖怪で、シンジュの妻になる。
<キム・ヨンジ>
生年月日:1991年4月14日
身長:166㎝
血液型:B型
インスタグラム:demi_kimee
出演作品
- ミスター・サンシャイン
- ザ・キング
- サムバディ
- みんなの嘘
- 九尾狐伝~不滅の愛((2020年、tvN)
ク・シンジュ(キャスト:ファン・ヒ)
ヨンの世話係、獣医、狐の妖怪。ヨンを追いかけて1938年にタイムスリップするがヨンとはぐれてしまう。山の中をヨンを捜しながらさ迷っているとランが仕切る盗賊たちに出会い食事を分けてもらうが、服や靴を盗まれてしまう。
一文無しになるが持ち前の気の強さで飲食店で配達の仕事をしながらヨンを捜し、無事に再会する。しかしシンジュの元々の主人はホンジュで、ホンジュから逃げ出しヨンに助けを求めた過去があり、願っていなかった再会を果たしてしまうが、それほど追及されずに済む。
<ファン・ヒ>
生年月日:1998年10月18日
身長:177㎝
出演作品
- 明日、キミと(2017年)
- アスダル年代記(2019年)
- 医師ヨハン(2019年)
- 九尾狐伝~不滅の愛((2020年)
- ダリとカムタジャン(2021年)
- 黒い太陽(2021年)
- 幻影恋歌(2024年)
チョン·ムヨン(キャスト:リュ・ギョンス)
元北の山神で虎の子孫。子供のころはヨン・ホンジュと仲が良く3人で山神を目指し奪衣婆にも可愛がられていた。
罪を犯したため奪衣婆に失脚させられ何百年もの間、石にされ拘束されていた。何者かによって拘束が解かれたムヨンは、兄を殺したヨンに復讐するため一番愛する者を奪おうと考えていた。そして自分の体を完治させ兄を生き返らせるためにある計画をするがー。
<リュ・ギョンス>
生年月日:1992年10月12日
身長:178㎝
インスタグラム:ryurudtn
出演作品(一部)
- TWO WEEKS(2013年、MBC)
- 自白(2019年、tvN)
- 梨泰院クラス(2020年、JTBC)
- 地獄が呼んでいる(2021年、Netflix)
- グリッチ -青い閃光の記憶-(2022年、Netflix)
- アンナラスマナラ(2022年、Netflix)
ポク・ヘジャ(キャスト:キム・スジン)
ご福洋服店のオーナー、ウロンガクシ。独立運動同盟のメンバーの1人で、日本の妖怪から自分の国を守るために尽力する。
<キム・スジン>
生年月日:1974年9月29日
インスタグラム:bricolage74
出演作品(一部)
- ウエディング・インポッシブル(2024年)
- 私のハッピーエンド(2023年)
- ブレインズ~頭脳共助~(2023年)
- 九尾狐(クミホ)伝~不滅の愛(2020年)
- 浮気したら死ぬ(2020年)
- 王になった男(2019年)
- Mr.プランクトン
- ナビレラ それでも蝶は舞う
- 賢い医師生活
- 浪漫ドクター キム・サブ
奪衣婆 だつえば(キャスト:キム・ジョンナン)
エンマ大王の姉、三途の川の番人。未来から来たヨンに帰る方法を聞かれ、教える代わりに仕事を言い渡す。
<キム・ジョンナン>
生年月日:1971年7月16日
身長:163㎝
血液型:AB型
インスタグラム:kim_jungnan
出演作品(一部)
- 愛の不時着
- 涙の女王
- 財閥家の末息子~Reborn Rich~
- 九尾狐(クミホ)伝~不滅の愛
- 完璧な妻
- 恋するジェネレーション
- SKYキャッスル
懸衣翁 けんえおう(キャスト:アン・ギルガン)
奪衣婆の夫。三途の川の門番として、死んだ人間たちに“あの世”のプレゼンテーションをしている。
<アン・ギルガン>
