韓国ドラマ「濁流」あらすじ・キャスト・見どころまで完全ガイド

韓国ドラマ「濁流」あらすじ・キャスト・見どころなどを紹介します。

目次

韓国ドラマ「濁流」作品情報

作品名「濁流」
原題탁류
英題The Murky Stream
制作アンピオエンターテイメント
話数全9話
演出チュ・チャンミン
脚本チョン・ソンイル
配信先Disney+
2025年9月26日から2025年10月17日

あらすじ

舞台は朝鮮王朝。幼い頃に女真族の襲撃によって母親を亡くしたシユルは、その時チョンの母親に助けられ二人は兄弟のように育つ。町が襲われた時に真っ先に官僚たちが逃げ出すのを見た二人は、共に科挙に合格し国軍将校になることを夢見る。しかし、理不尽な理由から科挙を受ける資格がないことを知ったシユルは1人官舎へ行くが相手にされず、ついには罪人として追われる身になりチョンと離れ離れになる。

異なるそれぞれの道を歩む二人は数年後、無法地帯と化した地で“ならず者”と“従事官”という対立する立場で再会するー。

主要キャストと登場人物の関係性

チャン・シユル(キャスト:ロウン)

麻浦の渡し場のならず者。過去を隠し日雇いの労働者として働き、賃金はまともに支払われず人間以下の扱いを受けながら過ごしていた。正義を貫くために我慢の日々だったが、再び問題を起こしパン家やユン家から追われる身となる。

そんな中で、チェ商団の娘チェ・ウンとの出会いや、兄弟のように育ち従事官となったチョン・チョンと感動の再会を果たす。チョンに迷惑をかけないため遠くに行こうとするが、過去を知ったムドクに脅され無法者の仲間に加わることになる。

チェ・ウン(キャスト:シン・イェウン)

朝鮮最高の商団「チェ商団」座長の娘。商才があり自身も商売をしたいという希望があったが、女性だという理由から父親に反対される。しかし兄デイルが官僚になると言い張るため、チェ商団の副座長として仕事に携わることになる。

最初は無法者のシユルの事を軽蔑していたが、麻浦の渡し場の頭領になったムドクの2番手になっていたシユルが日雇いの労働者のために日よけの対策をしたり理不尽な税を廃止したことを知り見直す。

チョン・チョン(キャスト:パク・ソハム)

シユルと兄弟のように育つが、シユルが放火事件を起こしてから別々の道を生きることになる。武科に首席で合格し捕盗庁の従事官になり、初任務で各所を回っているときにシユルと感動の再会を果たす。その一方で、捕盗庁の実態を知り正そうとするが、上官のドルゲらに阻止される。

そんな中、ソホ翁主の叔父で大護軍のテソクに見込まれ黒幕を炙り出すために無法者を一斉検挙するが、その中に再会してから探し続けていたシユルがいたことにショックを受ける。さらにドルゲの策略によって無法者は保釈され自分自身が投獄されることになる。

パク・ムドク(キャスト:パク・ジファン)

麻浦の渡し場のならず者、日雇いの労働者を弟分ワルワルらと共に統括し、労働者たちに税を収めさせてから仕事を与えていた。頭領ドクケに収める税が少なく肩身の狭い思いをしていたが、No2を目指すためにシユルの弱みを見つけ、脅して仲間に引き入れることに成功する。さらに、シユルの窮地を救うために頭領ドクケの足に鎌を振り下ろし助けると、歩けなくなったドクケは頭領を引退し自分が引き継ぐことになる。

カン行首(キャスト:チョン・ベス)

朝鮮最高の商団「チェ商団」の行首で渡し場の内情に詳しい。チェ・ウンが副座長になると仕事の内容を説明しながら同行する。

チェ・ジョンヨプ(キャスト:ユ・ソンジュ)

チェ商団の座長でチェ・ウンの父。息子のデイルは商団の跡を継がず官僚になると言い、娘ウンは女性ながらにして商売に携わりたいと言うので頭を抱える。商才を見込みチェ・ウンに副座長を任せるが、販路を絶たれてしまったため副座長の座から降ろし婚姻させようとする。

イ・ドルゲ(キャスト:チェ・グィファ)

捕盗庁の従事官。麻浦のならず者たちの頭領ドクケが集めた税を徴収している人物。新任のチョン従事官を従わせようとするが、どうしても反発するため濡れ衣を着せて投獄する。

オ大監(キャスト:イ・ジェヨン)

大監。捕盗庁の従事官ドルゲの背後にいる人物だが、さらに背後に黒幕がいる。

ワン・ヘ(キャスト:キム・ドンウォン)

女真族の元将軍。密貿易するために京江を掌握しようと考える。裏でオ大監と手を組み着々と縄張りを広げていく。過去、女真族として町を襲いシユルの母親の命を奪った人物でもある。

テホ君(キャスト:チェ・ウォニョン)

王族、ソホ翁主の叔父で大護軍。渡し場の利益の半分が着せていることに気づき、黒幕を突き止めるために尽力する。地図を作成する一方で、従事官のチョンを巻き込む。

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見どころ:このドラマが面白い理由

ロウンの新境地!ワイルドな“ならず者”

今までのロマンスたっぷりの作品とは違って、え?誰?と思うほど本作品で様変わりを見せたロウン。まさに新境地の開拓に成功です。しかも見た目とは裏腹に、正義を貫き通そうとする強い意思や、理不尽な悪に立ち向かうときの眼光の鋭さなど見どころになっています。

3人の運命と目指すもの

澄んでいた川が濁流と化し無法地帯になる中で、それぞれの立場から目指すものが同じというロマンス溢れるストーリーは見どころの一つ。シユルは無法者の世界で、チョンは官僚の世界で、ウンは商団の世界で、それぞれに悪が存在し“同業”の中では太刀打ちできないものの、3人が同じものを目指して手を組めば最強では?という期待感や希望に溢れる内容になっています。

実力派スタッフ&キャストが集結!

『王になった男』で知られるチュ・チャンミン監督×『今、私たちの学校は…』や『推奴~チュノ~』を手掛けたチョン・ソンイルの脚本という実力派制作スタッフの元に、ロウンを筆頭にパク・ジファン、チェ・ヨンウ、チョン・ベス、ユ・ソンジュ、イ・ジェヨン、チェ・ウォニョンらの名優が勢揃い。

壮大な世界観の中に、“ならず者”を主軸とした新鮮さもあり、迫力と深みを兼ね備えた作品になっています。

キャラクター映像

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