財閥会長と契約結婚をした女性が偽りの身分で3カ月を生き抜くスリル＆ロマンスドラマ。ドラマ『ヴィンチェンツォ』でヒロイン役を演じ一躍ブレイクしたチョン・ヨビン＆ジニョン（元B1A4）が共演。スリリングな展開と心理戦のなかで繰り広げられる2人の切なくも甘いロマンスに注目です。
韓国ドラマ「優しい女 プ・セミ」作品情報
| 作品名 | 「優しい女 プ・セミ」 |
|---|---|
| 原題 | 착한 여자 부세미 |
| 英題 | Ms. Incognito |
| 企画 | KTスタジオGenie |
| 放送 | ENA 2025年9月29日～11月4日 |
| 話数 | 全12話 |
| 演出 | パク・ユヨン |
| 脚本 | ヒョン・ギュリ |
| 日本配信 | U-NEXT 2025年9月29日（月）～11月4日 23:00 ※毎週月・火曜日配信 |
あらすじ
キム・ヨンランは、母親が自分名義で借りた5億ウォンの返済と生活費のために、高額の給料が支給されるカソン財閥グループ会長の専属ボディーガードに応募し採用されることに。最初は寡黙な会長だったが、亡き娘イェリムとヨンランの姿を重ね見合わせると、娘に何が起きたのかを話し出す。そして復讐するために、ヨンランに「契約結婚」の提案をする。
契約結婚の話に戸惑い断るが、母親からお金の催促の電話が掛かってくると腹をくくり提案を受け入れることに。婚姻届けを提出した後、会長の病状が悪化する。会長が亡くなると、3か月後の株主総会まで生き延びるために「プ・セミ」という名前で幼稚園教諭としてムチャンで過ごすことになる。その中で、いちご農園のチョン・ドンミン と出会い心が揺れ動く。しかしその一方で。財閥内部の権力争いや裏切りが表面化し命も狙われるようになるー。
主要キャストと登場人物の関係性
■キム・ヨンラン／プ・セミ（キャスト：チョン・ヨビン）
悲惨な幼少期を過ごし、母親が自分名義で借りた借金を背負っているが、カソン財閥グループ会長の専属ボディーガードになり人生が一変する。会長の復讐のために契約結婚をするが、株主総会が行われる3か月後まで生き延びるためにプ・セミという偽の名前で幼稚園教諭としてムチャンで暮らすことになる。
■チョン・ドンミン（キャスト：ジニョン（元B1A4）
ムチャンでイチゴ農家をしながら息子を育てているシングルファザー、プ・セミの家主でイ弁護士のいとこ。カソン財閥グループ会長がイチゴを気に入り定期的に配達に行っている。突然、幼稚園教諭として現れたセミのことを1人で疑い続ける。
■イ・ドン（キャスト：ソ・ヒョヌ）
会長の個人弁護士。遺産をめぐる法的手続きや契約結婚の過程全般を管理する。会長亡き後はヨンランのことをサポートする。
■カ・ソニョン（キャスト：チャン・ユンジュ）
会長の亡き妻の連れ子で演劇映画科の教授。裕福だった母が会長と結婚して1年で亡くなり、遺産を奪ったカ・ソンホを恨んでいる。ソンホが亡くなると母親の遺産を取り戻せると喜ぶが・・・。
■ペク・ヘジ（キャスト：チュ・ヒョニョン）
会長の邸宅で働く家政婦でヨンランのルームメイト。バレエを習っていたことから足音を立てずに歩く特技を持っている。ヨンランが会長の奥様になり姿を消した後はしばらくイ弁護士と過ごすが、会長の隠し部屋を見つけヨンランの居場所が分かるとすぐに追いかける。
■カ・ソンホ（キャスト：ムン・ソングン）
カソン財閥グループ会長で資産は総額4兆ウォン。命を狙われているため屋敷中に監視カメラを設置している。余命僅かで亡き娘イェリムを殺害した犯人に復讐するため、ヨンランと契約結婚をする。全ての手続きが終わると、発作の痛みに耐えられないといって自死し、あとのことはヨンランとイ弁護士に任せる。
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相関図
見どころ：このドラマが面白い理由
『優しい女 プ・セミ』は、壮絶な幼少期を過ごした1人の女性が4兆ウォンの遺産相続と復讐に巻き込まれる中で、1人の男性と出会うハラハラドキドキのスリルとロマンスが詰まった韓国ドラマです。ここでは、その見どころをいくつかご紹介します。
見どころ①笑わないけど優しい女を演じるチョン・ヨビン
演技に定評のあるチョン・ヨビンの演技は、このドラマの大きな魅力です。母親の借金返済に追われ貧乏生活を送っていたヨンランは、財閥会長と契約結婚し“奥様”になりますが、即座に順応し奥様に相応しい振る舞いをします。
そこから生き延びるために、幼稚園教諭「プ・セミ」として別人になりきる姿は圧巻です。今まで子供に接したことのないヨンランは初日から失敗してしまいますが、村人たちと仲良くした方が良いとアドバイスを受けると、すぐにメイクをし歓迎会を開催することに。その一方で、防犯カメラの位置の確認や設置、村を把握するために丘に登ったりと準備も万端に行っていきます。
見どころ②偽りの身分で生きるヨンランのロマンスの行方
今まで恋愛をしたことがないヨンランは プ・セミとして3か月生きることだけを考え、いちご農家を営むシングルファーザーのチョン・ドンミン（ジニョン）に冷たい態度を取ります。ドンミンもまた、プ・セミの正体を疑い辛辣な態度を取りますが、この二人が惹かれ合っていく様子も見どころです。
見どころ③謎の女性ペク・ヘジの異質な存在感
会長宅の家政婦でヨンランのルームメイト ペク・ヘジ。彼女は思考と動きが読めず、敵か味方か分からない状態が続きます。ヨンランに会うとすぐに友達申請をし、あっさり断られますが対して気にしていない様子。音を立てずに歩く特技を生かして情報収集し、ヨンランがプ・セミとして幼稚園教諭をしていることが分かると即座に追いかけていきます。
敵か味方か分からない異質な存在感が見どころの一つになっています。
見どころ④財閥一族の恐怖
財閥会長の遺産を巡る争いと復讐などサスペンス要素も満載です。会長の義娘と義息子の冷酷な人物たちがお金に物を言わせてヨンランの命を狙いますが、そのドロドロの人間模様は、目が離せません。