生年月日:1966年8月24日
身長:185㎝
血液型:A型
インスタグラム:無し
出演作品(一部)
- テバク不動産(2021年)
- 九尾狐(クミホ)伝~不滅の愛(2020年)
- 六龍が飛ぶ(2015年)
- 善徳女王
- 推奴~チュノ~
- ダリとカムジャタン
- 殺し屋たちの店
- 緑豆の花
- 我が家
五道転輪王(キャスト:イム・ギホン)
民俗村の占い師で十王の中で転生を管轄する10番目の五道転輪王。
<イム・ギホン>
生年月日:1975年11月16日
インスタグラム:無し
出演作品(一部)
- 無法弁護士~最高のパートナー~
- アンナラスマナラ -魔法の旋律-
- 終末のフール
- 京城クリーチャー
- 社内お見合い
- 九尾狐(クミホ)伝~不滅の愛
- バッド・アンド・クレイジー
- 青春の記録
- ザ・ファビュラス
- 人間レッスン
ユ・ジェユ(キャスト:ハン・ゴンユ)
日本の山神、珍島犬。ホンジュに命を助けられたことから忠実な部下になる。命が尽きるまでホンジュを守る決意を持っている。
<ハン・ゴンユ>(ハン・ギュウォン)
生年月日:1986年7月21日
身長:185㎝
インスタグラム:q1nim2
出演作品(一部)
- ドクタースランプ
- L.U.C.A. : The Beginning
- 一人だけ
- 自白
- 走る調査官
- 浪漫ドクターキムサブ3
- ナンバーズ -ビルの森の監視者たち-
- 被告人
- 盗賊:剣の詩
- インサイダー
馬賊団の副頭目(キャスト:チョ・ダルファン)
盗賊でランがボス。盗んだものを平等に分けてくれるランのことを気に入っている。山の中でシンジュに遭遇し、物乞いの振りをして服や靴を奪うが、常にランと行動を共にしているためシンジュとも再会する。
<チョ・ダルファン>
生年月日:1981年5月10日
身長:172㎝
インスタグラム:無し
出演作品(一部)
- 今日もあなたに太陽を
- バラマンション
- なぜオ・スジェなのか
- ワン・ザ・ウーマン
- ザ・ロード:1の悲劇
- ジャスティス~復讐という名の正義~
- 絶対彼氏
カトウリュウヘイ(キャスト:ハ・ドグォン)
朝鮮総督府警務局長、日本の妖怪天狗。
<ハ・ドグォン>
生年月日:1977年3月3日
身長:183㎝
血液型:B型
インスタグラム:hadokwon2018
出演作品(一部)
- プレーヤー2〜彼らの戦争〜(2024年)
- 流れ星(2022年)
- 酒飲みな都会の女たち(2022年)
- 悪の心を読む者たち(2021年)
- ペントハウス
- 魔女食堂にいらっしゃい
- 最愛の敵
- 皇后の品格
- メモリスト
- ゾンビ探偵
- 医師ヨハン
- 優越な一日
- 私の夫と結婚して
あらすじ&感想1話から最終回まで
イ・ランの死から4か月後、イ・ヨンは奪衣婆にイ・ランを転生させるようお願いする。奪衣婆はランを転生させる代わりに、ヨンに九尾狐として以前と同じように仕事をするよう命じ契約を交わす。ある夜、来世出入国管理事務所にあった守護石が盗まれたため、奪衣婆はヨンに取り返すように命じる。
紅白面の男を追いかけ事務所のキャビネットへ飛び込むヨンとシンジュは、1938年にタイムスリップする。
ヨンはその時代に生きる自分やイ・ラン、山神時代の親友のホンジュやムヨンに再会するが、懐かしむのも束の間、次々に事件が起きる。
あらすじ
タイトル | あらすじ |
