「暴君のシェフ」あらすじ・感想・相関図!画像はインスタグラムで紹介

Netflixシリーズ「暴君のシェフ」は、フランス料理国際コンクールで優勝し3つ星レストランヘッドシェフの資格を得たジヨン(ユナ(少女時代))が、朝鮮の王で絶対味覚の持ち主の暴君・ホン(イ・チェミン)の元へタイムスリップしたフュージョン時代劇。

9話まで視聴したところですが、面白すぎて先が気になりすぎてドキドキしてます。というのも、各話で料理を披露しつつ危ない目に遭うジヨン。その度に王ホンが助けに登場するのは分かっているのですが、あまりジヨンを虐めないで欲しい・・・。

その反面、王宮ロマンスではありますが、政治的に難しいところはほとんどないので気軽に見ることができるおすすめドラマの一つです。

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目次

暴君のシェフ あらすじ

フランス料理国際コンクールで優勝し、3つ星レストランヘッドシェフの資格を得るたジヨンは、帰国するために飛行機に乗るがトイレの中から500年前の朝鮮時代にタイムスリップする。しかも獲物を捕らえる罠の上に落ちてしま宙吊りに。そこへ現れたのが王ホンだった。弓矢を向けられて逃げようとするが、どこまでも追いかけてきて崖っぷちに立たされる。さらに、ホン自身も刺客に矢で射られ2人は一緒に川に落ちる。二人の命は助かるが、お互いに自分を守るために攻撃し合う。矢で射られ怪我をしたホンが気を失うと攻撃してこないように縛り上げ、道中で見つけた空き家で休むことにする。そこで絶対嗅覚の持ち主ギルグムに出会い、少しずつ自分が朝鮮時代にいることを実感し始める。

暴君のシェフ 相関図

引用元:WOW! Korea

暴君のシェフ 感想

朝鮮王朝史上前例のない暴君とされている燕山君(ヨンサングン/えんざんくん、1476年11月23日 – 1506年11月20日、在位:1494年12月29日(1495年1月25日) – 1506年9月2日(9月18日))がモデルの王ホン(イ・チェミン)ですが、即位当初は安定した政治を行っていたという歴史通り、特に政治的なトラブルはまだ起きていないようです。

ドラマ上では、生母廃妃ヨン氏の死に関して調べている途中といったところでしょうか。

そんな中、奇妙な服装をしたジヨンを見て“鬼女”だと思い、弓で射ようと追いかけるも自分自身が矢で射られジヨンと一緒に崖から川に転落。お互いに目を覚まし、しばらくやり取りをするも再び気を失うホン。

現代っ子ジヨンは自分を守るためにホンを縛り、一先ず傷に薬を塗るのですが、しばらく矢が刺さったままでした。

確かに刺さった矢は抜いたほうが危険という話もありますが、あまりにも長い間刺さったままで、しかもそのまま飯食ってるし・・・

ホンが最初に食べたジヨンの手料理。今思えばこの時から既にホンよりジヨンの方が気が強めで、ホンの餌付けに成功。やっぱり最初が肝心ですよね。

その後、ホンによって宮廷に連れて行かれたジヨンは水剌間の最高責任者 待令熟手になり料理を披露していくのですが、その邪魔をするのがホンの側室で悪女の淑媛カン氏/カン・モクジュ。

王の寵愛を受けなければならなかったモクジュは、王ホンの本心に気づきジヨンを排除するためにあらゆる作戦を決行。この時の笑顔が美しすぎて怖さ増し増しなんですよねー。

でも現代の料理界で頂点に立った百戦錬磨のジヨンはそう簡単に負けることもなく、自信たっぷりのドヤ顔で困難を乗り越えていきます。

そして王ホンとお互いに惹かれ合っていく中で、歴史を変えたのではないかということや、ホン自身が歴史上で実際に起きた事件を起こすのではないかと心配します。

実際に、歴史上で燕山君(ヨンサングン)は、母の死に対する怒りから、官僚や学者への弾圧を強化し、士林派(儒学者層)を大量に粛清した「甲子士禍」「己亥士禍」などの事件を起こします。その後、宮廷クーデターによって江華島に配流、王位を剥奪されて燕山君に封じられ2か月後に数え年の31歳(満30歳)で死去するので、心配する気持ちはよく分かります。

ジヨンの味方が多い!?ヴィラン TOP2はモクジュとチェサン大君!?

最初はジヨンの周囲は敵ばかりに見えましたが、料理の実力が高く水剌間メンバーはあっという間にジヨンの味方に。そして意外だったのが、モクジュからジヨンに乗り換えるのが早かったこのお方。

ホンの義兄で都承旨のイム・ソンジェ(キャスト:オ・ウィシク)。イム・ソンジェはイ・ホンと兄弟のように育ちながらも、“希代の奸臣”と呼ばれるほど計算高い人物なのでまだ気は抜けませんが、モクジュの後ろ盾チェサン大君(キャスト:チェ・グィファ)との対立はほぼ確定といったところでしょうか。

そして王宮で絶対権力を持つインジュ大王大妃(キャスト:ソ・イスク)の存在も大きいですね。ホンの母親のことで隠し事をしている一方で、常にホンのことを心配していますがモクジュの本性に気づいているのかいないのか。

ということで、ヴィラン(悪役)トップ2はモクジュとチェサン大君でしょうか。

10話でキスシーンよりも気になる あのセリフ!?

モクジュとチェサン大君の企みによって罠に嵌められたジヨンはついに拷問を受け投獄されることにー。しかし、大王王妃・王ホンとギルグムの絶対嗅覚によって無実を証明。ジヨンが窮地に陥るほどホンの愛は燃え上がり、ついに伴侶になって欲しいと伝えます。

ロマンチックなキスシーンだと話題になったのがこちら↓

このシーンももちろん素敵なのですが、それよりも気になったのが「(伴侶に)なってくれたら 毎朝ビビンバを作ってやる」という王のセリフ。

あー・・・言っちゃった。というのが正直な感想。王ホンはもうジヨンにメロメロですね。でも王が水剌間で料理するとか言い出したら、周囲はどんなに大変か思わず想像してしまいました。しかも、毎朝??マジ??

そしてジヨンもホンの想いを受け入れながらも歴史が変わることを懸念しそうですね。

そんなジヨンに言ってあげたい・・「仮想の物語だから歴史を変えてもいいよ。」って。

でも、突然現れた女性にメロメロになる王に、突然投獄されたり拷問されたりするヒロインにどこか既視感があると思ったら、キム・ヨンデ主演の禁婚令、朝鮮婚姻禁止令(2022年)の王ホンとヒロインのソラン(パク・ジュヒョン)がまさにこんな感じです。

王の名前もイ・ホンで同じだし・・・

「暴君のシェフ」を観た人におすすめのドラマ

シン・ヘソン×キム・ジョンヒョンの「哲仁王后~俺がクイーン!?~(2021年)」

「哲仁王后~俺がクイーン!?~(2021年)」は、現代のシェフ ボンファンが朝鮮時代にタイムスリップし哲仁王后のキム・ソヨン(シン・ヘソン)の体に移るフュージョン時代劇。周囲が敵だらけの宮廷で王妃ソヨンの身に何が起きたのか、どうすれば生き延びることができるのかー。

こちらも料理を軸に物語が進んでいきます。

チャン・テユ監督作品

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