「優しい女プ・セミ」は、チョン・ヨビン×ジニョン(元B1A4)のW主演で面白さ間違いなし!と今秋注目を集めている作品の一つです。
現時点で「私たちの映画(2025年)」や「ヴィンチェンツォ(2021年)」を未視聴なのでチョン・ヨビンは初めましての女優さんだったのですが、素敵な雰囲気とその演技力に魅了されてしまいました。1.2話は会長役のムン・ソングンと対峙するシーンが多いのですが、ボディーガードとして控えめでありながら勘の鋭さを見せたかと思えば、娘のように可愛らしくなるところもあり。
またムチョン村では全く別の顔をみることができるので、最終回までがとても楽しみな作品です。それでは感想に加えて伏線や最終回までの予想・考察など順次紹介していきます。
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1~4話感想
優しい女プ・セミは、ヨンランが会長のボディーガードの面接を受けるところから物語が始まります。
母親が自分の名義で借りた借金が約5億ウォン。大まかに日本円に換算すると約5000万ちょい。この借金を返済し生活費を稼ぐためには合格する必要があったのですが、経歴や前科持ちということで一度は合格するものの取り消しされてしまいます。
面接官のイ弁護士からすれば当然の判断なのですが・・・
ヨンランの合格の取り消しを取り消しさせたのが会長カ・ソンホ。前科といっても学生時代に生理用品を盗んだ時のものだし、母親の借金を背負ってるし・・・と、それらを大好物の“弱み”とみなしたのですね。この時、すでに契約結婚の相手を探していたのでしょう。
すると、自分の人生を賭けてもいいほどお金が必要で、横から口出しをしてくる両親が不在で、命を狙われても生き残りそうなヨンランが最適だったということになります。
ということで、契約結婚から逃亡するまでの地盤が超高速で整います。
特に笑いのシーンもなく静かにストーリーが進んでいきますが、独特の雰囲気に引き込まれるので興味津々で見ることが出来ます。
特に怖いのが会長の義娘ソニョン。会長がヨンランと二人きりになったと分かると、即座に乗り込んできて隠れたヨンランを探し始め、その様子を見守る会長はもう慣れっこのようで・・・。
そして不思議な雰囲気を醸し出すのがヨンランのルームメイトのヘジ。バレエを習っていたから足音を立てずに歩くのが得意と自負している通り、何かと足音を消して歩いては情報収集。敵か?味方か?予測不可能な存在。
会長宅といえば、チェ執事の食事が激マズのようで、会長が食べなかったステーキを喜びながら食べたヨンランがすぐに吐き出してしまいます。(まるで、悪魔判事のお手伝いさんみたい・・・)
会長が亡くなると、結婚していたことを明かしてムチャン村に逃亡。ここからヨンランのプ・セミとしての人生が始まりドンミン(ジニョン(元B1A4))がフルで出演します。最初の出会いは最悪・・・というのは定番ですが、意外と苦手で見ていてヤキモキしてしまいます。
早く仲良くなって欲しいものです。
伏線と考察
最終回までを考えると、今一つ悪女ソニョンに立ち向かうには物足りないですよね。
まず思い浮かぶのが
- 刺客がムチャン村に来たらヨンラン1人で闘うの?
- イ弁護士は本当に裏切らない?
この二つの疑問なんですが、伏線らしきものを発見。
イ弁護士の「ドンミンは暴れたら手が付けられないから気を付けるように」というセリフ。引退したけど元格闘競技(柔道とか空手っぽい)だったドンミンは本当に強そうです。そして、隣の家の箸の数まで把握している村なので、村人総出でヨンランを守ってくれそうな気がします。予言者テミンもいることだし。
そして、計画の要のイ弁護士。イ弁護士は裏切らないの?という疑問があります。
そこで個人的には、会長は生きているのでは?と思います。発作を起こして退院したらすぐに計画を実行すると言い出すし、いきなり自分で頭撃っちゃうし、何よりもイ弁護士以外は誰も遺体を見ていないという謎。おそらく病院で治療中で、最期の最期に登場して一件落着という流れでは??と、思います。
この考察が当たってたら凄いですけどねぇ・・・。
※視聴後に随時更新していきます。