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第1話 兄弟再び | イ・ランの死から4か月後、イ・ヨンはイ・ランが生まれ変わることを条件に九尾の狐の力を再び授かった。 ある夜、招かれざる客が守護石を盗み出し、キャビネットの中へと消えていく。 イ・ヨンも守護石を取り戻すためキャビネットの中へと入ると、そこは1938年のキョンソンだった。 イ・ヨンは奇跡的にイ・ランに再会するものの、懐かしさに浸る暇もなくイ・ランは「死ね」と叫んで兄に襲いかかる。 1話の感想はこちら |
第2話 美しきもの | イ・ランを救ったものの、イ・ヨンは現代に戻れなくなってしまう。 そこで1930年代の来世出入国管理事務所を訪ねるが、奪衣婆からは時の門を開ける代わりに自分のために働けと言われる。 イ・ヨンとイ・ランが伝説の笛を捜すために乗り込んだ列車には、イ・ヨンを待ち構えているマダム、何かを相談しているク・シンジュがいた。 そんな中、トンネルが近づいていることを砂時計が知らせていた。 2話の感想はこちら |
第3話 呪いの子 | お札の貼られた大きな壺の前に立つムヨン。その後、ムヨンは目隠しをされた少女を連れ去る。少女は目隠しを取り、イ・ヨンを捜して鈴を鳴らす。「どこにいるの? …見つけた」。 少女のつぶやきに気づいたイ・ヨンは、彼女と目を合わせてしまい、叫びながら飛び起きる。 その日の午後、ホンジュが花束を持っているのに気づいた瞬間、イ・ヨンの視界は真っ暗になった…。 3話の感想はこちら |
第4話 拾い子 | ミョヨンガの正門の前に見慣れぬカゴが置かれていた。カゴの中には、額に7つのほくろがある元気な赤ん坊が入っていた。 イ・ランとイ・ヨンは誰か他人の家の前に赤ん坊の入ったカゴをこっそり置いてこようとするものの、なぜかカゴが目の前に戻ってきてしまう。 一方、紅白面の男はキョンソンの金鉱オーナーから宝石箱を盗み、死者を蘇らせる力があるという「黄金の物差し」を探していた。 4話の感想はこちら |
第5話 拾い子 II | ヨンとランは、赤ん坊を奪いに来た刑事たちとミョヨンガで対峙する。そしてシャボン玉が飛びミホが無邪気に笑う中、乱闘が始まる。一方ホンジュは、満州でアヘンに溺れた“1938年のヨン”を発見。ヨンに“アウム”と呼びかけられ、ホンジュは冷たい表情になる。ホンジュが立ち去ろうとすると、ヨンが後ろから抱きしめてきて…? 5話の感想はこちら |
第6話 隅っこ遊び | ミョヨンガの屋根に赤い袋が隠されているのをムヨンが見つめている。ムヨンは危険な“客人”をミョヨンガに招き入れる。一方、チュクハンは新しい芸妓の1人が古いわらじを履いていることに気付く。その夜、ウンホと芸妓たちは隅の幽霊を呼ぶ“隅っこ遊び”をしていると、突然ろうそくが消えると同時にウンホの姿が消えてしまう。ウンホを取り戻すために元三山神とシンジュは再び“隅っこ遊び”を始めるのだが… 6話の感想はこちら |
第7話 模倣霊 | 模倣霊を追ってヨンとムヨンは呪われし者の道へ。そこで2人は謎の煙に包まれる。次の瞬間、2人は縛られており、無慈悲にも切りつけられてしまう。目を覚ますと、そこは「模倣霊の花嫁」というテレビドラマのセットだった。その場を離れようとした2人だったが、車から出てきた女優を見て驚いた。彼女はホンジュだ。 7話の感想はこちら |
第8話 土着神 | 模倣霊の騒動から数日が経った。ランはムヨンの警告を思い出す。朝鮮の妖怪を生きたまま捕らえるよう命じられた死神傭兵隊がキョンソン駅に到着した。一方、抗議する土着の神々は、ヨンとホンジュ、懸衣翁を悩ませる。その夜、寿命を賭けたギャンブルの話を聞いたランは真剣な眼差しになる。 8話の感想はこちら |
