韓国ドラマ「魔法のランプにお願い」あらすじ・キャスト・見どころまで完全ガイド

韓国ドラマ「魔法のランプにお願い」あらすじ・キャスト・見どころなどを紹介します。

目次

韓国ドラマ「魔法のランプにお願い」作品情報

作品名「魔法のランプにお願い」
原題다 이루어질지니(全て叶うだろう)
英題Genie, Make A Wish
企画CJ ENM
制作スタジオドラゴン、hwa&dampictures
動画配信Netflix
2025年10月3日
話数全13話
演出アン・ギルホ、イ・ビョンホン
脚本キム・ウンスク

「魔法のランプにお願い」あらすじ

感情豊かなランプの妖精ジーニー(キム・ウビン)は、千年の眠りから目覚める。彼を呼び出したのは、感情を抑えて生きる女性ガヨン(ペ・スジ)。ジーニーはガヨンに「3つの願い」を叶えると告げるが、その魔法は彼女の日常を大きく変えていく。

しかし、ジーニーは実は“イヴリス(Iblis)”──人間を試すために存在する危険な存在でもあり、ガヨンの心に揺さぶりをかけることが本来の使命だった。

やがて二人の間に芽生えるのは、単なる願い事を超えた“感情”だった…。

主要キャストと登場人物の関係性

ジーニー/イブリース(キャスト:キム・ウビン)

神によって無煙の火から作られた精霊。神に反発したイブリースは反発し天から地獄に突き落とされる。そこでイブリースは自分の運命を受け入れる代わりに、人間を誘惑し地獄に突き落とす“サタン”になることを神に要求する。神はその要求を条件付きで受け入れ、それが「3つの願い」の始まりになる。

しかし「3つの願い」で人間を堕落させるが、神の条件の心が清らかな少女に出会い闇の中へ追いやられることに。そして、その少女こそが転生前のガヨンだったー。自分を闇の奥へ追いやった心の清らかな少女と再会したら今度こそ堕落させると心に誓うイブリースだったが、少女は感情のないサイコパスとして転生していたガヨンは一筋縄ではいかず振り回されることに。

キ・ガヨン(キャスト:ペ・スジ)

感情が欠如したサイコパスの女性。サイコのせいで幼い頃に母親に捨てられ、祖母パングムに育てられる。パングムと清風村の住人が一丸となって育てられたガヨンは、あるルールとルーチンだけを守りながら生きていくことになる。そして年に1回、母親に会うために10年通い続けたドバイでジーニーに出会う。そして3つの願いを要求されるが祖母のルールといくつかのルーチンだけで生きているため、全く興味がなかった。しかし、ある刺激から喜びを感じお互いの命を賭けた計画に加わることにする。そして帰国すると、人間の姿をしたジーニーとの生活が始まる。

オ・パングム(キャスト:キム・ミギョン)

ガヨンの祖母、唐辛子農家(1~5話)。感情を持たないせいで母親に捨てられたガヨンにルールを教え育て上げる。

リュ・スヒョン/イジラエル(キャスト:ノ・サンヒョン)

ジーニーの兄弟。黒い翼の天使で死者の案内人。過去の300年間の戦いで多くの兄弟を失い、その時リーダーだったイブリースを恨み、また嫉妬している。神からジーニーが人間にひれ伏す日が来たら首を斬れと命令を受けているためガヨンを監視し、清らかな願いをさせようと計略する、しかし、ガヨンがイブリースのために自分を犠牲にしそうな気配がし始めたため焦る。

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見どころ:このドラマが面白い理由

ペ・スジの新境地の開拓で代表キャラを更新!

本作品でのペ・スジは、無表情でルールとルーティンを淡々とこなす役柄。ルーティンを崩されることを何よりも嫌うため、魔法のランプから登場したジーニーの存在さえ邪魔に感じ邪険に扱う。でも、反社会性パーソナリティ障害という設定であるながらも、可愛らしい面もある。最初に目についたのはドバイでのシーン。感情のない彼女は何が良いのか分からないまま他の観光客を真似して写真を撮ったり、お土産を選んだりしてみる。

そしてジーニーの登場に驚きを見せないどころか、ホテルの部屋ではジーニーの長い髪の毛をお腹に掛けて寝たふりをする。相手にもしていないが、存在そのものを嫌がってもいない証拠でもある。さらに一緒に空を飛んだ後に絶好の機会を得たことで本性を現すのだが、笑うことなく可愛らしさや愛おしさを表現するペ・スジの繊細な演技に感嘆するばかりである。

妖精?サタン?キム・ウビンのコメディチックなキャラクター

「願いを3つ叶える」という妖精ジーニーは誰もが神だと思い大切にするものだが、ガヨン(ぺ・スジ)は今までにない反応をするので戸惑うことに。千年ぶりに召喚され転生した土くれと再会するが、まさかのサイコ。このサイコの対応が、ジーニーのコメディ感を加速させているのは間違いない。いわゆる化学反応である。

千年の時を超えて蘇る真実の愛

なぜ千年の時を超えてガヨンとジーニーが再び出会ったのか?ジーニーは自分を深い闇の奥へ閉じ込めた土くれのことを恨んでいたが、ガヨンはそこに矛盾があることに気づく。どう考えても20年の誤差があり、過去に連れて行かれた時にはジーニーの怒りではなく悲しみの表情を読み取る。

確かに、そこにはジーニーが忘れている“何か”があったのだ。だが、真実の愛が明らかになっても、一方が死ななければならないという事実に二人は自分が犠牲になることを選択することにー。

予告<公式>

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