第9話 バンドーホテル | 一夜にして襲われたキョンソンの土着神たち。ミョヨンガでは、ヨンが宝を持ってバンドーホテルへ移るとホンジュに告げる。そして拳で殴り合ったあと一緒に酒を飲んだムヨンにも、同じことを伝える。ミョヨンガと芸妓たちを守りたいホンジュは、警務局長にある交渉を持ちかけるため総督府へ。そしてついに、宝を奪いにあらゆる妖怪たちがバンドーホテルに集結する。 9話の感想はこちら |
第10話 死神傭兵隊 | 3人の山神はバンドーホテル404号室の絵の中で牛打坊と対峙する。ホンジュとムヨンは牛打坊の合図と同時に血を吐く。森の中でヨンが解毒剤を捜しているとケガをした老人と会うが、それは傭兵隊の1人である大入道だった。ヨンに抱きつき黒煙が2人を覆ったかと思うと2人の体が入れ替わったのだった。 10話の感想はこちら |
第11話 罠 | 大入道に体を入れ替えられたヨンは、死神傭兵隊に5人目がいることを知り、キャラメルをほおばりながら時間を稼ごうとする。 ヨンの姿をした大入道はというと、ホンジュとムヨンをおびき寄せ、守護石の行方を巡って戦いが始まる。 一方、302号室はヨヒの不安定な呼吸と一同の不安に包まれていた。覚悟を決めた躑躅が短剣を持ち、ヨヒに近づく。 11話の感想はこちら |
第12話/最終回 朝鮮最後の山神 | アヘンの煙に満ちた部屋で1938年のヨンが手紙を読んだ後の出来事だ。昨夜、ヨヒとジェユが誘拐された。ヨンは局長と会い交換取引を提案される。アキラはホンジュとランに人質のうち一人だけを助けるという提案を伝える。空気が張り詰める中、ホンジュの言葉にランの目が震える。その時、ヨンが部屋に飛び込んできて… 12話最終回の感想はこちら |
1話感想
九尾狐伝1938は「九尾狐伝~不滅の愛」の続編で、イ・ランの死から4か月後。ヨンが奪衣婆(だつえば)のところへ行き、ランが転生できるように契約を結んだところから始まります。
契約の内容は再び九尾狐として妖怪を退治すること。ということは、ヨンが人間になれたのはほんの数ヶ月のことだったんですね。
前作でヨンが妖怪退治をしたり、ランが転生して子どもになっていた経緯が良く分かります。
ヨンvsヨンの対決も良かったですよ。昔のヨンのほうが荒れていて、神というよりも野生の狐っぽい感じがしました。そしてやっぱりどっちも強いです。
そして久しぶりのランとの対面に喜ぶヨン。何だかんだ言って協力し合うのは、やっぱり兄弟の絆が強い証拠ですよね。
でも盗まれた石を追いかけて1983年に移動してしまったヨン。帰りの門も閉まってしまったし、一体どうなるのでしょうか?
2話感想
九尾狐伝1938はロマンスがほとんどないという噂を聞いていたので半信半疑でしたが、ヨンとランとシンジュのケミが良くて前作とは違う面白さがあります。
ランを救うことができたヨンですが、現代に帰れなくなってしまいます。そこで1930年代の来世出入国管理事務所を訪ね、奪衣婆に事情を話しどうすれば帰れるか聞きます。
相変わらずの奪衣婆は、教える代わりに仕事をするように言います。
ヨンが帰れるのは29日後。時間の流れが違うので未来では数日にしかならないと聞いて何とか納得するヨン。でも今を変えても未来は変わらないのは、少し寂しい感じがしますね。
仕事の内容は伝説の笛を捜し出すというもの。ランは命を助けてくれたヨンへの恩返しのために、一緒に列車に乗り込みます。偶然にも捕らわれたシンジュも同じ列車に。
ここで出会うのがリュ・ホンジュという女性で、4人の山の神のうちの1人で一番強いのだとか。ヨンに求婚するホンジュは、ヨンが断わるたびに怒り力づくでヨンを自分のモノにしようとします。
すれ違いが続いてなかなか出会えないヨンとシンジュ。シンジュが悲惨な目にばかり会うので心配になりましたが、それなりに馴染んで生活できるのはやっぱりこの時代を生きていた経験があるからでしょうか?
その一方で、ヨンが探している仮面の男が白頭山の虎の子ムヨンだと知ったホンジュは、戸惑いながらもムヨンを抱き締めます。
3話感想
ヨンとシンジュがあと一ヶ月で消えるという話を聞いて、1人で考え事をしているランが人魚と出会う・・・ホンジュの登場といい、ファンタジー色が濃くてかなり好みです。
帰りが遅いランを心配するヨン。ヨンは自分が消えた後のことが心配なのですね。
ムヨンはヨンに復讐するために、呪いの子の封印を解いてヨンに目を見せるように言います。寝ていたヨンは、目を覚ました瞬間彼女と目を合わせてしまい、叫びながら飛び起きます。でもそこには誰の姿もなく、見てはいけないものを見てしまったように感じます。
翌朝、ホンジュを見て驚くシンジュ。シンジュが元々使えていた山の神はホンジュだったのです・・
幼い頃にヨンとホンジュとムヨンの三人は山の神になろうと誓い合った仲でしたが、罪を犯したムヨンは奪衣婆に石にされ拘束されていたのでした。
ムヨンは待ち合わせをしていたホンジュに花束を渡します。
ホンジュが持っている花束を見て視力を失うヨンを襲うムヨン。でもホンジュが剣を出しムヨンを制止します。今も昔もホンジュの気持ちが気になるムヨン。
視力を失ったヨンは、女の子と目が合ったのが原因だと気づきます。ホンジュがムヨンを訪ねると、そこにはヨンメの妖怪の女の子がいました。
立てつきながらもヨンの世話をするラン。1人で歩く練習をするヨンをからかうランは、とても楽しそうでした。このまま時間がずっと続けば現代でランは死なずにすんだのかも知れません。
ランとシンジュが呪いを解く準備をするために出かけている間に、ホンジュの差し金で妖怪がヨンを襲う・・けど、盲目でも強いヨン。さすがですねー。でもホンジュは罪を償うために奪衣婆のところへ行くと言ってムヨンとバトンタッチ。
ムヨンはランとシンジュを人質に山へ行き、ヨンは呪いの子の助けで山へ・・・呪いの子は生前ヨンに会っていて、ヨンがレアという名前を思い出すと呪いが消え成仏。
目が見えるようになったヨンはシンジュを助け、ランは半人魚の女性が助けにきます。そしてこの時代に仮面男を残しておくわけにいかないとヨンは決心します。
4話感想
ランは命を助けてくれたヨヒに恩返しをしなければいけなくなる・・・けど、ランもまんざらではなさそう。さらに幸せな家庭を築いて欲しいと願うヨン。シンジュはランの今までとは違う一面を見られて感無量だと涙を浮かべます。
ミョヨンガの正門の前に赤ん坊が捨てられていて、シンジュは里親が見つかるまで面倒を見るといも、ヨンとランは他人の家の前に置いて来ようと考える。赤ん坊の入ったカゴをこっそり置いて帰っても、なぜかカゴが目の前に戻ってきてしまう。
どうやって戻った?と聞きながら赤ん坊を抱きあげるヨンに、ランは妖怪かもよと言います。
ヨンがホンジュと話している間に、ランは赤ん坊と町へ出かけ賭けで勝ちます。赤ん坊のおかげで大もうけしたランは喜び自分たちで育てようといいます。赤ん坊にミホという名前をつけるランとシンジュ。
でもヨンだけは、自分がランを守れなかったことを後悔していて、いい親を見つけるようにとシンジュに言います。
でも赤ん坊に懸賞金が賭けられた張り紙で騒ぎになると、ヨンたちはミホを全力で守ります。それでもミホを見失ってしまいます・・・でもまた石段のカゴにミホが。
急いで駆けつけてミホを抱き上げるヨン。熱が出たミホの世話をするヨンをみて、ランは自分の時もそうだったのかと聞きます。朝になり熱が下がると、ヨンはミホの面倒は自分がみるといいます。
ヨンはランを育て、ランも黒犬やスオを拾って、と、二人とも放っておけない性格をしていますよね。でもミホは何者なのか未だに分からず。それでも全力で愛情を注ぐヨンー。
5話感想
ミホを奪いにきた刑事たちと戦い記憶を消すヨンとラン。
その一方でホンジュは満州に行きこの時代のヨンに会います。アウムとの別れから立ち直れず落ちるとこまで落ちているヨン。ヨンにもこんな時があったのですね。あまりにも悲惨なヨンの姿に、ホンジュは花瓶で頭を殴って意識を失わせたあとに立ち去ります。
ミホは福神であることに気づいたヨン。福神は土着神で自分で済む家を選ぶため、捨てても戻ってきていたのです。
一波乱起きた後、福伸ミホは爺に連れられて次の場所へ。帰り際にヨンに道しるべを残していきます。
残り時間が少なくなってきたヨンは奪衣婆のところへ行き、面の正体は誰かと聞きます。
紅白面の正体はムヨンだと知っていた奪衣婆ですが、知らないと嘘をつきます。でも実は、未来の自分がムヨンを捕まえるためにヨンをよこしたのだと期待していたのです。
ランの恋心が動きヨヒといい感じに。シンジュは誰かと待ち合わせ。一人になったヨンにムヨンが会いにきます。久しぶりの再会に喜びながらも、ヨンはムヨンの正体を知っていたのでしたー。
6話感想
ヨンとムヨンの真剣勝負。でもホンジュが投げた剣がヨンの急所に刺さり・・・ホンジュはヨンを救えるのはムヨンだけだといいます。
ヨンを助けるムヨン。ムヨンは自分の森と家族を元に戻すためにヨンをこの時代に閉じ込めたのだと、ヨンが必要なのだとー。ムヨンに助けられて、やっと本物だと認めるヨン。というか、今まで偽物だと疑ってたんだ。。。
昔みたいに一緒に遊ぼうと、ヨンとムヨンをつれて映画を見に行くホンジュ。3人で仲良く過ごす時間はみていて微笑ましいです。
奪衣婆の呪いを解くためにミョヨンガの屋根に赤い袋を置いて危険な“客人”を招き入れたムヨン。危険な客は模倣霊で、塩を黒色に変えてしまうほど力の強い妖怪だった。でも予想外にホンジュが連れ去られてしまったため、危険を承知でヨンと二人で助けに行くことにする。
ヨンとムヨンは朝鮮王朝時代にたどり着きホンジュを探すが・・・
と、暗く深い場所に行くのかと思ったら、明るい場所に出た二人。あっけにとられてしまいますが、不気味なところでなくて良かったと一安心です。
7話感想
首を落とされたと思ったら、なんとドラマの撮影現場で拍子抜けするヨンとムヨン。そこで女優になりきったホンジュに出会うが、ホンジュが記憶を失い力も使えないため手こずってしまう。
シンジュが奪衣婆に報告に行くと、現世とあの世の境目にある場所だと教えられる。そしてヨンとランを糸でつないだためランが危ないとー。糸に血を塗ったらダメで、糸を離すとヨンが戻れなくなる。でも電話からシンジュの声で指示があったためランは急いで糸に血を塗ってしまうー。
ホンジュを連れて帰るためにホンジュを探すヨンとムヨン。でも姿を変え場所を変える模倣霊をみつけるのは難しく、二人とも翻弄しながら模倣霊を探す。
一方で霊に襲われるラン。そこへヨヒがきて声で霊を一掃する。危険だから入ってきて欲しくなかったランに、ヨヒは守ると約束だからと諭す。ヨヒに心惹かれるランは気持ちを抑えきれなくなり・・・
やっとホンジュをみつけたヨンとムヨン。でもすでに模倣霊の花嫁として、記憶を失っていたのでヨンとムヨンと戦い始める。何とか記憶を取り戻させようとする二人に成す術はなく死を覚悟したとき、ムヨンが手に握らせた奪衣婆の櫛のかけらとヨンの呼びかけでホンジュは記憶を取り戻す。
ヨンの「一緒に帰ろう」って言葉 いいですよね。
行動や言葉の一つ一つが3人一緒にいたころに結び付く・・・記憶を取り戻したホンジュは模倣霊に向かって剣を投げ、3人の山神に囲まれた模倣霊はー。
ヨンとムヨンとホンジュ、そして一緒に囚われていたウノはランが握っていた糸を頼りに扉から戻るが・・・ムヨンがいないことに気づいたヨンは戻らずにムヨンのところへ行く。
模倣霊が消えた後に残った石から妖力を吸い取り完全体になるムヨン。もう帰れないというヨンのところへ、黒猫と一緒にランがやってきます。
全員無事に戻ったのはいいけど、またムヨンがランに余計なことを。。。ムヨンって執念深いというか根暗というか。
さらに死神傭兵隊なるものも招集されたようなので、まだまだ波乱が続きそうです。
8話感想
ヨンとヨヒによって少しずつ心のわだかまりが解けていくラン。ずっとムヨンの言葉が気になっていましたが、ヨンの言動は罪悪感からきているのだとすぐに気づきます。
大切なものができて自分が弱くなっていくような気がするラン。でもヨヒの「弱虫!」という言葉に反応し、ヨヒに捕まってしまいます。
寿命を賭けたギャンブルで負けたランの寿命を取り戻すために勝負するヨン。でもヨンの残りの寿命が短いことを知ってみんな驚きます。九尾狐だから寿命が長い気がしていましたが、そういえば奪衣婆との契約で、契約期間をジアの寿命に合わせたのでしたね。
ランは自分が未来で残したメッセージをヨンに見せてもらい、ヨンの寿命が短い理由を聞きます。すると、限りがあるからこそ時間を大切に生きようと思うようになったと・・・
その一方で、総督府に呼ばれた死神傭兵隊が次々に土着神をさらっていきます。帰るつもりだったけど見過ごせないヨンは言いますー。
そういえばムヨンも兄ホヨンを生き返らせる儀式をしていましたね。もう昔の俺じゃないというムヨンですが、あまり悪人にも見えないんですよね・・・。
9話感想
守護石と金のさしを狙っているのは、ムヨン・ホンジュと死神傭兵部隊。ホンジュは守護石を奪えばヨンが帰れなくなるという恋後心からですが、かなりの危険が迫っています。
ヨンはミョヨンガに迷惑をかけないようにホテルに移動。でもホンジュが置いていくのは危ないといって従業員たちを連れてホテルに行くのであまり意味がないような気がします・・・
案の定、騒動に巻き込まれる従業員たち。
そしてヨンを説得して無理やりついてきたランと、ランを追いかけてホテルに来たヨンも巻き込まれてしまいます。
ホテルに夜叉を放ったムヨン。この夜叉がゾンビみたいな生き物で、夜叉に襲われた人間は夜叉になるというゾンビ映画そのものの展開に。
ムヨン・・・なんて余計なことをー。
ヨンは死神傭兵部隊の中の一人が作った幻想の世界に入り込み、そこでムヨンとホンジュの3人での宝の奪い合いが始まります。でもヨンは一人で死神を相手にするのは無理だと考えていて、山の神3人で、死神傭兵部隊と戦おうという計画を立てていました。結果的にはヨンの読み通りになります。
それにしてもムヨンは復讐を誓いながらも卑怯な方法を使うし、ホンジュは好きなら相手の幸せを願ってこそなのにヨンの邪魔をするし・・・という感じで、少々いら立っています。
最終的には元の3人に戻ってほしいですね。
10話感想
1人目の死神は、毒で獲物を狩る牛打坊(うしうちぼう)。すでに霧に毒が混ざっていてムヨンとヨンジュが血を吐き出してしまいます。解毒薬を手に入れるために、あっさり宝を渡そうとするヨン。でもそこにホンジュの蹴りが入ります。
ヨンの“ウサギ狩り”という言葉に、3人なりのウサギ狩りが実行されます。でもホンジュが力を入れすぎて・・・。
残りの傭兵隊は3人。
毒がまわってムヨンが倒れたころ、2人目のユキ(雪女)が登場、ホンジュとユキでヨンの取り合いが始まります。でも雪女は名前を呼ばれてすぐに帰ろうとします。そんなユキに金のさしと解毒剤の交換を交渉するヨン。
解毒剤を手に入れたヨンは、一緒に戦うことを条件にムヨンとホンジュに解毒剤を飲ませます。
夜叉が増殖してホラー映画化したホテルでは、ランが一生懸命守るも部屋にいた夜叉にヨヒが噛まれてしまいます。何とか持ちこたえるヨヒですが、意識を失ってしまい。。。そこへシンジュ・ミヨン(手下)・ジェユがきて、ジェヒが治療方法を知っていました。アヤメの雌しべを煎じて飲ませると。
シンジュがアヤメ科の香辛料サフランをホテル内で見かけていたので、ラン・シンジュ・ミヨンの3人で取りに行きます。
ヨンは大入道に会います。大入道は体を入れ替えることができるので、ヨンと大入道は入れ替わってしまいます。イケメンの大入道・・・笑。
11話感想
何だかもう泣けてくる11話。ヨンとランが兄弟としてじゃれ合ったり、支えあったり、お互いを必要としているのを見ていたら、ジーンとしてしまいました。ランが本当にいい男になって、惚れてしまいそうです。
ところで九尾狐って人を操ることもできるんですね。入道を退治した後、ホテルに戻り、さらにミョヨンガに帰るヨンとホンジュとムヨン。
でもランと話しているときにランに影がないことに気づきます。まだホテルから帰っていないことに気づいたヨンたちは、幻想が解けまだホテルの部屋から出ていないことを認識します。
実はホテルのロビーで催眠術のイベントをしていた催眠術師の助手が死神傭兵部隊の隊長だったのです。
でもヨンが大ガマとユキを操ったため隊長は比較的簡単に退治してしまいます。
次の標的はカトウ。
ウンホはカトウとの政略結婚を了承し、結婚式のときに一気に片を付けることに。シンジュに助けを求めると、それを聞いたヨンが乗り気になります。
さっきまで意識を失っていたのに元気そうなヨン。ホンジュは熱でうなされていて、ムヨンも倒れそうなので、毒のせいもあると思いますがやっぱり九尾狐は回復能力が高いのかなと思います。
ムヨンは兄を生き返らせるつもりが、山神の始祖を蘇らせてしまい心臓を止められてしまいます。奪衣婆に話を聞いて急いで駆けつけるも間に合わなかったヨン。
その一方で、ランが目を離した隙にヨヒが連れ去られ、ジェユも行方知れずになってしまいます。連れ去ったのは傭兵。
ヨンが現代に帰らなければいけない日の当日ですが、ランを置いていくことはできないと、ランも一人にしないで欲しいといいます。
最終決戦の標的はカトウ。
12話はいよいよ最終回!楽しみです。
12話感想/最終回
ヨンからの手紙を読んだ1983年のヨン。いろいろなことが書かれていましたが、最後の“未来には彼女がいる”の一言で目つきが変わりましたね。シンジュに荷造りを命じ、キョンソンに戻ることに。
この時点で、未来に帰れる月食まであと9時間。
ヨヒとジェユは同じ場所に捉えられていました。
金の物差しはムヨンが使ってしまったため、残りの守護石を持ってくれば人質を一人解放するとランとホンジェはけしかけられます。でもヨンが焼肉として焼かれるか俺と組んで鉄板ごとひっくり返すかー?の問いに、二人ともヨンと組むことにします。
ヨンは集まった全員に協力を求めます。シンジュは犬に依頼して、とミヨンは仲間の狼たちに依頼して人質の居場所の捜査、妓生は式場へ武器の運び込み、ホンジュは奪衣婆に協力を求めに行きます。
ホンジュが奪衣婆に会った時には、始祖に千里眼を奪われた後でしたー。
でもヨヒを助けるためにランの目が変わって九尾狐の能力を発揮!さらに1938年の本物ヨンも参上!!なんか最強兄弟が揃ったぁ!!
さらに1938年ヨンは、瀕死のジェユに効く花をホンジュに渡す。
一方、結婚式ではヨンが花嫁に化け、式場内ではヨン、シンジュとウンホが暴れる。ヨンとカトウの能力はほぼ互角、ヨンのほうがイケメンですけどね。と思っていたら、ヨンの足元で爆弾が爆発・・・・・・
爆弾の衝撃を受けても無傷のヨン。
そして初めて見る本気の九尾狐。
本気の九尾狐ヨンはカトウを倒し、後から来た兵隊は駆けつけたホンジュが倒すことにして、ヨンはシンジュと奪衣婆のところへ。
と思ったら、車のエンジンがかからず兵隊に囲まれ、・・・と、そこへ福神の力を借りて助けたムヨンが飛んできて、後は任せとけ、と。最後の最後で仲直り。
帰り際に駆けつけたランと別れを惜しみながら現代へ戻るヨンとシンジュ。
ムヨンは1938年に残ることに。
ヨンが去ったあと、ムヨンは医者に、1938年ヨンは何と兄としてランの傍に。ホンジュの見解では、ランがヨンを教育しているのだそう、楽しそうにー。
そしてヨンが来るまで独りぼっちだったホンジュの傍には1938年ヨンとムヨンが。
2023年、突然の通り雨の中、赤い傘をさすヨンを見つけて笑顔で駆け寄るジアー。
「九尾狐伝1938」とても面白かったのでおすすめの作品の仲間入り決定です!